2013年12月14日(土)
本日12月14日に東京・池袋のヤマダ電機 LABI1池袋モバイルドリーム館で行われた、PS3/PS Vita用ソフト『真・ガンダム無双』の発売前先行体験会&スペシャルトークショーの模様をレポートする。
『真・ガンダム無双』は、『機動戦士ガンダム』シリーズとコーエーテクモゲームスのアクションゲーム『無双』シリーズがタッグを組んだ『ガンダム無双』シリーズの最新作。シリーズの集大成として位置付けられ、120機以上のプレイアブル機体が登場するうえ、ボリューム、グラフィック、システムのすべてが進化を遂げている。
スペシャルトークショーには、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史シリーズプロデューサーとバンダイナムコゲームスの後藤能孝シリーズプロデューサー、小美野日出文プロデューサーが登場。鯉沼プロデューサーと後藤プロデューサーは、PS3ローンチの半年後に一作目を発売し、PS4が発売されるころになって『真・ガンダム無双』を発売することについて触れ、ハードの普及とともに展開してきた『ガンダム無双』シリーズの思い出について振り返った。
▲左からバンダイナムコゲームスの後藤能孝シリーズプロデューサー、小美野日出文プロデューサー、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史シリーズプロデューサー。 |
スペシャルトークショーで始めに紹介されたのは、原作の物語を追体験できるオフィシャルモードについて。小美野プロデューサーが『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の最初のミッションをプレイしながら、モードの説明を行った。
公式サイトやゲーム媒体などではしっかりと紹介されていない要素だが、オフィシャルモードには登場人物たちが掛け合いをするアドベンチャーパートが収録されている。掛け合い部分のボイスはすべて新規で収録されており、登場キャラクターの立ち絵は会話時にしっかりと口パクしていた。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の最初のミッションは、アーモリーワンをファントムペインが襲撃したところからスタート。アスラン・ザラが搭乗するザク・ウォーリアを操り、小美野プロデューサーが敵MSを撃破していく。しばらくゲームを進めると、インパルスガンダムの出撃ムービーが流れ、操作キャラクターがシン・アスカに変化した。さらにミッションを進めると、『ガンダム無双2』以来となる宇宙ステージに移行。1つのミッションで、何度も状況が移り変わる変化のある戦いを楽しめるようだ。
▲細かい部分ではあるが、この『真・ガンダム無双』では『無双』シリーズとして初めて、戦闘中のキャラが口パクをしながら会話する。 |
続いて紹介されたのは、データベース。ゲームを進めることで、一度見たストーリーやムービーをいつでも見ることができるモードだ。ここでは、“ガルマ散る”のアドベンチャーパートに収録されている「親父にもぶたれたことないのに!」の一連の名シーンが例として紹介された。鯉沼プロデューサーは、初代『機動戦士ガンダム』のストーリーもしっかりと再現されているため、今からアニメを見返すのはつらいという人にもオススメだと紹介した。
オフィシャルモードにはないクロスオーバー展開が魅力のアルティメットモード。本作では120機以上のMSを操作することができ、さらに『ガンダム無双』シリーズとして初めて、ビグ・ザムなどの巨大モビルアーマーも操作できる。動くことができないデビルガンダムを除いて、ゲームに登場するモビルアーマーはすべてプレイアブルだという。
巨大モビルアーマーをプレイアブル可能にすることについては、開発当初、「大きすぎるため、ステージの道にハマってしまうのではないか?」などと議論を呼んだそうだ。その問題も無事にクリアされ、今まで以上の一“機”当千による爽快感が演出されている。なお巨大MAに搭乗すると、敵機が積極的に射撃武器を使用してくる。当日は難易度イージーでのデモプレイのため、巨大MAの圧倒的な強さが紹介されていたが、実はハードでプレイすると、巨大MAでもかなり苦戦させられるという。
最後に紹介されたのは、本作のDLCについて。すでにウイングガンダムゼロ Endless Waltz版のDLCが発表されているが、DLCによる追加機体やシナリオは『ガンダム無双3』の同数程度が用意されているという。現在DLCのマスター真っ最中ということで、情報公開は12~1月に予定しているそうだ。
▲初回封入特典のベアッガイも実機プレイを混ぜつつ紹介された。余談だが、『真・ガンダム無双』のインストール容量は4,000MBだという。購入する前に、PS3のデータ容量を空けておくといいだろう。 |
▲“ガンダムパーフェクトゲームス”に無料会員登録し、そこで発行されたプロダクトコードを入力することでプレイできる追加シナリオ“最強の赤は誰だ!?”の紹介も。 |
最後に鯉沼プロデューサーは、「年末の余暇を過ごす時にプレイしていただき、年間のストレスを『真・ガンダム無双』で発散してほしいです」と語り、イベントは終了となった。
▲実は本作のポスターには、すでにDLC以外のプレイアブル機体がデザインされているという。 |
(C)創通・サンライズ
発売元:バンダイナムコゲームス 開発元:コーエーテクモゲームス
※画面は開発中のもの。
データ