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2013年12月18日(水)

PS Vita『ゴールデンタイム』に出演している堀江由衣さん&古川慎さん、原作者の竹宮ゆゆこ先生からのコメントやゲームシステムなどを紹介

文:てけおん

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 “キャンパスライフアドベンチャー”とうたっている本作では、舞台となる福来大学内のさまざまな場所でイベントが発生する。勉強に恋にバイトにサークルにと、自由度が大きく増す大学生活の気分が味わえそうだ。

『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
『ゴールデンタイム Vivid Memories』
▲万里たちが通う福来大学市ヶ谷キャンパスを俯瞰で見たMAP。お昼時や講義の合間など、さまざまなタイミングでMAPイベントが発生する。気になるキャラクターには積極的に話しかけていこう。

■気になるヒロインと親密になれる“履修登録”システム■

 本作には大学生ならではの“履修登録”がシステムとして実装されており、万里たちはゲーム中でもしっかりと講義を受けることに。気になっているキャラクターと同じ講義を選択することで、そのキャラクターとのイベントが発生する。誰がどんな講義に出席しているのかは、日常の会話から推測しよう。

『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
▲こちらは履修登録の様子。NANA先輩が“宗教学”を選択しているなど、ちょっぴり意外な一面を知ることもできる。

■最新イベントCGを紹介!■

 さまざまなことが起きるキャンパスライフだが、その中でも特に印象的なシーンにはイベントCGが挿入される。今回は新たに公開された4点のイベントCGを紹介しよう。

『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
▲地下鉄の最寄駅で降り大学へ向かう万里の目の前には薔薇の花束を抱えて茫然自失状態となっている柳澤が……。▲大学の図書館で高いところにある本を取ろうとしている千波。ぴょんぴょんと頑張る姿にキュンキュンくる人もいるのでは?
『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
▲怪しげなサークルに勧誘され、覚醒してしまった万里と香子。結晶ペンダントまでつけられてバッチリ洗脳されてしまっているようだが……?▲裸のリンダが恥じらいながら万里の前に!! どんな展開でこのイベントが発生するのか、そして他の女性キャラにも似たようなシーンがあるのか気になる!

■茶道部による惨劇(?)がミニゲームに!■

 本編とは別に収録されるミニゲーム3種が収録される本作。その内の1つ『SadouDefender』は、“魔界”と呼ばれ恐れられる茶道部の飲み会において、自らの貞操を守るべく茶道部員たちと戦うゲームとなっている。

『ゴールデンタイム Vivid Memories』

 プレイヤーは万里・柳澤・二次元くんの3人の中から1人を操作キャラ、その他の2人をサポートキャラとして選択。操作キャラは居酒屋のふすまやテーブルで作ったバリケードが壊されないよう“おしぼり”を投げて応戦する。

『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
▲こちらは『SadouDefender』のスクリーンショット。

 茶道部に引きずりこもうとする部員たちにはいくつかの種類があり、それぞれにスピードやパワーなどが異なっている。サポートキャラの特殊スキルなども駆使しながら、魔界に君臨するボス“さおちゃん&しーちゃん”を撃退しよう。

『ゴールデンタイム Vivid Memories』
▲“さおちゃん&しーちゃん”登場! もしも撃退に失敗してバリケードが壊されてしまった時にはもちろん惨劇が……。

■堀江由衣さん&古川慎さんのコメントをお届け!■

 本作に出演している堀江由衣さん&古川慎さんから、コメントをいただいた。ゲームについてだけではなく、TVアニメ第10話までについても心境を聞かせていただいたので、ぜひご覧いただきたい。

『ゴールデンタイム Vivid Memories』 『ゴールデンタイム Vivid Memories』
▲堀江由衣さん▲古川慎さん

――これまでのTVアニメの収録を終えての感想・心境をお聞かせください。

堀江さん:香子ちゃんは気持ちのふり幅が大きいので、毎回演じるのが大変ですが、とても楽しく収録させていただいてます。

古川さん:最初のころのにぎやかな学園生活からうって変わって、万里たちメインキャラ同士の関係が描かれるようになって「あ、いよいよお話の核心に触れ始めたな」という印象です。

――それぞれが演じているキャラクターの第一印象と今の印象をお聞かせください。また、自分自身との共通点、もしくは共感できるところなどはありますか?

堀江さん:女子としてとても共感できる部分は多いです。この『ゴールデンタイム』という作品は大学生みんなの成長を描いていく作品なのかなと私は思っているので、いろいろありつつも香子ちゃんはもっともっと変わっていくのではないかと思っています。

古川さん:最初は結構芯のあるイメージが強かったのですが、こうして物語が進んで行くと、場面によってブレや迷いがあったりで、今はいい意味で“すごく人間臭い”人だと感じてます。そういうブレや迷いがある部分は僕も持っているので、共感できます。

――『ゴールデンタイム』の魅力とはどこだと感じますか? また、実際にTVアニメをご覧になってのご感想をお聞かせください。

堀江さん:回を重ねるごとに人間関係が複雑になっているので、とてもおもしろいです。あと毎回香子ちゃんのお洋服が変わるので、それを見るのが楽しみです。

古川さん:先の読めない展開だと思います。幽霊万里くんも含めて、キャラクターたちの行動力が凄いので、本当に次がどうなるのか分からないです。TVアニメは登場人物たちが生き生きと動いていて、収録時には見えなかったキャラクターの表情の移り変わりも見ることができておもしろいです。

――堀江さんは、『ゴールデンタイム』と同じく竹宮ゆゆこ先生原作の『とらドラ!』で櫛枝実乃梨を演じていましたが、竹宮ゆゆこ先生の作品についてどのようにお感じでしょうか?

堀江さん:女の子のキャラクターが非常に魅力的で、一筋縄ではいかないところがとても好きです。

――古川さんに伺います。初めての主演ということで、この作品にかける思いをお聞かせください。

古川さん:昔から物語の主人公に憧れていたのですが、その最初の作品がこの『ゴールデンタイム』でとても光栄です。本当に先が読めない作品で、僕自身もこれからの展開が気になっていますが、最後まで多田万里を全力で演じたいと思います!

――お気に入り、または注目のキャラクターは誰ですか?

堀江さん:やっぱり香子ちゃんです。今までは、わりと好きな人に執着してしまう性格でしたが、今後、万里との関係で、どう成長して変わっていくのか気になります。

古川さん:主要人物たちは皆さん好きなのですが、それ以外では茶道部のお2人がすごくインパクトがあって好きです(笑)。

――本作がゲーム化されると聞いてどう思いましたか?

堀江さん:うれしい反面、どんなゲームになるんだろうとハラハラしました(笑)。

古川さん:びっくりしました! どんなゲームになるのかなーって妄想しました。

――ゲームの音声収録をして、気になったセリフやシーンなどはありましたか?

古川さん:登場人物たちと万里との出会いがルートによって異なったりする部分が気になります! アニメ第1話で、サンバ隊に囲まれた万里を助けるのがコッシー先輩になるルートがあったりしたところが特に……。

――堀江さんはこれから収録とのことですが、収録に向けての意気込みをお聞かせください。

堀江さん:たくさん演じると、その分キャラクターが身近になる気がするので大変ですが、楽しみでもあります。

――すでに収録が始まっている古川さんにお聞きします。本作では、約20種類のマルチエンディングが描かれることになっていますが、どのようなエンディングがあるとおもしろいと思いますか?

古川さん:今の万里くんと、幽霊万里くんが2人とも身体を持って現れるエンディングとか見てみたいです! いろいろ丸く収まりそう!

――こちらも古川さんにお聞きします。本作の初回限定版には、香子のフィギュアが同梱されますが、ご感想などいただけますか?

『ゴールデンタイム Vivid Memories』

古川さん:とてもグラマラスで……魅力的です!!でも、いざ持ち帰ったら置き場所に悩みます(笑)。

――『ゴールデンタイム Vivid Memories』の発売を待つユーザーに一言メッセージをお願いします。

堀江さん:ゲームの『ゴールデンタイム』の世界を楽しんでいただけたらと思います。ぜひ、たくさん遊んでください♪

古川さん:アニメでは描かれなかったエピソードや様々なif、「もしも……」なルートが楽しめます!『ゴールデンタイム Vivid Memories』をお楽しみに!!

■竹宮ゆゆこ先生コメント■

――ゲーム化の申し出を聞いてどのように思いましたか? また、その企画内容をご覧になった感想は?

竹宮先生:『とらドラ・ポータブル!』のメインシナリオライター再集結……これを聞いて拒む理由などあるわけもなく、全力でうれしく、ひたすらありがたく、一報を聞いたその瞬間から今日までずっと感激し続けております。

 企画内容を拝見したところ、原作の展開に大変気を使っていただきつつも、ゲームらしいおもしろさにもこだわってくださっているのがわかり、完成がさらに楽しみになりました。

――シナリオを監修されたご感想をいただけますか。

竹宮先生:とにかく、大ボリューム! そして、内容が濃い! 笑いも涙も惜しげなく盛り込まれていて、シナリオを読んでいる間は脳みそずっとフル回転でした。息継ぎの余裕がないおもしろさです。

――どのキャラクターとのエンディングにグッときましたか? そのキャラクターへの思い入れとともに教えてください。

竹宮先生:どのエンディングも本当に味わい深いのですが、あの子やその子との涙腺ドツボ激突き展開のアレコレには正直触れるのが(ネタバレ的意味で)恐ろしい。触れられそうなところでは、個人的には“霊魂バスターズエンド”の衝撃が大きかったです。

 さおちゃん&しーちゃんとともに、万里は斜め上にぶっ飛んでいきました。このまま彼らの将来を追い続けていきたい。さおちゃん&しーちゃんは、原作では登場することが少なくなっていってしまったので、このように生かしていただけてうれしくもあり、活躍シーンが楽しくもありました。

――発売を待つユーザーに一言メッセージを頂けますでしょうか。

竹宮先生:『ゴールデンタイム』をこれまで応援してきてくださった皆様には、きっと楽しんでいただけると思います。見てみたかったあんなシーンやこんなシーンがてんこ盛りです!

(C)竹宮ゆゆこ/アスキー・メディアワークス/おまけん
(C)KADOKAWA CORPORATION 2014
※ゲーム画面は開発中のものです。
※フィギュアの写真は試作品です。実際の商品とは多少異なる場合がございます。

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