『スペシャルフォース 2』の最強クランを決定する国際大会をレポート！ 武器バランスの変更を中心とする最新アップデート情報も

文：チョロ松

　NHN PalyArtが運営するPC用オンラインFPS『スペシャルフォース 2』。本作におけるアジア最強のクランを決定する国際大会“SPECIAL EXHIBITION MATCH 2013 ASIA”が、東京・平和島のイベントスペース“RED＆BLUE TOKYO”にて12月21日に開催された。

　本大会には、2013年の各大会を勝ち抜いた3つのクランが日本代表として参戦。さらに中国や韓国からは、プロ選手で構成された強豪クランが参加し、アジア最強を決めるのにふさわしいトップレベルの戦いを繰り広げた。

▲ハンゲーム公式キャラクターのハンゲ太郎氏が、イベントのMCを務めた。		▲実況はOoooda氏（左）。解説は、『スペシャルフォース 2』のプロデューサーを務める佐野氏（右）とYamatoN氏（中央）が担当した。

■強豪の韓国クランを打ち破って日本のクランが優勝!!

大会は、トーナメント方式で5対5の団体戦にて進行。日本の3クランと中国・韓国のクランが別の組に分かれて対戦を繰り広げた。1回戦第1試合は、前回のリベンジに燃える“STRIFE”と、誰もが認める実力を持ちながらこれまで優勝を逃している“AX-Fivestars”の対決。STRIFEが高い判断力を発揮して、第1マップと第2マップを連取して、準決勝にコマを進めた。

▲STRIFE。		▲AX-Fivestars。

　準決勝第1試合は、1回戦を勝ち抜いたSTRIFEと、今夏に開催された“SUPER LEAGUE 2nd Season”の覇者“Rylaiz”の対決。個人技を得意とするRylaizだったが、STRIFEの奮戦の前に第1マップと第2マップを落としてしまい、決勝戦にはSTRIFEが出場することが決定した。

▲Rylaiz。		▲総合的な判断力に定評のあるSTRIFEが勝利！

　準決勝第2試合は、元プロゲーマーで構成された韓国最強のクラン“Lunatic-hai”と、FPS人口の最も多い中国の代表クラン“NEW4”による対決。Lunatic-haiは随所でプロの腕前を見せつけ、第1マップと第2マップをあっさりと連取した。なおRylaizとNEW4による3位決定戦は、Rylaizが得意の個人技で第1マップと第2マップで続けて勝利し、3位の座を確保した。NEW4は対戦後に「レベルの差を痛感したので、もっと頑張りたい」とコメントし、来場者から大きな拍手をもらっていた。

▲Lunatic-hai。		▲NEW4。

　頂上対決となる決勝戦には、日本クランのSTRIFEと、韓国クランのLunatic-haiが出場！　昨年の大会では日本が韓国にストレート負けを喫しており、その雪辱が期待された。第1マップは、韓国のプロリーグでもしようされている“バイオ研究所”。しかしSTRIFEが1ポイントを先取するという展開に。その後はシーソーゲームが続き、辛くもSTRIFEが最初の勝利をモノにした。

　第2マップの“工事現場”では、Lunatic-haiが勝利。勝負の行方は第3マップの“デザートキャンプ”に持ち込まれた。来場した多数のファンの熱気に包まれた激闘の末、見事優勝を勝ち取ったのは、日本代表クランの1つ“STRIFE”！　優勝が決まった瞬間、会場は割れんばかりの歓声と拍手に包まれた。

　優勝したSTRIFEのクランマスター・StanSmith氏は、「韓国がとても強くて苦戦しましたが、日本が強いことをアピールできてうれしい」と笑顔でコメント。準優勝となったLunatic-haiのクランマスター・Jung young su氏も、「日本のチームが思っていたより強く、負けてしまいました。でも、今日は素晴らしい試合ができてよかったです」とコメントした。なお優勝したSTRIFEのメンバーには、優勝賞品として米俵3つが贈られた。これは、プロデューサーを務める佐野氏の実家が、お米屋さんという理由だそうだ。

　イベント会場では、当日限定の“リアルガチャ”や、豪華賞品が当たる優勝クラン予想、気になるデバイスに直接触れる体験スペースなど、さまざまな催しが行われた。また大会の終了後には、オフラインイベント大抽選会も。さらに、次期アップデートの情報も公開されたので、次のページで紹介する。

→武器に関する大幅な変更が!?（2ページ目へ）

Published by NHN Japan Corp.
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