2014年1月16日（木）
『ドラッグ オン ドラグーン3』キャラ人気投票の途中結果発表（1月26日締め切り）。フォウ＆デカートがゼロを抑えて大金星!?【電撃DOD3】
実は今回のファン参加企画ですが、キャラ人気投票とあわせて、いくつかおまけの設問も用意しています。ちょっと答えにくいかなと思ったので、あくまでおまけとして聞いてみたのですが、思いのほか熱いコメントが多くて喜んでいます。本当に本当にありがとうございます！
【おまけ質問：なぜカイムとアンヘルのカップリングは女性ファンの人気が高いのか？】
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●わたくし、生物学的にはメスのほうですが、的確な答えは出せないと思われます。私の中で彼らは既に神格化されていますので、カップリングと言うのもおこがましいです。
ただ、初代Aエンドでカイム王子のためだけにアンヘルが自ら封印になると言ってしまえるほどの2人の絆が、ファンの心を萌え…いえ、涙させ、心を動かすのではないでしょうか。重ねて、エンシェントドラゴンを前にして恐れを感じるアンヘルを温めてあげるカイム王子とか、そんなところも…いいですねぇ…。（ASUKAさん）
●『DOD2』でカイムが世界中の人を敵にまわしてもアンヘルを助けようとするところや、『DOD1』でアンヘルが自分を犠牲にしてカイムのために封印の役割を引き受けたところとか、自分のすべてをかけて相手のために行動してるからかな？（カズジンさん）
●あの荒みきった世界の中で少しずつ仲を深めていく様をプレイヤー目線で見ていたからではないでしょうか。また、カイムが声を出せないという設定なのでアンヘルが代弁することも多く、その様子がこの2人は2人で1つなのだととらえられていたのかもしれません。（あらまきさん）
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●やっぱりあのカイムの涙にやられたんじゃないですかね？ 狂気に支配されたカイムの心を、最後の最後で解きほぐしたアンヘルの包容力、というか。（デカートのような男になりたいさん）
●まず大事なのは“温める”だったと思います。これは画期的で、体を撫でることで人がドラゴンに慰めを与えられる、異種間のみに通じる愛情表現の発明だったと思います。
そしてもう1つが、実際には愛情を交し合う言葉も態度も行為もまったくなかったことだと思います。女性は妄想する生き物です。妄想するには、その余地を許す余白がないといけない。
カイムは言葉を発しない。アンヘルは安易に心を語らない。それゆえに2人がどう想いあっているかもわからない。だからこそ妄想の余地になり、しかし、その妄想の材料となる“温める”が存在し、なおかつ『DOD2』でカイムが迎えに行き心中するという悲劇的な結末があり、2人の関係が多く言葉を費やさずに語られたことが、かえって精神的に強固な愛情を表現することになり、女子の妄想を膨らませる余地とともに、一気に萌芽したのだと思います。（S-1さん）
●最悪の出会い、相性だったにもかかわらず、徐々に距離を縮め、最終的には心を許す関係になるという少女漫画の王道を踏まえているからだと思います。（まめたさん）
●あのとにかく復讐しか考えてなかったカイムが初めて他人に対して愛情を持ち、優しく接したことに女性は心を打たれたのではないでしょうか。それに対してものすごい照れた感じになった誇り高き竜にギャップというか、かわいらしさと親しみを持てたことがおそらく人気の高さの秘密ではないでしょうか。そんな2人を見たら種族の壁なんて関係ない！ 応援したくなっちゃう!! というか。つまり人間くささに人は弱いのではないでしょうか。（efuwoさん）
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●友情と恋愛の間のようだからではないでしょうか。誰かのために動くということはかっこいいではないですか！（ハルさん）
●“女性ファンの人気が高いのか”。そこがそもそもの間違いだ。男でもあの純愛はたまらない…『DOD2』のアンヘル戦なんか涙なくしては戦えない。（淫果さん）
●おそらくですが、カイムとアンヘルに対して“美しい愛”や“永遠の愛”といった自分の思い描く理想の恋人像と重ね合わせて見ているのだと思います。
カイムとアンヘルは、“アンヘルは雌型”と記載されていたことがあることから、いわゆる腐女子と言われる方々が好きな“男×男”ではなく、“男×女”として受け取っている女性が多く、その上で自分をアンヘルに重ねて“愛し合っているけれど引き裂かれる恋”、“「自分を犠牲にしてでも、愛する人を守る私（Aエンド）”、“愛する人と敵対してしまう私（Cエンド）”、“苦しめられていた私を助けてくれたカイム、私を苦しめるやつを倒して救ってくれたカイム、私を愛して探し続けてくれていたカイム、そして最後は心中して二人の愛は永遠よ（DOD2）”というように勝手に解釈しているからだと思われます。
これが“アンヘルは雄型”と表記されていれば腐女子が沸いたのでは？ と思います。
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ではどうしてノウェとレグナはそうではないのかというと、レグナは圧倒的父性が感じられ、そういった邪な感情の生まれる隙がなかったからではないかと思います。
ピーターさんのアンヘルは艶があり、また人間嫌いと言いながらも徐々にカイムと打ち解けて行くような、そして唯一の常識龍（？）というか包容力もあり、それがプレイヤー側も徐々に感情移入していってのAエンドだったので（初見は絶望だけど、最後まで見て一番救いがあったと後々わかるのも含め）、より強く、そして涙を流すカイムを見て、“気持ち通じ合ってたんじゃん！”と印象に残り、“カイムとアンヘル＝純愛”として刷り込まれたのだと思われます。
私自身はカイムとアンヘルは愛情というよりも友情という感覚が近いので、カイムとアンヘルが好きすぎるあまり、フリアエを蔑（ないがし）ろにするような方々のお気持ちは残念ながら完全に理解することはできません。
しかし、カイムとアンヘルの契約者としての枠を超えた強い気持ちの結びつきはとても感動しましたし、それがあってこそ『DOD2』での最期のシーンでの涙があったのだと思います。（マカロフ投法さん）
【おまけ質問：6人のウタウタイは何色の下着がお気に入りだと思いますか？】
※各キャラについて、上位3つの色の得票パーセントを発表します。
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キャラ |
1位 |
2位 |
3位 |
ゼロ |
黒（37％） |
はいてない（32％） |
白（19％） |
ワン |
白（49％） |
赤（16％） |
黒（15％） |
トウ |
青（42％） |
白（12％） |
はいてない（8％） |
スリイ |
はいてない（36％） |
紫（21％） |
黒（14％） |
フォウ |
白（35％） |
ピンク（15％） |
はいてない（9％） |
ファイブ |
豹柄（28％） |
はいてない（23％） |
白（9％） |
◆担当編集・TDBのつぶやき：すっげー余談なんですけど、アンケートの設問にあるキャラ口調のセリフは、僕が書いて、名取佐和子さんにチェックをいただいたんですよ。ミハイルについては「ウザかわいさをプラス」とか、キャラごとにタメになる監修をいただいたんですけど、デカートとオクタのセリフは修正なしでOKをいただきました。
もしかしてだけど、僕ってデカートやオクタとのシンクロ率が高いってことですかね？
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さておき、アンケートの結果に関する雑感です。カイムとアンヘルの関係については、1人のファンとして「なるほど」と首肯してしまう熱い意見が多くて、とても勉強になっています。こういう感覚って、文章で理由付けをするとチープになってしまうこともありますが、逆に文章化してもらうことで多種多様な考え方の源泉の部分に触れられるので、個人的にはとても興味深いですね。
そして、いろいろと予測不可能な部分が多かった下着の色アンケートですが、やっぱり人間の集合意識ってあるんですかね。ほとんどのキャラについて、一択、もしくは二択くらいに絞られていて、あまりブレていない印象です。こちらもある意味、非常に興味深い結果になっていると思います！
しつこいようですが、最後にもう一度！ 投票やイラスト募集の締め切りは2014年1月26日の24：00です。まだ投票していない人は、お急ぎください！
(C)2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Character Design : Kimihiko Fujisaka.
データ
- ▼『ドラッグ オン ドラグーン3 設定資料集＋ザ・コンプリートガイド』
- ■プロデュース：アスキー・メディアワークス
- ■発行：株式会社KADOKAWA
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