News

2014年2月18日(火)

PS4版『NBA 2K14』の凄さはグラフィックだけじゃない! ユーモアにあふれる“MyCAREER”と世界中の人とストバスが楽しめる“ザ・パーク”に注目

文:ゴロー

 先日、2K/テイクツー・インタラクティブ・ジャパンにお邪魔して、2月22日に発売するPS4ローンチタイトル『NBA 2K14』をひと足先に体験させてもらいました。この記事では学生時代にバスケ部のエース(自称)だったゴローが、プレイの感想を交えながらPS4版ならではの魅力をお届けしていきます。

『NBA 2K14』 『NBA 2K14』
▲PS3版『NBA 2K14』のカバーを飾るレブロン・ジェームス選手のポスターを発見!▲負けじと、同じポーズで社内の通路をさえぎるゴロー選手。腹が出ている。
『NBA 2K14』 『NBA 2K14』 『NBA 2K14』
▲PS4版の発売日が迫り、テイクツー・インタラクティブ・ジャパンの内装も『NBA 2K14』仕様に。

●PS4版『NBA 2K14』ティザートレーラー

 ティザートレーラーとPS3版の画像を比べて分かるように、PS4版は肌やユニフォームの質感といったグラフィックの面で劇的な進化を遂げています。さらに、選手たちの感情表現やちょっとしたクセ、ボールの回転やネットの揺れなど、あらゆるものの再現度はゲームとは思えないほど見事。この圧倒的な本物感のまま実際にゲームプレイができるのですから驚きです。

『NBA 2K14』 『NBA 2K14』
『NBA 2K14』
▲試合中のベンチや客席にも注目。選手以外の人も個々でさまざまなしぐさやリアクションをするので、観察しているだけでも楽しいです。スーパープレイを決めた時なんかは、会場の興奮がもの凄く伝わってきますよ。

 NBAのリアルな試合をシンプルな操作で体験できる点も、『NBA 2K』シリーズの魅力です。本作で基本的に使うのは、左スティックと4つのボタン(×、□、△、R2)。後は、オフェンス時とディフェンス時で各ボタンが持つ役割の違いを押さえておけば、駆け引きを楽しむところまですぐに到達できます。

【試合中の基本操作】

▼オフェンス時
・移動orドリブル……左スティック
・ダッシュ……左スティック+R2
・パス……×ボタン
・シュート……□ボタン(長押ししてリリースタイミングで離す)
・リバウンド……△ボタン

▼ディフェンス時
・移動……左スティック
・ダッシュ……左スティック+R2ボタン
・操作選手の切り替え……×ボタン
・スティール……□ボタン
・シュートブロック……△ボタン
・リバウンド……△ボタン

 『NBA 2K』シリーズは今回が初プレイでしたが、わずか5分ほどでハイレベルな試合ができるようになりました。というのも、選手たちがNBAらしいテクニカルなプレイを自然と演出してくれるからです。

 操作している選手は、ゴール、ディフェンス、味方との位置関係や自分の体勢などでパスやシュートの動作が細かく変化します。他の選手も状況にあわせてポジションを変えたりしてくるので、パスを回してシュートを放つだけでも画面上では実際の試合のように表現されます。選手のひとりひとりに命が吹き込まれている感じですね。

『NBA 2K14』 『NBA 2K14』 『NBA 2K14』
『NBA 2K14』 『NBA 2K14』 『NBA 2K14』

 操作に慣れてきたら、スーパープレイにチャレンジしてみるのがオススメです。スーパープレイに関しても複雑な操作は必要なく、右スティックとの組み合わせでアリウープからのダンクなどが狙えます。親切なチュートリアルもあるので、お気に入りの個人技やチームプレイを練習して自分のものにするといいでしょう。

 さて、ここからはPS4版でパワーアップした“MyCAREER(マイキャリア)”と新規収録の“ザ・パーク”について紹介していきます。PS3版を持っている人は特に必見ですよ。

●“MyCAREER”モードのストーリーが充実!

 自分の分身となる選手を作成して、一流の選手に育て上げていく“MyCAREER(マイキャリア)”モード。試合で得たポイントで選手のスキルアップをしていき、NBAのスタープレイヤーへ上り詰めるまでのストーリーを体験できます。

 PS4版の“MyCAREER”は、サイドストーリー(試合の外で行われるイベント)がたっぷり収録されているとのこと。その一部を見せてもらったのですが、エディット選手の感情やチームメイトとの人間関係などがとてもよく描かれている印象です。

『NBA 2K14』

 スポーツ業界にありがち(?)な“先輩いびり”も収録されていて、カバンを持てだの、ピエロの鼻を着けろだのと、陰湿な嫌がらせを受けることも。その際、いくつかの選択肢からどう受け答えするかの判断を迫られ、選んだ選択によってファン人気やチームメイトの好感度などが変動します(ファン人気=主に集客率に影響、チームメイトの好感度=主に試合中のチームプレイに影響)。

 今回のプレイでは「ピエロの鼻を着けろ」という先輩の要望を受け入れ、記者会見の時に胸を張って「新しいファッションだ」と言い切ってみることに。あえて笑いに走ったわけですが、なぜかファン人気とチームメイトの好感度が大幅に上昇しました(笑)。こうしたアメリカらしいセンスやユーモアがふんだんに含まれているせいか、プレイするうちに先輩からいびられるのが楽しみになってきたり。

『NBA 2K14』
▲試合と選手育成の繰り返しだったPS3版と比べて、物語の没入感&キャラクターへの愛着は格段にアップ! 他にどういったイベントが収録されているかが気になるところです。

●世界中のバスケ好きが集う楽園“ザ・パーク”

 “ザ・パーク”は、ニューヨークの市街地にある広場を舞台に、世界中のMyPLAYERとストリートバスケの対決・観戦が楽しめるオンライン専用のモードです。広場の中に点在するコートは2on2、3on3、5on5と、ルールごとに分かれていました。

『NBA 2K14』

 1つの広場は最大100人まで収容できるらしく、観戦中はフレンドを応援したり、相手チームに野次を飛ばしたりと、さまざまなアクションができます。また、何らかの形で他のMyPLAYERとチャットも楽しめるそうです。

 これらの仕様に関しては開発中のものなので変わる可能性も十分にありますが、世界中のバスケ好きが集まる賑やかな空間になることは間違いないでしょう。発売後は、“ザ・パーク”から世界的に有名なMyPLAYERやチームが誕生するのでは?


 今回紹介した“MyCAREER”や“ザ・パーク”だけでなく、PS4版『NBA 2K14』はスポーツゲームの域を超えた遊びがたくさん詰まっています。PS4を買う予定の人は、今作から『NBA 2K』シリーズに手をつけてみてはいかがでしょうか。また、PS3版を持っている人はPS4版へのアップグレードプログラムが1,300円(税込)で購入できるので、ぜひダウンロードして新しいNBA体験をしてみてください(※パッケージの表に、プロダクトコードに関するシールが貼付されているものが対象)。

【PS4版で追加・パワーアップした主な要素】
・ロード時間の短縮
・ロード画面中に操作の説明や各モードのヒントが表示
・前日のNBAの情報を集約した“NBA Today”を新規収録
・自分のチームを運営する“MyGM”モードを新規収録
・新たに追加されたインタラクティブシーンが満載な“MyCAREER”モード

『NBA 2K14』 『NBA 2K14』
▲“NBA Today”の内容は毎日更新。前日の試合結果をスコアやリバウンド数などのデータから振り返れる他、試合のハイライトを動画で見ることもできます。▲“MyGM”モードは、チームを早く優勝させる、集客率(売り上げ)をアップさせるといった各チームのオーナーの特徴にあわせてチームを運営していきます。
『NBA 2K14』
▲“ライブロスター”の搭載により、NBAの最新データがゲームとリンク。その年に活躍した選手やケガに泣いた選手などがダイレクトに反映されます。

※PS4版『NBA 2K14』の画面は開発中のもの。
(C)2005-2013 Take-Two Interactive Software and its subsidiaries. All rights reserved. 2K Sports, the 2K Sports logo, and Take-Two Interactive Software are all trademarks and/or registered trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. The NBA and individual NBA member team identifications used on or in this product are trademarks, copyrights designs and other forms of intellectual property of NBA Properties, Inc. and the respective NBA member teams and may not be used, in whole or in part, without the prior written consent of NBA Properties, Inc.

データ

関連サイト