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2014年2月22日(土)

『ぷよぷよテトリス』でりんごを演じた今井麻美さんにインタビュー! 歴史的な瞬間に立ち会ってください♪

文:電撃オンライン

 セガから、2月6日に発売されたPS3/PS Vita/Wii U/3DS用ソフト『ぷよぷよテトリス』。本作に出演する声優の今井麻美さんへのインタビューを掲載する。

『ぷよぷよテトリス』

 『ぷよぷよテトリス』は、人気パズルゲーム『ぷよぷよ』と『テトリス』を使い、真剣勝負を実現した作品。おなじみのルールから、本作独自の突き抜けたルールまで、さまざまなルールで『ぷよぷよ』と『テトリス』の対戦を楽しめる。

 今井さんが演じているのは、頭脳明晰だが少し変わった女の子・あんどうりんご。インタビューでは、今井さんと『ぷよぷよ』、『テトリス』との出会いや演じたキャラの感想、『ドラマCD「ぷよぷよ」Vol.5』について聞いている。

 なお、こちらのインタビューは『電撃PlayStation Vol.559』(KADOKAWA刊)に掲載されたものに、誌面の都合上、掲載できなかったトークを加えた“完全版”となっている。

――最初に、今井さんの『ぷよぷよ』歴を教えてください

『ぷよぷよテトリス』

 私には兄がいて、ゲームが好きだったので、『ぷよぷよ』をやっているのをずっと見ていたんですよ。実際に自分がやりたいと思ったのは、20歳くらい。大学のサークルではやっていて、部室で皆でやっていたんです。私はヘタで悔しかったので、「どうしても『ぷよぷよ』がうまくなりたい」と思って、コンビニで購入してひたすら練習しました。なので、遊んだ経歴になるとそこからですね。

――練習の結果、うまくなったのでしょうか?

 “ぷよ脳”がないみたいで……なかなか上達しないですね。受験勉強なみに朝から晩までやっていた時は、マックス7か8連鎖くらいまでコンスタントにいけるようになりました。ただ、持続できなくて……。

――現在は、どれくらい遊ばれているのでしょうか?

『ぷよぷよテトリス』

 出演させていただいているので、発売されたらプレイして、電車を乗り過ごすまでやっています(笑)。

――『テトリス』については、プレイされていましたか?

 最初にさわったのは、白黒のゲームボーイの時代です。中学校の時は「何ページまで勉強が終わったら、1回やろう」と自分ルールを決めていました。ただ、1回というのは、私の中ではスペースシャトルを打ちあげて(ゲームクリアして)カウントされるんです。失敗した時はリトライしていましたね。自制のできないお年頃でした。

――両作品がコラボすると聞いて、どんな感想を持ちましたか?

『ぷよぷよテトリス』

 驚きました。本当にエイプリルフールのネタだと思ったんです。でもその割には、音声を収録するなあって(笑)。最初に台本を見た時に意味がわからなくて、テトリスっていうキャラが出てくるのかと思って「大丈夫かな?」って。そしたら本当だったので「この情報は誰にも知られてはなるまい!」と思いました。

 私は『テトリス』をやると『ぷよぷよ』がヘタになって、『ぷよぷよ』をやると『テトリス』がヘタになるんです。同時期に遊んだ経験がないので住み分けができていたんですが、それを一緒にやったら脳はどうなるんだろうという不安を覚えました。

『ぷよぷよテトリス』

――本作をプレイされてみて、いかがでしたか?

 “ブイエス”では、それぞれをプレイするだけなのでそれほど違和感がなかったのですが、“ぷよテトミックス”は別ゲームでした。“ぷよをテトリミノでつぶせる”という発想がおもしろかったです。確かにテトリミノは重そうで、ぷよは柔らかそうですからね。すごく合点がいく感じが気持ちよかったです。

『ぷよぷよテトリス』

――ご自身が演じているりんごに対する印象を教えてください

 りんごは初めて出会った時から変わった子という印象がありました。他のキャラに比べると普通なんですが……そう見えて中味が変わっている子で、新作を収録する度にいろいろな発見があって、計りしれない奥深さにワクワクしています。

 最初に収録した時は、りんごの特徴である“気分がよくなると歌いだす”というのが恥ずかしかったですね。「今井さんの好きに歌ってください」という指示をもらったんですが、勝手がわからず四苦八苦でした。ただ、長年付き合ってきたので理解できて、アドリブを入れられるようになりましたね。

――1月23日にリリースされた『ドラマCD「ぷよぷよ」Vol.5』でのりんごの見どころ、立ち位置は?

『ぷよぷよテトリス』

 『ぷよぷよ』の世界は変わった世界を描いているんですが、今回もすごかったです。どこかに飛ばされた時に困ったことをするエコロ君が一緒にいるんですが、おかげで不思議な旅ができました。どの話もおもしろいんですが、『日本昔●なし』的なギャグテイストのお話がいろいろテンヤワンヤしていておもしろかったです。オチも印象的でしたね。

 りんごちゃんは、巻き込まれポジションなので、「どうして~」とか「なんで~」とか言いながらもすぐに対応するキャラ。そのうえで、積極的に参加してノリノリだったので、あんどうりんごもこの世界に慣れてきたのを感じました。

――今井さんが感じる本作の最大の魅力は?

 交わることがないと思っていたものが融合することですね。衝撃を感じていただけると思います。

――最後に読者にメッセージをお願いします。

『ぷよぷよテトリス』

 皆さんは歴史的瞬間を見ていると思います。ある意味、ライバルだと思っていた2つの作品が手をつなぎ、一緒になっています。どちらも遊んできた人だけでなく、どちらかだけ遊んでいた人も試せる機会。落ちものパズルの金字塔を打ち立てた2作を楽しめるので、ぜひプレイしてください。

(C) SEGA
Tetris (R)&(C) 1985~2014 Tetris Holding. Tetris logos, Tetris theme song and Tetriminos are trademarks of Tetris Holding. The Tetris trade dress is owned by Tetris Holding. Licensed to The Tetris Company. Game Design by Alexey Pajitnov. Original Logo Design by Roger Dean. All Rights Reserved. Sub-licensed to Sega Corporation.

データ

▼『ぷよぷよテトリス』ダウンロード版
■メーカー:セガ
■対応機種:PS Vita/Wii U/3DS
■ジャンル:PZG
■発売日:2014年2月6日
■価格:5,229円(税込)
▼『ドラマCD「ぷよぷよ」Vol.5』
■発売元:セガ
■発売日:2014年1月23日
■価格:3,129円(税込)
 
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