『ソウル・サクリファイス デルタ』は日本と台湾でのオンラインプレイも可能！ 予約特典にはVOFANさんが参加【台北国際ゲームショウ2014】

文：皐月誠

　本日1月23日より、台湾・台北にて“台北国際ゲームショウ2014”が開催されている。この記事では、23日にSCETブースにて行われた『ソウル・サクリファイス デルタ』のステージイベントについてお届けする。

　ステージには、本作のコンセプターであるcomceptの稲船敬二さんが登壇。はじめに選択肢“運命”や生贄/救済/運命を主義に掲げる各勢力、異なる組織に属するプレイヤー同士でも共闘プレイが可能なことなど、基本的な新要素を紹介した。

▲comceptの稲船敬二さん。

　しかし話だけでは具体例が伝わらないため、スタッフによる実演プレイが披露されることになった。実演プレイでは、4人パーティにて“赤ずきん”と対決。“赤ずきん”は身体に生えたチェーンで遠距離攻撃を無効化する難敵で、チェーンを破壊しない限り接近戦を強いられてしまう。

　プレイの中では、“プレイヤーの出現させたゴーレムが、複数の移動可能な小型ゴーレムになる”、“敵に植えつけた植物の種が、回復魔法を受け発芽～開花して爆発する”など、新要素“連携魔法”を実際に活用する様子を確認できた。また魔物側には、“赤ずきんのオオカミ部分が気絶した際、腹部の赤ずきん本体が攻撃を行う”、“フィールドの壁を破壊して別のフィールドへ移動する”など、前作にはなかったアクションが見られた。

▲魔物の移動で、戦闘フィールドが大きく変わる。稲船氏の解説によると、地形の変化に応じてプレイヤーの戦い方まで変えなければならないことがあるようだ。

　その他、味方から茨を延ばして敵を攻撃する“代償魔法”や、死後に木の実を集めて仲間に与えるアクションなど、従来の要素が強化された部分も実演された。本作では以上のような“プレイヤー同士が影響しあう”アクションが大幅に増加するため、より共闘の楽しみが増えるという。

▲最終的には、自らを生贄にする禁術“エクスカリバー”がトドメとなり、赤ずきんを撃破した。

■『ソウル・サクリファイス デルタ』は台湾・日本の同時発売

　実演プレイの後、SCEの鳥山晃之さんが登壇し、台湾における『ソウル・サクリファイス デルタ』の展開に関する新発表を行った。発表の内容は、早期購入特典が“魂縛之法衣”であること（日本語版の初回特典“魂縛の法衣”と同等）、予約購入特典“SOUL SACRIFICE THE ART OF MAGIC”の隠されていたゲストアーティストがVOFANさんであること、台湾での発売日が日本と同じ3月6日に決定したことの3点。

▲SCEの鳥山晃之さん。		▲台湾での発売日は日本と同じ3月6日。

　“SOUL SACRIFICE THE ART OF MAGIC”に参加するVOFANさんは、台湾出身のイラストレーター。『拡散性ミリオンアーサー』の一部キャラクターイラストや、『時と永遠～トキトワ～』のキャラクター原案などを手掛けた人物だ。

▲イラストレーターのVOFANさんが特典ブックレットに参加している。

　台湾での発売日は3月6日で、日本との同時発売となる。さらに、オンラインマルチプレイでは日本版と台湾版のマッチングが可能と明かされた。『ソウル・サクリファイス デルタ』を購入する人は、遠く離れた国外プレイヤーとの共闘プレイを試してみてはいかがだろうか？

▲予約特典のブックレット“SOUL SACRIFICE THE ART OF MAGIC”。

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

• 『SOUL SACRIFICE DELTA（ソウル・サクリファイス デルタ）』公式サイトはこちら

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