2014年2月13日(木)
2月11日、『ガンダムウォーネグザ』公式イベント“ネグザツアー”が、東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催された。
メインイベントである『14都市称号争奪戦』は、14の都市ごとに用意された“称号”を賭けて戦う大会。この大会の速報を、開発チームのコメントとともにお届けする。
東京では、4つのブロックで予選を戦い、A・Bブロックでは“蒼極の撃墜王”、C・Dブロックでは“蒼聖の撃墜王”の称号を賭けて、熱い戦いが繰り広げられました。速報として、各称号の優勝者と準優勝者の紹介、決勝である“称号決定戦”の模様をお伝えします。
■A・Bブロック優勝:蒼極の撃墜王
・植田 智路 さん
・使用デッキ:茶単ターンXデッキ
優勝者のデッキは、“ターンX系”のユニットによるギミックを中心としたデッキ。《ターンXトップ》などによる安定感と、《ターンX(シャイニングフィンガー)》などによるの破壊力に秀でたデッキです。さらに、《ベロナ》や《示された力》などのカードによるGブーストで、勝利手段である“ターンX系”のユニットに、より到達しやすくしてあります。
■A・Bブロック準優勝
・小林 大輔 さん
・使用デッキ:青単CCAデッキ
準優勝者のデッキは、青の『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のカードを主軸としながら、《ガンダムEz8》で序盤のダメージを通しつつアドバンテージを稼ぐタイプのデッキです。現環境のトップメタである“青黒緑デッキ”に対して耐性を持たせたデッキであることから、選択されたデッキです。
■C・Dブロック優勝:蒼聖の撃墜王
・柾谷 一希 さん
・使用デッキ:青緑赤デッキ
優勝者のデッキは、“青緑CCAデッキ”に赤のカードを加えたデッキ。5弾ブースター発売以降、流行している“多色型CCAデッキ”のバリエーションの1つです。相手のカードのプレイを無効にする“カウンター”のカードが多めに入っているのが特徴です。
■C・Dブロック準優勝
・岡崎 正雄 さん
・使用デッキ:緑赤デッキ
準優勝者のデッキは、緑と赤の、ユニットにダメージを与える“焼き”のテキストが強いユニットを主軸にしたデッキ。前期のグランプリの決勝戦でも使われたデッキで、もともと地力のあるデッキとして定評がありますが、5弾ブースター発売以降の“デュアルグラフィック”の登場により、安定感が増しました。
■称号決定戦の模様
5弾ブースター、ベースドブースター[サイクルA]発売以降の環境における最後の公式大会となった今大会。前回の愛媛大会までに、環境に対する研究がかなり進み、愛媛大会で優勝した“青黒緑デッキ”が優勝最有力候補となっていました。
しかし、その中で、A・Bブロック、C・Dブロックともに、称号決定戦に勝ち上がってきたのはどれも“青黒緑デッキ”以外のデッキばかり。予想外の結果となった称号決定戦に注目が集まります。では、称号決定戦の模様をお伝えします。
A・Bブロックの称号決定戦は、なんと特設ステージ上での実況解説というイベント付きで多くの観客に見守られながらの対戦となりました。序盤から展開していく準優勝者・小林さんのデッキに対して、後半に重量級ユニットで巻き返しを図る優勝者・植田さんのデッキという、対象的なデッキ同士の勝負。
1戦目は、序盤から順調に展開や攻撃をした小林さんの勝利。2戦目は、序盤の展開がうまくいかない小林さんに対して、植田さんが圧勝。互いに1勝1敗となった3戦目では、互いに力を尽くした好勝負となったものの、植田さんのユニットの破壊力が勝り、植田さんの勝利となりました。植田さんは、横浜大会に続き2度目の優勝です。
C・Dブロックの称号決定戦は、昨年度グランプリで準優勝した“緑赤デッキ”に対して、熊本大会で準優勝した“青緑赤デッキ”と、ともに実力を持ちながらも優勝を逃しているデッキ同士の対決となりました。
積極的に攻めるタイプのデッキを使う岡崎さんに対して、柾谷さんは、中盤までは相手の出方に対応しながら戦います。3戦目ともに、互いに《悲痛な過去》の打ち合いとなり、どれだけ相手の手を止められるか、という展開に。
3戦のうち、1戦は岡崎さんが勝利するものの、最終的には柾谷さんが使う《Hi-νガンダム》や《クイン・マンサ》といった重量級ユニットを、岡崎さんが処理しきれず、そのまま柾谷さんの勝利となりました。
▲A・Bブロック上位者の方々 | ▲C・Dブロック上位者の方々 |
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