2014年2月18日(火)
現在放送中のTVアニメ『Z/X IGNITION』の放映を記念したイベントが、東京都内のカードラボ新宿店で2月15日に開催された。この記事では、このイベントの模様をレポートする。
『Z/X IGNITION』は、トレーディングカードゲーム『Z/X -Zillions of enemy X(以下、ゼクス)』の世界観をモチーフにしたアニメ。5つの世界にわかれた日本を舞台に、主人公たちが異世界の住人たちとの戦いに巻き込まれていくというストーリーだ。
▲左から声優のM・A・Oさん、遠藤ゆりかさん、『ゼクス』プロデューサーのイグニッション久保田氏。 |
今回行われたイベントでは、前半に『Z/X IGNITION』で御影藍那役を務める遠藤ゆりかさんと、フィエリテ役を務めるM・A・Oさん、『ゼクス』プロデューサーのイグニッション久保田氏によるトークショーが。後半は遠藤ゆりかさんとM・A・Oさんによる、『ゼクス』のエキシビジョンマッチがそれぞれ行われた。
イベントの前半は、アニメやカードゲームの最新情報のコーナー。アニメのエンディングテーマ『モノクロームオーバードライブ』は遠藤さんのソロデビュー曲で、収録はアニメよりも前に行われたとのこと。音響監督にアドバイスなどをもらいながら、一生懸命歌ったと語ってくれた。
▲BD&DVDの1巻には天王寺飛鳥がプレイヤーカードとして封入される。 |
アニメのBD&DVDには、3種類のカードが合計9枚特典として封入される。内容は、パッケージのイラストを使用したプレイヤーカード1枚、ゼクスカード4枚、そして“よく使用されているカード”のイラスト違いが4枚となる。この特典は、2巻以降も継続していくようなので注目したい。
続いてはカードゲームのイベント“秋葉原ゼクストリーム 2014.SPRING”の開催について、イグニッション久保田氏から告知がなされた。“ゼクストリーム”はプレイヤーの戦績に応じてこの先の展開が決まる“英雄達の戦記(ヒロイティックサーガ)”などが行われる『ゼクス』の公式イベント。このイベントは、3月9日にベルサール秋葉原で開催される。詳細は公式サイトですでに公開されているので、そちらを参照してほしい。
気になる新ブースターパック第8弾『神祖の胎動』は、“エヴォルシード”を持つカードが収録され、混色でのデッキを作りやすい環境になるとのことだ。また、ゼクスカードとして登場していない、三銃士のアラミスも収録されるそうなので楽しみにしておこう。
▲新カードのイラストが惜しげもなく公開された。 |
後半は遠藤ゆりかさんとM・A・Oさんによる『ゼクス』のエキシビジョンマッチが、時間無制限1本勝負で行われた。遠藤ゆりかさんは御影藍那が使う黒のデッキ、対するM・A・Oさんは、フィエリテが入った白赤のデッキを使用。
普段から対戦しているという2人。今回のエキシビジョンマッチは、序盤から遠藤ゆりかさんが1ダメージを与える展開になった。M・A・Oさんはそれ以上のダメージを受けないようにするための防御に回り続け、中盤戦へ突入する。
中盤戦、遠藤ゆりかさんは手札がどれも使いたいカードでリソースを増やせない。一方のM・A・Oさんは“イグニッション”を成功させ盤面で有利に立つと、そのまま攻撃を続け2ダメージを与えることに成功する。
終盤まで“イグニッション”をするたびにキーカードが落ちてしまった遠藤ゆりかさんだったが、ようやく“イグニッション”に成功し、ここでゼクスの数で優位になる。山札が残り数枚になったところでのM・A・Oさんのドローは、観客からどよめきがあがるほどの良カード。そのまま押し込むことに成功したM・A・Oさんが熱戦に勝利した。
放送中のTVアニメや新ブースターパックの発売、イベント“ゼクストリーム”と、内容盛りだくさんな『ゼクス』。『ゼクス』は無料で入手できるフリーカードがカードショップや公式サイトなどで配布されているので、興味を持った人はまずフリーカードで遊んでみるといいだろう。
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(C)Z/X IGNITION製作委員会
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