2014年1月27日(月)
『難攻不落三国伝~蜀と時の銅雀~』は、戦略を駆使して美少女武将たちと要塞を守る3DS用シミュレーションゲームです。その関連作、『難攻不落三国伝~魏と大いなる戦線~』と『難攻不落三国伝~呉と大河の衛者~』が、1月29日に3DSダウンロード用タイトルとしてクロンより発売されます。
『難攻不落三国伝』シリーズは、三国志を題材とするタワーディフェンスゲームです。バトルパートの他、魅力的な武将たちとの物語がフルボイスで展開するアドベンチャーパートも大きな魅力となっており、パラレルワールドの中国を舞台に、重厚な物語が紡がれていきます。
今回は、エレキコミックのゲーム大好き芸人・今立進さんの紹介により、三国志をこよなく愛する、相方のやついいちろうさんが登場! シリーズのシナリオ原案および原作を手掛けた、クロンの吉田真太郎さんとの対談が実現しました。
三国志の話を始めると2時間は止まらないと評判の吉田さんと、自称・芸能界一の三国志マニアであるやついさんとの、白熱の三国志バトルが繰り広げられます。はたして、最後まで中国の大地(脳内風景)に立っていられるのはどちらか……。
▲エレキコミック やついいちろうさん(左)と、クロンの吉田真太郎さん(右)。 |
やついいちろうさん(以下、やつい):『難攻不落三国伝』は、初めてプレイするジャンルですけれど、ゲームが苦手な人でもできるシステムはいいですね。
吉田真太郎さん(以下、吉田さん):タワーディフェンスゲームといって、仕組みは簡単なんですが、奥が深いゲームなんです。コンシューマタイトルを普段遊ばない人でも、ブラウザゲームやアプリなどでプレイしたことがある人が多いジャンルだと思います。
“このジャンルでゲームを作ろう”と企画が始まり、自分は個人的に好きだった三国志を題材にしようと思い、開発部に提案したんです。ただ、タワーディフェンスゲームで三国志を表現するのは、かなり無理がありました……。
やつい:出る前から負け戦じゃないですか!
吉田:樊城(はんじょう)にいる関羽状態ですよ。
やつい:確実に全滅ですね。
吉田:いつから三国志をお好きなんですか?
やつい:僕は、小学生の時にコーエー(現:コーエーテクモゲームス)の『三國志』をプレイしてからです。友だちがPC-8801版『三國志』を持っていたので、友人の家でプレイしましたね。
でも、ゲームだけでは三国志のストーリーがわからなくて……。その友人の家には、横山光輝版『三国志』があったので、読んで勉強しましたね。あとは、ゲーム特典の“副読本”を熟読して、武将を覚えていったりね。つまり、三国志エリートですよ!
吉田:ゲームからだったんですね。僕も、小学生の頃にSFC版の『三国志II』からでした。ストーリーは、大好きだったNHKの『人形劇 三国志』で学びましたね。
最初は、“劉備の英雄伝”と思って見ていたんですが、メインキャストであるはずの“関羽が死んだ”んですよ。ショックでしたね。生まれて初めて、布団を殴って物に当たりました。「張飛は大丈夫だろう」と思っていたのに、数話後にあっけなく死んでしまって……。本当にショックでした。
やつい:だいたい、スターは死なないものですからね。
吉田:「曹操はなんて悪いヤツなんだ!」と子ども心に思いました。しかし大人になって、「三国志とは生き方なんだな」と思ったんです。それぞれの立ち位置があって、それぞれの正義を持って戦っている。その結果、争いが起きているけれども、“誰が悪い”というものは一切ないんですよね。三国志が、学校では教えてくれない教科書になっていたんです。
やつい:僕も、“三国志は人生”だと思いますね。
吉田:コーエーさんから新しい『三國志』シリーズタイトルが出るたびに、必ずプレイしました。最近は、仕事が手に付かなくなるくらいやり込んでしまうので、どうしようと思う部分はあるんですが……。
やつい:『三國志II』は本当にやり込みましたね。あとは、3Dの1枚マップを搭載した『三國志IX』も好きですね。
吉田:あれは名作ですね。めちゃめちゃおもしろい!
やつい:ですよね!
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