2014年1月6日（月）

『シェルノサージュ』の“セカイパックVol.10”は1月30日に配信開始――天文によってイオンへ“再教育”という名の洗脳が施される

　ガストは、PS Vita用ソフト『シェルノサージュ～失われた星へ捧ぐ詩～』について、DLC“セカイパックVol.10‐崩壊編第二幕‐”の概要を公開した。

　“セカイパックVol.10‐崩壊編第二幕‐”では、キャスたちとジルの再会、天文によるイオンの再教育、ネイと多数のシャールたちの接触などが展開される。このDLCの配信開始日は1月30日で、価格は500円（税込）。

“セカイパックVol.10‐崩壊編第二幕‐”あらすじ

　PLASMAの追っ手を振り切るため、天文台の大穴から飛び降りたキャスとサーリ、そしてネロ。突然のネロの行動に死を覚悟したキャスとサーリだったが、ソレイルの重力操作によりゆっくりと下降していく。

　本来の目的である天文台からは遠ざかってしまったものの、一時とはいえ危険から離れたことで安堵するキャスとサーリ。縦坑の奥で待つ人物が、再び自分たちを窮地に追い込んでいくことも知らずに……。

　一方、ぱれす・にゅろきーるの散策からソレイル内部へと戻って来ていたイオンは、ようやくカノンとの再会を果たし、緩やかに進む世界の滅びに正当な資格を持たない自分達がどうすべきか話し合う。しかし、その時間も束の間。レナルルのもとへと戻ったイオンは、天文による再教育プログラムが施されるのだった。

　また、夢ノ珠から過去の資料を回収してきたネイとクラケットも、レナルルの手によって再び軟禁状態になってしまう。自らの情けなさにふて腐れてしまうネイだったが、そんな彼女の心に数え切れない数の想いの声が届く。別可能性軸で彼女自身が経験した2年間。そこでもたしかに聞いたことがある声……。

　そう、それは忘れもしない数多のシャールたちの想いの声だった。

少女の声はセカイに響き、想いは奇跡となってセカイを紡ぐ――

■世界観紹介

　航宙移民船ソレイルの頂上にある施設。本来は“箱舟計画”において天体の観測及び調査が行われるはずだった。ソレイル全体を見わたせるため、“ぱれす・にゅろきーる”における洗脳波を発信する場所としても利用されている。その発信源とされる巨大な真空管の正体は、謎に包まれている。

　第二世代型シェルノトロンサーバーとして活動するシャールたちを生み出すための巨大な培養槽。

　かつて地文が計画し、天文が作り上げた“箱舟計画”に用いられる予定だった移民船。計画自体は頓挫しており、使用目的がない状態にある。しかし、その内部には新生ジェノミライ研究所が設立されており、最先端の技術研究が行われている。

　シェルノトロンの普及によって現ラシェーラの内政を握る、天文の総統。知名度はクラケットやウンドゥのような著名人と比較して劣るものの、優れた科学者でもある。

　ラシェーラ救済計画のひとつである“グランフェニックス計画”の指導者として別セカイからイオンを召還した張本人。皇帝となってラシェーラを救済する代わりに彼女をもとのセカイへ還すと約束をした人物でもある。


▲キャス、サーリ、ネロが縦抗の先で出会った人物は、天文に囚われたはずのジルだった。一方、PLASMAでは特務総監にレナルル、総統に以前と変わらずリーヴェルトが着任。リーヴェルトはイオンの再教育を企てる。


▲イオンとカノンは再会して互いの無事を確認しあうが、カノンは「自分たちは皇帝を目指すべきではない」と話す。また、ネロは自分のセカイに還るための方法として“インターディメンド”を語る。


▲囚われたキャスを助け出そうとするネロとサーリ。また、再び軟禁状態となったネイとクラケットは、シャールの声を聞く。


▲フラスク流体室にて、不思議なシャールと出会うキャス。そしてレナルルはイオンに再教育の方法を説明する。

志方あきこ

　葉加瀬太郎氏が音楽総監督を務めるHATSレーベルより、1stアルバム『Navigatoria』でデビュー。歌唱だけでなく、自身でも作編曲を行う。自身の楽曲は、民族的なリズムと多重録音による緻密なコーラスワークによる構成が特徴的。

(C)GUST CO.,LTD. 2012

データ

▼『シェルノサージュ～失われた星へ捧ぐ詩～ RE：Incarnation（リインカーネーション）』ダウンロード版: ■メーカー：ガスト; ■対応機種：PS Vita; ■ジャンル：ETC; ■発売日：2013年2月21日; ■価格：6,300円（税込）

▼『シェルノサージュ～失われた星へ捧ぐ詩～』ダウンロード版: ■メーカー：ガスト; ■対応機種：PS Vita; ■ジャンル：ETC; ■発売日：2012年4月26日; ■価格：4,200円（税込）