2013年12月19日（木）

『ディアブロ III』各クラスの中盤の戦闘に役立つスキルを紹介――有利な戦況を作り上げて魔物の群れを殲滅せよ

　スクウェア・エニックスから2014年1月30日に発売されるPS3用ソフト『ディアブロ III』について、プロローグや各クラスの特徴を紹介する。

　『ディアブロ III』は、米ブリザード・エンターテインメントが手掛けるアクションRPG『ディアブロ』シリーズの最新作。いわゆる“ハック＆スラッシュ”型のタイトルで、キャラクターを育て、武器や防具を集めながら、悪魔に包囲された“サンクチュアリ”で戦いを繰り広げる。PS3版では、遊びやすいようにPC版からインターフェイスや操作方法が改修される。なお、日本語化にあたってのゲーム仕様・表現の変更は行われない。

～プロローグ～

　ニュー・トリストラムができてから20年。ここは一攫千金を夢見て旧トリストラムや大聖堂にやってくる冒険家たちの、休息の地となっていた。本作のヒロインであるリアと、その叔父であるデッカード・ケインは、1年ほど前にここへ辿り着いた。

　彼らの目的は、“終末の預言書”の断片を探すこと。“終末の預言書”には、地獄の軍勢が人間界・サンクチュアリに侵攻し、終末をもたらすと記されていた。ケインは破滅を食い止める方法を求めて、預言書の失われた断片を探す。

　ある夜。いつものように大聖堂にて調べ物をしていたケインだが、空から現れた流星が大聖堂に激突した。流星は地獄の底まで届きそうな深い裂け目を残し、ケインの姿は消え去った。

　街を訪れた主人公は、リアの依頼を受けて、生死不明のまま行方知れずとなったケインの捜索を手助けすることになる。それはやがて、サンクチュアリの存亡をかけた大きな戦いへと発展していく。

　死者を呼び戻す邪悪な魔法の力が感じられる。急がなければ、ニュー・トリストラムも旧トリストラムのように滅びることになる。


▲デッカード・ケイン（声：藤本譲）……20年にわたって“終末の日の預言書”の失われた断片を探し求め、その解読を進めている。


▲リア（声：伊藤静）……ケインの姪。幼いころに母親と死に別れたため、ケインの旅に同行している。


▲大聖堂を襲う流星が、平穏な日々の終わりを告げる……。

■仲間とともにダンジョンを探索！

　本作は、最大4人のパーティにてダンジョンを探索できる。マルチプレイはオフライン/オンラインの双方に対応している他、オンラインの際はさまざまな条件の指定が可能だ。

●さまざまなマッチング方法

　オンラインプレイにおけるマッチングには、パーティごとに設定された条件から参加先を任意で選択する“ゲームを検索”と、自分の指定した条件から自動でメンバーが選出される“クイックマッチ”という、2通りの方法が存在する。

　指定できる条件は、“モンスター討伐（協力プレイ）”か“決闘（対人プレイ）”といった基本ルールから、国やリージョン、使用言語まで、多岐にわたる。

　なお、本作のマッチングには進行度合いによる制限が存在しない。マッチング相手が自分よりもゲームを進めていて、後半のダンジョンに挑戦している場合は、序盤では入手できない貴重なアイテムをいち早く入手できる可能性がある。


▲マルチプレイの目的は、モンスター討伐、決闘、鍵の番人という3つから選択できる。		▲高レベルのダンジョンでも、パーティで挑戦すれば攻略は容易だ。


▲仲間とパーティを結成し、冒険に出発！


▲訓練場にて、プレイヤー同士の決闘を行える。なお、決闘で戦闘不能となっても、経験値やアイテムのロスト、装備品の耐久度低下などは発生しない。		▲ダンジョンの最深部には、強敵が待ち構える。1人で敵わなければ、仲間と力を合わせよう。

■プレイヤーキャラクターの“クラス”

　これまでにも各クラスの特徴を紹介してきたが、今回は物語の中盤（レベル20前後）にて活躍するスキルを紹介する。

●バーバリアン

【主要能力値】筋力

　バーバリアンは、強靭な肉体を駆使した攻撃的な戦法を得意とする。バーバリアンがスキルに用いるリソースはフューリー（怒り）で、敵を攻撃したり、逆に攻撃されたりすると蓄積される。

【スキル】アースクエイク（レベル19で習得）

　バーバリアンは単体の敵へ大ダメージを与えるような攻撃を得意とするが、アースクエイクは一定範囲の敵をまとめて攻撃するスキル。なお、本作では一度に複数の敵を倒した場合、経験値にボーナスを得られる。


▲地面を揺らして攻撃！　敵に包囲された時などに役立つ技だ。

●デーモン・ハンター

【主要能力値】敏捷性

　遠距離攻撃や罠の設置、隠密性に長けたデーモン・ハンター。ヘイトレッド（憎悪）とディシプリン（自制心）を力の源とする。なお、ヘイトレッドの回復は早く、ディシプリンの回復は遅い。

【スキル】カルトロップス（レベル6で習得）

　カルトロップスは、敵の移動速度を低下させる罠。序盤から終盤まで広く活躍する上に、スキルルーンの効果を重ねればさらに強力になる。


▲敵の動きを阻害し攻撃力の高い遠距離攻撃で叩くというのが、デーモン・ハンターのセオリーとなるだろう。

●モンク

【主要能力値】敏捷性

　神々と精霊の力を司る、聖なる戦士・モンク。力の源となるスピリット（精神力）をは、基本攻撃を繰り出すごとに蓄積される。攻撃だけでなく肉体の治癒にも長けているため、攻守のバランスは他クラスと比較して格段に秀でている。

【スキル】聖域（レベル22で習得）

　モンクがスキルで作り出す聖域に、敵は侵入できない。セットしているスキルルーンによっては、聖域内の自分や味方に回復や与ダメージ増加などの効果を与える。

【スキル】天鐘（レベル22で習得）

　モンクにとっては希少な範囲攻撃。鐘を鳴らして光の波を放ち、軌道上の敵すべてにダメージを与える。聖域と組み合わせれば、敵に触れることなく一網打尽にできる。


▲安全地帯から一方的に攻撃。味方のサポートにも役立つクラスだ。

●ウィッチ・ドクター

【主要能力値】知力

　生命と死の力を司るウィッチ・ドクター。マナをリソースとして、数々の強力な呪術を繰り出す。

【スキル】毒蛙（レベル11で習得）

　毒蛙を召喚する。この蛙は、敵と接触した際に爆発する。

【スキル】ゾンビ・ドッグ（レベル4で習得）

　2匹のゾンビ・ドッグを召喚。ゾンビ・ドッグはプレイヤーキャラクターとともに戦ってくれる。使役モンスターには、セットしているスキルルーンに応じてダメージの上昇や毒の付与といった追加効果が発生する。


▲毒蛙とゾンビ・ドッグを同時に使役するウィッチ・ドクター。多数の敵に襲われた場合でも、数で対抗できるのがウィッチ・ドクターの強みだ。

●ウィザード

【主要能力値】知力

　ウィザードは、この世の創造を司る“アーケイン・パワー”がスキルのリソース。攻撃、防御、回避などさまざまな魔術を駆使する。なお、他クラスのリソースと比較すると、アーケイン・パワーは回復速度が速い。

【スキル】エレクトロキュート（レベル15で習得）

　稲妻を放って敵を攻撃する。稲妻は最大で3体の敵に連鎖してダメージを与える。

【スキル】スロウタイム（レベル16で習得）

　時空の歪みを作り出して、周囲にいる敵の攻撃速度や移動速度を低下させる。


▲攻撃系の魔法はレベルに応じてダメージが上がり、スキルルーンによって効果範囲も広がる。スロウタイムで敵の動きが鈍っている間に、高威力の魔法を叩き込もう。

『ディアブロIII』公式サイトはこちら

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