『ブレイブリーデフォルト FtS』ベルフェゴール討伐レビュー＆攻略！ ほぼすべての攻撃を吸収する強敵の倒し方とは？

文：ごえモン

　3DS用RPG『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』の強敵レビュー＆攻略第4弾では、12月17日に無料配信された“ベルフェゴール”の倒し方をお届けします！

　今回の相手は“怠惰”を司る悪魔。推奨レベルが80とこれまでで一番高いので、かなり強い気がするのですが、いつもの静寂＋忍者コンボで楽勝でしょう！　僕の考えた殿堂入りパーティはどんな敵にだって勝てるんですよ!!　……なんてなめつつ、難易度HARDで挑戦してみました。これが死亡フラグってやつか。

▲今回のお相手“ベルフェゴール”。見た目は……あんまり強くなさそう？

■全員レベル77。“忍者・導師・魔人・スーパースター”で挑戦！

　いつもの強敵レビューはエンカウントOFFのデータで挑戦しているのですが、あまりにも推奨レベルとかけ離れてしまった（全員レベル68）ので、ついにエンカウント率を－100％から変更してしまいました。現在クリア後の8章なのですが、もうそのころになるといくらでも稼ぎプレイが可能なので、エンカウント率縛りはもはや意味をなさないんです。

▲レベル上げ後のパーティを紹介。ほとんど“アスモデウス”戦の初戦と同じ構成です。どうせ勝ちそうになって、パーティを変えるんだろうなぁ……。

　戦闘開始後、まずは恒例の“しらべる”です。HARD時のHPは337,500、弱点は火、種族は飛行でした。レベル80だけあって、パラメータは全体的に高いです。第2回で戦った“アスモデウス”を全パラメータ強くしたような印象。魔攻が200と高いので、魔法中心で攻めてくるのでしょうか？　まあ、火属性が弱点ということで、“ブレイブ×2～3→一気呵成→二刀流魔法剣ファイガ”の餌食でしょう！

▲パラメータ的には、非常に強い敵だと表現できます。まさに“強敵”。

　1ターン目、とりあえず導師のアニエスに静寂を使わせて、他のメンバーにデフォルトを使わせました。次のターン、ベルフェゴールはこれまでの強敵と同じく、サンダジャという“ジャ系”の最強全体攻撃魔法を使ってきましたが、静寂のおかげですべて0ダメージ。なんとなく勝てそうな空気を感じたので、静寂は使わず、一気に攻撃に転じてみます！

　3ターン目の敵の行動は“怠惰”。どうやらパーティメンバー全体に全属性弱点化を付ける技のようです。なるほど。このあとに“サンダジャ”を使ってくるコンボというわけですね！　どこかで見たことがある戦闘パターンじゃないですか。これなら、導師の“大精霊の加護（※1）”か“神秘（※2）”で対策はバッチリですね。それじゃあ、忍者のティズ先生、サクっとやっちゃってください！

※1……4ターンの間、味方全体に全属性の耐性を付与するアビリティ。必要BPは2。

※2……4ターンの間、味方全体に全属性吸収の効果を付与するアビリティ。必要BPは3。

【忍者・ティズ先生の勇姿】

▲あれ？　気のせいかな？		▲疲れているのかな？　なんか緑色の文字が見えるんですけど……。

▲……ふぇっ!?		▲全部吸収されとるやないけー！

　全部吸収されとるやないけー！（大事なことなので）　どどど、どういうこと？　弱点は火じゃなかったんですか？　システムが嘘をついているってこと？　え、じゃあこの後のリングアベルのフルブレイブ→ファイガはどうなるの？

▲……あれ？　普通にダメージが通りました。なんだ、魔法ならOKなんだ。		▲ふぇぇぇ！

▲……。		▲リングアベルぅーーー！

　1回目のファイガは通って2回目以降は吸収……なんだこれ。ベルゼブブの“暴食”とも違う。1回目のファイガが効くということはもしかして？　ちょっと敵のステータスを再確認してみましょうか。

▲弱点が水属性に変わってる!?

　つまりは弱点攻撃を1度当てると、弱点が変化するというわけですね。理解しました。たぶん、火→水→雷→闇→光→火か、もしくは火→水→雷→火と弱点がループするのでしょう。これだと魔法剣二刀流がまったくの意味をなさないですが、魔人のリングアベルがフルブレイブし、使う魔法を変えていけば問題ないわけですね。

　念のため、次のターンにブリザガを使ってみると、下画面に表示されているベルフェゴールの弱点が水から雷にリアルタイムに変化！　ふっふっふ、タネさえ割れてしまえばこちらのものです。

▲下画面で弱点を確認できるシステムでよかったー。		▲ホント、弱点をいつでも確認できてよかったー……って、なんか新しい技を使ってきました！

　ベルフェゴールはまだまだこんなもんじゃ終わらないらしいです。“スフィア召喚”という技で、3体の“スフィア”が新たに戦場へ現れました。ただでさえ強いのに、もう3体敵が現れるなんて。あれ？　ちょっと待てよ……スフィアのこの形状、3体という数、ベルフェゴールの“怠惰”の効果。なんかものすごくいやな予感がするのですが!?

▲やっぱりー!?　スフィアがサンダジャとファイジャを使ってきました。残りの1体は物理攻撃の“体当たり”でしたが、おそらくブリザジャも使ってくるでしょう。

▲結果、久しぶりの全滅。無茶しやがって。

　ベルフェゴールが“怠惰”で弱点を付け、その後にスフィアが強力な全体魔法を使ってくるというお手本のようなコンボにやられてしまいました。ベルフェゴールに攻撃を通す手段も特殊ですし、個人的には今まで登場した強敵の中で最強な気がしています。そして、一番おもしろそう。

→ベルフェゴールの倒し方を考えてみる。やはり時代は黒魔法？（2ページ目）

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MAIN CHARACTER DESIGN：Akihiko Yoshida.

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