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2013年12月29日(日)

PS3/Xbox 360『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』は気軽に対戦格闘ゲームの奥深さを楽しめる傑作!【電撃オンラインアワード2013】

文:kbj

 電撃オンラインで実施している、2013年のベストゲームを決める投票企画“電撃オンラインアワード2013”。今回は、コーエーテクモゲームスから発売中のPS3/Xbox 360用ソフト『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』について、電撃オンラインのkbjが語ります。

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』

 今回、自分が紹介したいのは、対戦企画でお届けした『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』。このゲームを使った開発者との対戦企画をソフト発売前に実施し、そこに自分も参加したのです。実は格闘ゲームをやっていた時、真ん中よりも下くらいのランクで、うまい連中に勝てなくて悔しいために離れていったという過去があります。当初は、頭数をあわせるために参加するだけの予定だったのですが、遊んでいるうちに、以前にプレイしていた時のおもしろさを思い出してきました。ここではそんな本作の魅力を、お届けしていきたいと思います。

■読み合いを制した時の爽快感は抜群!

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』

 さまざまな3D格闘ゲームがある中で、本シリーズの特徴といえば、“打撃”と“投げ”、“ホールド”という3すくみでしょう。投げようとしている状態は打撃でつぶすことができ、打撃はホールドで受け流したりダメージを与えたりできます。そして、ホールドには投げで大ダメージを与えられるのです。

 その中でも、やや難易度の高いテクニックが、打撃にあわせてコマンドを入力するホールド。タイミングは練習する必要があるのですが、決まった時は相手に対して有利になるメリット以上に、「よしっ!」とガッツポーズしたくなるような高揚感があります。

 このホールドを決めるためには、対戦相手のくせや、キャラクターの技を把握しておく必要があり、やり込むほどに奥深さを感じます。予測できないことが多数起こりうるので、勝敗はたゆたっているのですが、適当にやっている人が勝つのではなく、知識を持っている人や実力のある人が結果的には勝利を手にします。対戦ゲームの諸行無常とも言える部分ですが、だからこそ勝った時はうれしいのです。

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』

 ただ、やられている側もやられっぱなしではありません。ガードができなくなる“クリティカル”状態でも、ホールドは可能。調子に乗って単調な上段打撃を繰り出してきた相手をしっかりホールドできた時は、まさに“窮鼠猫をかむ”。例え負けたとしても、追い詰められたネズミも満足感を味わえます。その満足感があるからこそ、負けた悔しさをバネにまた練習するという、戦いのサイクルが始まるのです。

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』
▲ステージの床や壁に設置されたデンジャーゾーン。ここに相手をぶつければ、さらなるダメージが!▲パワーブローで相手を吹っ飛ばして、大ダメージ! 飛ばす方向によっては、デンジャーゾーンやステージ演出などでの追加ダメージを与えられます。

■キャラクターゲームとしても楽しいバランス

 3D対戦ゲームの入口として重要なことに“ガチャプレイでも気持ちいいか”というのがあるように思えます。システムをまだよく把握していない状態や、コマンド技をいくつかしか出せない状態だったとしても、ボタンを押しているだけで楽しめる。それがあると、モチベーションにつながりますからね。

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』

 もちろん、対戦するゲームである以上、有利不利はあります。ということはキャラクターに強弱が存在する……のですが、この『DOA 5 Ultimate』は上級者になるまではそこまで気にせずに、気楽に楽しめます。

 つまり……自分が好きなキャラ(女性)を存分に使うことができるのです! できるのです!!

 本作の外せない要素の1つとして、華やかな女性キャラクターの存在があります。さらに言うならば、カワイらしいモデリングと衣装、あとはおっぱいです! 個人的にはスラッと伸びた脚もすばらしく魅力的だと思っているのですが、やはり世間一般的な『DEAD OR ALIVE』シリーズに抱くイメージは、おっぱいだと思うんです。

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』

 そのおっぱい、本作『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』では揺れを変更可能。初代のような揺れを楽しめる“レジェンド”、ゲームらしいややデフォルメされた揺れの“ノーマル”、自然な揺れを表現する“ナチュラル”、揺れない“OFF”の4タイプがあります。

 先ほど、脚が好きだと力説しましたが、別におっぱいが嫌いなわけではありません。否、おっぱいが嫌いな男なんていないはず! 正直“OFF”にするメリットはないようにも思えるのですが、「バトル中にぷるんぷるん揺れると気が散る!」というストイックな人にはいいのかもしれません。いずれにしても、自由に選択できるのはいいことですね。

『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』
▲画像ではまったく伝わりませんが、“レジェンド”はかなり揺れます! かなり揺れます!!
『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』
▲あくまで個人的にですが、現在のモデルになった時に、一番印象が変わったと思うのはティナ。▲あと、『バーチャファイター5』からゲスト参戦しているパイは、ワタシ好みのカワイらしさですね!
『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』 『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』
▲新作コスチュームだけでなく、ダウンロードコンテンツも用意されています。ユニークなものから復刻衣装まで、さまざまあるので、欲しいものをチョイスしてみては?

次のページで基本無料版や対戦のおもしろさを掲載!

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データ

▼『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』(ダウンロード版)
■メーカー:コーエーテクモゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:FTG
■配信日:2013年9月5日
■価格:5,400円(税込)
▼『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate』(ダウンロード版)
■メーカー:コーエーテクモゲームス
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:FTG
■配信日:2013年9月5日
■価格:5,400円(税込)
▼『DEAD OR ALIVE 5 Ultimate:Arcade』
■メーカー:コーエーテクモゲームス
■対応機種:AC
■ジャンル:FTG
■稼動日:2013年12月24日

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