2014年1月23日(木)
こんにちは! ライターのファイです。TVアニメも始まった新作TCG『フューチャーカード バディファイト(以下、バディファイト)』。明日1月24日に発売されるスタートデッキ“強ドラ”と“フォージング・ブラッド”のサンプルをもらったので、そのプレイレポートをお届けします!
TCG『バディファイト』は、ブシロードから発売されている『カードファイト!! ヴァンガード』の弟分のようなポジションのゲーム。初めてTCGに触れる人でもすぐに楽しめるシンプルなルールが特徴です。1試合10~15分程度で終わるスピーディな展開も魅力の1つで、ついつい繰り返し遊んでしまうおもしろさがあります。
また、ルールはシンプルながらも、非常に奥深い戦略性も兼ね備えています。運の要素が少ないため、どのように勝つかをしっかりと見据える必要があるのです。
続いてファイトの流れを説明します。『バディファイト』は、お互い10のライフを持ってスタートし、相手のライフを0にしたら勝利する対戦型のゲームです。カードの種類は4種類あり、メインとなって戦ってくれるモンスター、自分に装備するアイテム、盤面を有利にする魔法、そして超強力な必殺技。これらを駆使して、相手にダメージを与えていくのです。
▲ライフは10からスタートします。 | ▲カードは4種類。うまく使い分けていきましょう。 |
モンスターにはそれぞれ“サイズ”という数値があり、自分の場には合計サイズが3になるまで、モンスターを最大3体まで出すことができます。強いモンスターほどサイズが大きく設定されており、状況に応じてサイズ3のモンスターを1体出すか、サイズ1のモンスターを3体出すかなどを決める必要があります。
モンスターを出す時は位置も重要になります。レフト、センター、ライトの3カ所があるのですが、特に重要なのは、自分の目の前となるセンター。ここにモンスターがいる時は相手の攻撃をそのモンスターが受けてくれるのですが、いない場合はライフにダメージを受けてしまいます。いかに相手のセンターのモンスターをどけて攻撃していくか。それが『バディファイト』の駆け引きの中心になるのです!
また、プレイヤーはモンスターに守ってもらうばかりではありません。アイテムを装備すれば、直接自分でアタックもできるのです。しかしこれはもろ刃の剣で、自分でアタックするには、自分の前にモンスターがいてはならないのです。アイテムは強力な反面、守りを捨てることになってしまうのでハイリスクハイリターンといえます。攻撃寄りでいくならセンターにはモンスターを出さず、防御寄りならセンターにモンスターを出すといった戦略が必要になりますね。
▲攻めるならセンターを空けてアイテムを装備! | ▲守るならセンターに強力なモンスターを出しましょう。 |
相手のライフを削る方法は、主にモンスターを手札から出してそのモンスターでアタックするか、自分にアイテムを装備して自分自身が攻撃をするかの2つ。相手のライフを削っていき、必殺技でトドメ、という流れが基本になります。特殊な効果を持つ魔法カードも駆使していきましょう。
今回のスタートデッキ同士の対戦では、どちらのデッキも1ターンに7ものダメージを与えることができます。先攻1ターン目は1回しか攻撃ができないのですが、それでも3ダメージを与えられるため、後攻が防御してこなかった場合、次のターンに7ダメージを与えてゲーム終了ということもあり得ます。つまりゲーム開始と同時に、すでにクライマックスに突入しているのです!
▲たとえばこんな盤面だと、モンスター2体が攻撃して4ダメージ、自分のアイテムで攻撃して3ダメージと、合計7のダメージを与えられます。相手が守る手段を用意していない場合、このまま一気に勝利できてしまうんです。 |
今回の記事では、TCG大好きな電撃オンライン編集部のカネキングを誘って対戦しました。まず最初は僕が“強ドラ”を、カネキングが“フォージング・ブラッド”を使ってファイトしてみます!
まずはアニメ主人公の未門牙王のデッキをモチーフにした“強ドラ”を使ってみます。本作はお気に入りのモンスターを1体指定して、“バディ”になってもらうことができます。この“バディ”のモンスターが場に出ると、“バディコール”となりライフを1回復できるオマケがつくんです。
基本的にどのモンスターでもバディにできるのですが、今回はキラカードの《ライジングフレア・ドラゴン》を選びました。光っているカードは2枚封入されていて、もう1枚は必殺技カードの《ガルガンチュア・パニッシャー!!》です。
ちなみに、《ガルガンチュア・パニッシャー!!》は光っていないバージョンのカードも2枚入っているので、合計で3枚も封入されています。なおこの《ガルガンチュア・パニッシャー!!》は、アニメの世界ではたった1人しか持っていない貴重なカード。そんなカードを“強ドラ”を手に入れるだけで使えてしまうのは、実際のカードゲームならではですね(笑)。
▲アニメでは持ち主によってイラストが変わっていたカードです。これは牙王がカードを手に入れた後のようですね |
さて、なんと先攻1ターン目にアイテムを装備して突っ込んできたカネキング。痛いダメージを受けてしまいますが、カネキングの場はがら空きなので、僕は3体のサイズ1モンスターを出して反撃です。この3回の攻撃で、ライフを一気に10から5まで減らすことができました。カネキングが何もできなければ、次の僕のターンで勝利できます!
▲3連続攻撃でライフを半分に! しかもこちらはモンスター3体! |
しかし、カネキングもそう簡単にはやられません。防御力6000の《アーマナイト・ヘルハウンド》をセンターに出してきます。こちらのサイズ1モンスターの攻撃力は高くても5000なので、2体以上で連携攻撃をしなければ倒せない強敵です。これがサイズ1のモンスターだと……!?
▲打撃力は低い反面、鉄壁の防御力を誇るモンスター。壁役としては最適ですね! 固すぎます! |
ガッチリ防御して時間を稼ぐカネキングは、さらにファイナルフェイズを宣言します。ファイナルフェイズとは、文字通り自分の番の最後にあるフェイズ。ここでは、必殺技カードを使うことができるのです!
カネキングが使用した《怒裏留バンカー!!》は、中盤から使える必殺技です。自分の装備しているアイテムをパワーアップさせ、さらにセンターにモンスターがいても破壊しつつ相手に貫通ダメージを与えられるのです! そんなバカな! そんな掟破りの必殺技で、4ものダメージを受けてしまい、撃沈してしまいました……。
ちなみに“強ドラ”デッキの必殺技《ガルガンチュア・パニッシャー!!》は、“相手のライフが4以下の時に、相手に4ダメージを与える!”というもので、平たく言うと“使えば勝ち!”というカードです。これでフィニッシュしたらさぞ気持ちがいいことでしょう!
さて、その後“強ドラ”で5戦して僕の1勝4敗……。おかしいですね。僕はそこまで弱くないはずなのに……。主人公が使うデッキだから最初は逆境にあるに違いない。そう思ってデッキをカネキングと交換してみました。
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