2014年1月29日(水)
バンダイナムコゲームスから、1月30日に発売されるPS3用ソフト『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST(エクストリームバーサス フルブースト)』。本作を担当するライター・る~ぱによる、攻略記事を掲載します。
本作は、アーケードで人気の2on2対戦アクション『機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST』をPS3向けに移植したタイトル。登場モビルスーツ数やエクストリームシステムなどをパワーアップさせた『ガンダムVS.』シリーズの最新作です。PS3版では、アーケードモードのオンライン協力プレイが可能になり、フリーバトルをはじめ、家庭用ならではの要素を楽しめます。
アーケードモードやフルブーストミッションなど、いろいろな楽しみ方が可能な本作。なかでも魅力的なのがオンラインによる対戦&協力プレイでしょう。2on2というゲームの性質上、「自分はうまくないから1人で……」と考えている人もいると思いますが、それはもったいない! 本作は格闘ゲームのような複雑なコマンド操作を必要としないので、多少のテクニックと本作ならではの戦い方さえ覚えれば、すぐに対戦が楽しめるようになります。
ここでは、対戦で押さえておきたいテクニックや知っておきたい知識を紹介していきます。もちろん他のモードを遊ぶ際にも有効な内容です。ぜひ下記を参考にして、対戦&協力プレイを楽しんでください!
「こちらの攻撃を当てつつ、敵機の攻撃を回避する」
さまざまなシステムやテクニックが積み重なり、戦略が構築されている本作ですが、突き詰めるとこの考え方に集約されます。ここで大切なのが“攻撃がヒットするタイミング”です。攻撃が当たるタイミングは、機体や武装の性能によってさまざまですが、機体&武装を問わず当てられるタイミングが“着地”です。
移動の基本となるブーストダッシュ(以下、BD)やステップは、ブーストゲージを使うアクション。ブーストゲージは有限なので、どんな機体でも必ずどこかで着地しなければなりません。着地時は“着地硬直”と呼ばれる機体が動けないスキが発生します。このタイミングを狙えば、多くの攻撃が当たりますし、逆に狙われたら回避するのは難しいでしょう。
“相手の着地を読んで攻撃する”と“着地のタイミングをずらして回避する”。この2点は対戦するうえで非常に重要なポイントとなります。ここから先はどうすれば着地を狙えるか、逆にどう動くと着地を狙われないかを中心に解説していきます。
「敵の攻撃をブーストダッシュで回避しようとしたが、失敗した」
「地上でステップを連発していたが、射撃で撃ち抜かれた」
まず最初はブーストゲージを使ったアクションについて軽く解説します。
ブーストダッシュ……移動の基本となるアクション。あらゆるアクションをキャンセルできる。
ステップ……敵の攻撃の誘導を無効化する。格闘をキャンセルできる。
ここで重要なのは、BDには誘導を無効化する効果はないということ。このゲームでは、攻撃にはロックオンした相手を誘導する性質があります。武装によって誘導の強弱が異なり、一般的なビームライフルなどは距離さえあればBDでも回避できますが、誘導の強い射撃だとBDだけでは回避しきれません。どの攻撃が誘導が高いかは覚えていくしかないのですが、とりあえずBDだけでは回避できないこともある、ということを理解しておきましょう。
後者は一見安定行動に見えますが、ステップはあくまで誘導を無効化しているだけ。自機が無敵になっているわけではありません。また、ステップの終わり際にはスキがあるため、タイミングをずらした攻撃や範囲の広い攻撃は食らってしまいます。ステップもただ連発すればいいわけではなく、相手の攻撃に応じて使っていきましょう。
BDの応用として“慣性ジャンプ”と呼ばれるテクニックがあります。BDの後にジャンプをすると、BDの慣性を利用して大きく飛ぶことができます。ブーストゲージの消費を抑えつつ飛距離を稼げる慣性ジャンプは、攻守において必須のテクニックとなっているので、練習して使いこなせるようにしてください。
▲慣性ジャンプを使えばブーストゲージを節約して飛距離を伸ばすことが可能。敵機を追いつめるときや、逃げる際にも使える必須テクニックです。 |
「射撃→BD→射撃を連発していたら着地を狙われた」
対戦で最初にやってしまいがちなミスがコレ。射撃→BD→射撃→……は一見攻めているようにも見えますが、相手が慣性ジャンプなどを使っているとブーストゲージではこちらが不利。そのまま着地すると反撃されてしまいます。
ではどうすればいいのか? まずは、射撃→BD→着地とこまめに着地することを意識しましょう。着地した際の硬直時間はブーストゲージの残量に対応しており、ブーストゲージの量が多いほどすぐ動けるようになります。逆にブーストゲージを使い切る(オーバーヒート)時は、大きなスキをさらすことに。
とはいえ、同じ行動ばかり繰り返していては、そこを狙われてしまいます。射撃せずに着地をしてみたり、BD→射撃の回数を1回増やしたりなどのアレンジも有効。“ブーストゲージを使い切らない”や“相手に着地を読ませない”ということを意識しましょう。
▲基本は低空飛行を心がけましょう。建物は遮蔽物となり回避に役立つのですが、移動の邪魔になり攻撃を食らうこともあるので、地形把握もしっかりとしておきたい。 |
「敵の着地に射撃コンボを決めたが、着地した際に敵僚機に攻撃を受けた」
その2の例をより実践的にした状況で、パッと見ると互角の状況に見えます。しかし、一般的なメイン射撃×3のコンボは130~150ダメージなのに対し、敵僚機の攻撃が照射系の射撃や格闘コンボの場合だと200ダメージを受けることになり、ダメージレースでは負けてしまいます。
こういった局面を回避する際に役立つのが、各種射撃キャンセルです。例えばガンダムの場合、メイン射撃のあとにサブ射撃を使うと、メイン射撃をキャンセルしてサブ射撃を撃てます。BDを使うコンボに比べるとダメージは下がってしまいますが、そのぶんブーストゲージが節約できるため、着地をごまかす余裕が生まれます。
また、似たような状況として“格闘コンボを決めようとしたが、敵僚機の攻撃よって中断させられた”というのがあります。格闘コンボは決まれば200以上のダメージを奪えますが、コンボ中は無防備。与えるダメージが減っても、早めにコンボを終わらせたほうがいい場面もあります。
▲νガンダムはメイン射撃から特殊射撃へとキャンセルが可能。機体によってキャンセルルートが異なるため、対戦に挑む前に1度確認しておこう。 |
▲デスティニーガンダムは射撃からキャンセルできる特殊格闘“パルマフィオキーナ”を持つ。ブーストゲージをあまり使わずに格闘コンボが狙える。 |
「マスターガンダムのような強力な格闘を持つ機体に接近され、手出しできずに負けた」
まず、格闘機を相手にする際は、近づかれないことを念頭に置きましょう。基本は後方向へのBDで距離を取りつつ、射撃でダウンを奪っていくのが理想の展開。距離を取る場合は、フィールドに円を描くように移動することと、味方と離れすぎないことを意識しましょう。ただ後ろに下がっているだけでは、フィールドの端に追いつめられてしまいます。また、格闘を食らった場合でも、近くにいる味方の攻撃で受けるダメージを軽減できることもあります。
▲追いつめられたらシールドガードしてみるのも手。ただし、背後に回り込まれると防御できないので過信は禁物です。 |
「序盤は有利に進んでいたが、中盤から後半にかけてEXバーストで逆転されてしまった」
試合の中盤から終盤にかけては、EXバーストの使い方が大きなウェイトを占めてきます。本作には、アサルトとブラストという2つのEXバーストがありますが、とくに重要なのがブーストゲージの回復。この効果により、オーバーヒート時に着地を狙われるのを回避したり、回復したブーストゲージを使って着地を狙ったりすることが可能になります。
注意したいのがEXバースト中の被弾。EXバースト中はEXバーストゲージが上昇しないため、この状態での被弾は極力避けたいところ。EXバースト中だからといって強引に格闘を狙うよりも、手堅く射撃コンボを当てるほうがいい結果になることもよくあります。
▲各機体の切り札“バーストアタック”。性能は機体によってさまざまなので、アーケードモードなどで確認しておきたい。アサルトバーストならば気軽に使えるが、スキが生じるものもあるため、扱いには注意が必要。 |
(C)創通・サンライズ
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