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2014年2月26日(水)

『パズドラZ』まだまだ進化し続けるパズルRPGの魅力を改めてチェック! あの難易度超級ダンジョンにもチャレンジ!?

文:ライターM

 ガチャを引きたし、ガチャはナシ――「第一声がガチャかい!」と突っ込まれそうですが、ないと引きたくなるもので。ほら、たまにとんでもないレアモンスターを引いてモチベーションが跳ね上がったりするじゃないですか!? と、いきなり脱線しましたが、多少なりともスマートフォン版の『パズル&ドラゴンズ』を遊んだことのあるプレイヤー視点で、ライターMがパッケージ版の累計販売本数が100万本超を突破した3DS用ソフト『パズドラZ』の魅力をお伝えしていきます(余談ですが、ゲーム後半ではガチャに相当する要素もあるようです)。

『パズドラZ』

 その前に、2月20日に開催された“パズドラ2周年記念 超絶発表会”で公開された、『パズドラZ』に関する最新情報について触れようと思います。発表会では『太鼓の達人』や『神羅万象チョコ』とのコラボが発表された他、日本No.1プレイヤーを決める全国大会“パズドラZ ドラゴンコロシアムカップ”の開催が明らかになりました。大会は全国7地区で予選を行い、6月下旬に決勝戦が行われるとのこと。詳しくは、電撃オンラインのレポート記事をご覧になってください。

『パズドラZ』
▲“パズドラZ ドラゴンコロシアムカップ”は、固定チャレンジ上級ダンジョンで開催予定とのことです。
『パズドラZ』 『パズドラZ』
▲『太鼓の達人』や『神羅万象チョコ』のコラボダンジョンが登場します。

 改めまして。『パズドラZ』は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが2013年12月12日に発売した3DS用ソフトです。2,400万ダウンロードのウルトラヒットとなったスマホ版に、ドラマチックなストーリーや複数に分岐するモンスターの進化などさまざまなオリジナル要素を加えた“冒険パズルRPG”となっています。

『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』
『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』

 パズルのシステムは、ドロップを動かして同色のドロップがタテかヨコに3つ以上並ぶと消えるというおなじみのもの。特にスマホ版との違いを感じたのが、モンスターのスキルです。スマホ版ではモンスターごとに一定ターンの経過が必要でしたが、『パズドラZ』ではチームで共用するスキルゲージ制に変更されています。

 さらに、攻撃力が3倍になるという“Zドロップ”も登場。これを消すと画面には目映く輝くZのエフェクトが! スキルゲージさえ残っていれば何回でも同じスキルを連発できたり、Zドロップを温存したりで、ボス戦が戦いやすいことこの上なしです。思わずZドロップを消した瞬間に、某大御所よろしく「ゼェェェェェェェェット!」などと絶叫したくなりますね!

『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』
▲輝く“Zドロップ”を消すと、画面いっぱいにZのエフェクトが出現。見た目にも派手でなんだかクセになります。
『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』
▲画面上、右隅にある“7/7”という表示がスキルゲージ。数値の分だけ自由にスキルを使えて、レベルが上がればゲージの上限も増えていきます。
『パズドラZ』 『パズドラZ』
▲パズルのピースをすべてセットするとモンスターが進化。
『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』
▲冒険で入手したエッグはモンスターとして孵化させる他にも、強化素材として使えたりします。

 そして最大の違いは、やはりスタミナの有無! 家庭用のソフトですから当然と言えば当然なのですが、スタミナを気にせず好きなだけプレイできることが妙にうれしかったり。

 モンスターの進化も、パズルのピースのような“チップ”を集めて埋めていくという『パズドラZ』オリジナルのシステムを採用。モンスターを強化する場合は、エッグの状態なら素材に使えるけれどモンスターそのものは素材として使えないなど、細かな部分で違いがあります。

『パズドラZ』 『パズドラZ』
『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』
▲ひと癖もふた癖もある悪役たちが主人公の行く手を阻みます(気づかれないうちに、こっそりスルーしようとする主人公も大概ですが……)。

 さて、スマホ版との違いはこの辺にして、『パズドラZ』ならではの魅力について。しょこたん(中川翔子さん)の主題歌が流れるオープニングを見た瞬間、冒険マンガ的な世界観があふれ出して、これは小学生の頃に出会っていたらたまらないだろうなと、思わず遠い目に……。

 登場する敵も、世界の破滅を目論むわりにはどこか抜けていて憎めない。そんなキャラクターたちがコミカルな会話劇を繰り広げます。お子様向けな雰囲気はありますが、超級・地獄級・超地獄級といった容赦ない難易度のステージも用意されているので、コアな『パズドラ』ファンもしっかり楽しめます。また、すれちがい通信による助っ人参戦や、モンスターのトレードといったコミュニケーション機能が充実している点もうれしいですね。

 と、ひととおりプレイして楽しんだ筆者の元に、とあるコードが舞い込んできました。特別に手渡されたこのコード、なんと“次世代ワールドホビーフェア’14 Winter”で中学生以下の来場者を対象に配布されたスペシャルダンジョンに挑戦できるコードだったのです! ダンジョンでは超強力モンスター“死天龍・アークヴェルザ”が待ち受けるということで、早速トライ!

『パズドラZ』
▲“死天龍・アークヴェルザ”が登場する激強ダンジョン“死の神殿”。ゼットシティ内にある神社にいる巫女の“ココロ”に話しかけ、“死天龍の絵馬”を使用すると入ることができます。
『パズドラZ』
▲最初の竜“始祖龍・エイドス”が2番目に生み出した天空龍。死を司る龍神で、敵全体の“たいりょく”を60%も削る驚異的なスキル“ギガグラビティ”を持つ、まさに超弩弓のモンスターなのです。
『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』
『パズドラZ』 『パズドラZ』 『パズドラZ』

 「わ~、かわいい巫女さんだ~」と喜んだのも束の間、なんというかもう鼻息一つで吹っ飛ばされた感じでオーバーキル。地獄すら見ることなく、光の速さでKOされましたよ……! 超級のボスに軽く撫でられたというか、触れることすら叶わなかった感じで完敗です。ちなみにこのダンジョン、Wi-Fiで後日再配信する予定とのことですので、ぜひ皆さんに私の仇を討っていただきたく……。

 最後に、個人的にチェックしておきたいのが、みんな大好き“メタドラ”について。とにかく経験値のおいしいモンスターでおなじみですよね。『パズドラZ』では、バトルで倒したりエッグの状態で強化素材にしたりすると、大量の経験値が入ります。

 ……が、しかし、奴ら逃げるんですよ……。

 そう、よりによって逃亡スキルなんて厄介なものを持っていて、かなり高確率で逃げ出すという……。筆者はまだ遭遇していませんが、キングメタルドラゴンがどんな斜め上のスキルを持っているのか、今から楽しみで仕方がないのです。

『パズドラZ』 『パズドラZ』
『パズドラZ』 『パズドラZ』
▲いかにもメタドラが詰まっていそうなワクワクダンジョンが出現。倒せば経験値がっぽりで、エッグを落とせば強化にも使えるという素敵な場所なのですが……逃げられた!

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データ

▼『パズドラZ』(ダウンロード版)
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種:3DS
■ジャンル:PZG
■発売日:2013年12月12日
■希望小売価格:4,000円(税込)

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