2013年12月27日(金)
日本一ソフトウェアは、2014年1月30日に発売するPS Vita用ソフト『魔界戦記ディスガイア4 Return』から新情報を公開した。
『魔界戦記ディスガイア4 Return』は、2011年2月にリリースされたPS3用ソフト『魔界戦記ディスガイア4』をベースに、新たなシステムやヴァルバトーゼとアルティナの過去を描くシナリオが追加されたタイトル。また、『魔界戦記ディスガイア4』にて配信されたDLCもすべて収録されている。
今回の新情報は、新要素を含む強化・育成のシステムについて。また、公式サイトおよび“ニコニコ静画”にて4コマ漫画の連載もスタートしている。
本作には、“テラ魔法”を超える“ペタ魔法”が追加される。これまでにペタスターやペタヒールを紹介してきたが、新たに“ペタファイア”のビジュアルが公開された。
ペタファイアは炎系における最上級魔法。炎の魔神が出現し、業火を放つとともに鉄鎖による打撃を繰り出す。演出にあわせてダイナミックに動く、専用の描き下ろしイラストにも注目だ。
『魔界戦記ディスガイア3 Return』にて好評だった汎用キャラクターたちの“職業専用技”が、本作にも搭載される。戦士や僧侶など各職業の個性を生かした攻撃が繰り出される他、戦士なら武器破壊、忍者なら敵から狙われなくなるなど、特殊な追加効果を持つものが多く存在する。ペタ魔法と同様、職業専用技にも特殊な演出が用意されている。
▲戦士の専用技“E・クラッシュ”。怒涛の連撃を叩き込み、敵の装備を破壊する。 |
▲死霊魔術師の専用技“スカルクライス”。出現させた巨大なドクロが、広範囲の敵を飲み込む。 |
▲アンドロイドの専用技“ランドデマイズ”。天に向けて発射したレーザーが反射され、地上に向けて雨霰と降り注ぐ。 |
▲覆面ヒーローの専用技“巨大ヒーローごっこ”。敵も味方も巨大化する。相手が怪獣(魔物)だと威力が上昇。 |
ヴァルバトーゼたちの拠点である“戦挙事務所”では、キャラクターメイクによって新たな仲間を迎えられる。作り方・育て方によっては、固有キャラクターすら凌駕するほどの強力なユニットとなる場合もあるようだ。
本作には、20種類の種族(魔物)と25種類の職業が登場する。物理攻撃に強いスライム(粘泥族)や肉弾戦が得意な戦士といったわかりやすいものから、状態異常技を多数持つコカトリス(怪鳥族)や死者を操る死霊魔術師といった変わったものまで、多彩な職業/種族が存在する。ベストな職業と種族の組み合わせを探してみよう。
▲多彩な職業と種族と多岐にわたる育成方針から、どのようなキャラクターを作り出すかはプレイヤー次第だ。 |
各キャラクターは、“味方の能力を上昇させる”、“敵からアイテムを盗みやすくする”、“移動力を上げる”など、それぞれ“魔ビリティー”と呼ばれる特性を持っている。各キャラクターが覚える魔ビリティーは、職業や種族によって異なる。特に職業や種族に関係する魔ビリティーは、うまく利用すればキャラクターの性能を最大限に発揮させるカギになるという。
作成したキャラクターは、新党“地獄”へ参入する際に、各々の“魔ニフェスト”を宣誓する。魔ニフェストには、魔界らしい荒唐無稽な公約や小粋なジョーク、漫才など、多彩なバリエーションを誇る。キャラクターを作り出す際は、どのような魔ニフェストを宣誓するかにも期待しよう。
武器や防具、道具などアイテムの中には、“アイテム界”という世界が広がっている。アイテム界は入る度に構造が変化するランダムダンジョンとなっていて、クリアするごとにそのアイテムの性能が向上していく。アイテム界を深奥までクリアすれば、初期アイテムでも驚異的な性能を持つようになる。
性能向上の方向性は、ダンジョン内に出現する特殊な敵との戦いや、ステージ分岐の選択などによってさまざまに変化。さらに“不思議な小部屋”や“界賊の襲来”など、アイテム界ならではの仕掛けも数多く用意されている。
アイテム界と同様、戦闘キャラクターの内部にもランダムダンジョン“キャラ界”が存在する。通常のキャラクター育成では“移動力”や“反撃回数”などの一部ステータスは強化できないが、これらは“キャラ界”のクリアによって成長させられる。
ステージ中には魔ビリティーの習得に関係するオブジェクトも登場し、キャラクターの育成方針に大きな影響を与えることもある。“最凶”ユニットの育成を目指すのならば、避けては通れないダンジョンだ。
公式サイトおよびニコニコ静画にて、本作をモチーフとした4コマ漫画の連載がスタートした。今後、不定期で全10回にて掲載されるとのことだ。
▲第1・2回の1コマ目。ゲーム本編とは違った側面から、各キャラクターが描かれる。 |
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