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2013年12月27日(金)

『龍が如く 維新!』をより楽しめるPS Vita用無料アプリを紹介――資金・経験値・素材集めに持って来いの内容に加えオンライン対戦機能も搭載

文:キャナ☆メン

 セガから、2014年2月22日に発売されるPS4/PS3用ソフト『龍が如く 維新!』。本日の記事では、そのコンパニオンアプリ『龍が如く 維新! 無料アプリ for PlayStation Vita』にスポットを当てていく。

『龍が如く 維新!』

 『龍が如く』シリーズは、伝説の極道・桐生一馬を主人公として生々しい人間ドラマを描いてきたアクションアドベンチャーゲーム。その最新作『龍が如く 維新!』では、現代から幕末に舞台を変え、桐生一馬の内面を持つ“坂本龍馬”を主人公にした物語を描いている。桐生の人生になぞらえて親殺しの罪で追われる龍馬が、“斎藤一”と名を偽り、真犯人の手がかりを求めて新選組へ潜り込む斬新なストーリー展開も特徴的だ。また、シリーズの人気キャラクターたちも、それぞれ歴史上の人物として作中に登場する。

 紹介するコンパニオンアプリは、その名の通りPS Vita用の無料アプリとなる。『龍が如く 維新!』本編の中から、やり込み要素の“バトルダンジョン”と“アナザーライフ”、シリーズでおなじみの“賭場ミニゲーム”が収録され、それぞれPS Vita向けにアレンジされたバージョンをプレイ可能だ。アプリ内のセーブデータをPS3/PS4版の本編にフィードバックすれば、資金稼ぎや素材集めに役立てられる。配信時期は2014年2月で、PlayStation Storeからダウンロードできる。

■『龍が如く 維新!』の一部を無料でプレイできるアプリの内容を詳しく紹介

 ここからは、『龍が如く 維新! 無料アプリ for PlayStation Vita』のより具体的な内容について紹介する。掲載するゲーム画面は、PS3版と断っていない場合は、すべて無料アプリ版のものだ。

『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲無料アプリ版のメニュー画面。画面左下に表示された“アップロード/ダウンロード”から、ゲーム本編とのデータ連動が行える。▲アナザーライフで別宅から出る際も、バトルダンジョンや賭場ミニゲームへ直接アクセスできる。

●バトルダンジョンの内容とメリット

 バトルダンジョンとは、仲間にした隊士を連れ、ダンジョンを舞台にしたさまざまな任務に挑む新システム。仲間にした隊士はカードになっていて、それぞれバトルに役立つスキルを所持している。任務に同行させられる隊士は最大4人で、プレイヤーが自由に組(部隊)の編成をできる。

『龍が如く 維新!』
▲バトルダンジョンのメニュー画面。

 本編であればアドベンチャーパート内で仲間を増やすことも可能だが、無料アプリ版では“募兵”コマンドを使い、新たな隊士を仲間にできる。ちなみに、“募兵”は本編内でも使用可能で、資金を使って仲間を増やすコマンドだ。その他、ダンジョン内でバトルに勝利した際、倒した敵が改心して仲間になりたいと言ってくることもあるので、アプリ内のプレイだけで仲間を増やせる仕組みになっている。

 任務を攻略すれば報酬が手に入る他、ダンジョン探索の過程で、素材収集や戦闘による成長も狙える。セーブデータを反映させれば、入手したアイテムを本編に持ち帰ることはもちろん、龍馬のレベルと段位を共有できるので、後述する制限を除けば、本編内でバトルダンジョンをプレイするのと同じと考えてもらって大丈夫だろう。

『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲バトルダンジョンでの戦闘シーン。『龍が如く 維新!』本編とは異なり、タッチ操作で隊士のスキルを発動し、サポートを受けられる。

【参考】(本編におけるゲームシステム紹介)
→バトルダンジョンについて
→龍馬の成長とカスタマイズについて

【無料アプリ版でバトルダンジョンを遊ぶメリット】
・武具の強化や作成に必要な素材を入手できる。
・戦闘を通じて龍馬や仲間が成長する。
・任務をクリアすると報酬が手に入る。
・敵を倒した際、仲間を増やせることがある。
・外出先でバトルダンジョンの内容をプレイできる。

●無料アプリ版でバトルダンジョンを遊ぶ際の制限について

 実は、『龍が如く 維新! 無料アプリ for PlayStation Vita』は、『龍が如く 維新!』本編を持っていなくともプレイできる。配信時期は2014年2月ということで、本編の発売前後どちらに配信開始されるのか不明だが、いずれにせよ本編と連動しない場合は、下記の制限が設けられていることに注意してほしい。

 とはいえ、本編と連動させれば制限は解除されて、PS3/PS4でバトルダンジョンをプレイするのと同じになる。本編を購入する前に無料アプリ版を入手した場合は、製品版へ引き継ぎ可能な無料体験版をプレイするような気分で、本作を楽しもう。十分に龍馬を成長させ、資金や素材を集めておけば、有利な状態で『龍が如く 維新!』を始められる。家でじっくりプレイする時はストーリーに集中したい、という人などにもオススメのアプリだろう。

『龍が如く 維新!』 『龍が如く 維新!』
▲PS3版『龍が如く 維新!』の画面。龍馬が土佐を脱藩する前というかなり序盤だが、ある程度成長させないと使えない技を繰り出して戦っている。▲こちらは無料アプリ版の画面。アナザーライフでアイテムや資金を集めた結果だが、資金の充実ぶりがすごい。

【無料アプリ版の制限(バトルダンジョン)】
・龍馬の成長が、レベルは20、段位は各10で止まる。(※1)
・最初のダンジョンである“野盗の洞窟”内の任務10個しかプレイできない。(※2)
・バトルダンジョン内で敵に倒された際、仲間の忠誠心が下がって脱走する場合がある。この時に脱走すると、無料アプリ版では再び仲間にする手段がない。(※3)

※1 『龍が如く 維新!』本編と連動すれば、レベルは99、段位は各25まで育てられる。
※2 『龍が如く 維新!』本編と連動すれば、すべてのダンジョンのすべての任務を遊べるようになる。
※3 『龍が如く 維新!』本編では、ある場所を訪れると、脱走した仲間を再び迎えるチャンスがある。

→次のページで“アナザーライフ”と“賭場ミニゲーム”の遊べる内容や連動要素を詳しく紹介(2ページ目へ)

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