2014年2月26日(水)
セガは、5月15日に発売するPS3/Wii U用ソフト『ソニック&オールスターレーシング TRANSFORMED(トランスフォームド)』の新情報を公開した。
本作は、音速のハリネズミ・ソニックがスペシャルマシンに乗り込み、ライバルたちとのスピードを競い合うアクションレースゲーム。ソニックのライバルとして、過去のセガ作品から『スーパーモンキーボール』のアイアイ、『エターナルアルカディア』のヴァイスなどに加えスペシャルキャラクターが続々と参戦する。総勢20名を超えるキャラクターたちが、前代未聞のレースで火花を散らす。
今回は、本作のストーリーやレースに参戦するキャラクターおよびスペシャルキャラクターを紹介する。また、変化する地形に合わせてマシンが変型する“トランスフォーム”や、本作に収録されるさまざまなイベントを集約した“ワールドツアー”、さらに本作の実況アナウンスの情報もお届けする。
セガのゲームが集まる世界“セガワールド”。前回も実施されたレースイベント“オールスターレーシング”が今年も開催決定となった。ここまで勝ち残ってきたセガのキャラクターたちが集結し、水の上を走ったり、空を飛んだりとかつてないレースを盛り上げる。果たしてこのレースの栄冠は誰のものになるのだろうか。
ラルフが、ビル解体用の鉄球を付けたオリジナルカーでレースに参戦! ラルフは、映画『シュガー・ラッシュ』に登場するAC『フィックス・イット・フェリックス』で30年間ビルを破壊し続けている悪役キャラクター。“みんなから愛されるヒーローになりたい”という夢を持っていたが、偶然迷い込んだ最新レースゲーム『シュガーラッシュ』のヴァネロペという少女に出会ったことで、人生が変化した。今回のレースではどんな走りを見せてくれるのか。
世界最速にして超音速のハリネズミ・ソニック。自由気ままな性格で、走ることに関しては誰にも負けない自信を持っており、曲がったことと退屈な時間が大嫌い。人生は事件と冒険の連続と考えており、周りのルールや常識よりも自分のルールに従って生きている。
機械をいじることが大好きで、さまざまなメカを開発する心優しい子ギツネ・テイルス。テイルスは、シッポが2本あることで周囲の人からいじめられていた過去があり、その時たまたま出会ったソニックの走る姿に勇気づけられた。それ以来ソニックに憧れ、いつも彼の後を追いかけている。
ソニックをひたすら追いかける、恋する女の子エミー。自称ソニックのガールフレンドで、ソニックがピンチの時は、どこからともなく愛用のピコピコハンマーを取り出し相手を追い払う。ドライバーとしてもこれまで『ソニックドリフト』シリーズや『ソニックR』でのレース参戦経験もあり、今回のレースでもかなり活躍しそうだ。
ナックルズは、空に浮かぶ島“エンジェルアイランド”に1人で暮らすソニックのライバル。この島にある巨大な宝石“マスターエメラルド”の大いなる力をコントロールできる唯一の存在で、一族の宿命を背負って宝石を守っている。一本気で生真面目な性格の上に、お人よしなため、ドクター・エッグマンにはよく騙されているようだ。
バナナをこよなく愛するアイアイは、毎日バナナのことを考えながら、のほほ~んと能天気に暮らす、みんなの人気者。いつものように「エイエイプ~!」と魔法の呪文を唱えてみると、今回は“モンキーボール”ではなく、かっこいいバナナ型スーパーマシンが登場。このマシンに乗ってレースに参加し優勝すると、バナナがもらえるという噂に嗅ぎつけてレースに出場することに。
ちょっとおてんばなアイアイの未来のお嫁さんミーミーは、とてもしっかり者でおしゃれさん。心優しい彼女は、いつもバナナだけ気にするアイアイにちょっぴり不満な様子。今回急にレースに出場すると言ってきかないアイアイを止めようと追いかけているうちに、自分もいつの間にかレースに参加することになった。
ビートは、シブヤチョウのセンター街裏路地にあるガレージをアジトにして集まっているルーディーズ“GG”のメンバー。今回のレースの開催により、シブヤチョウの道路は閉鎖されてしまった。ビートは、「いつものように走れないならレースに参加すればいいさ」と知人のガムを誘いレースに参加することに。
いつも陽気で根っからのパフォーマーな、西海岸で活躍するタクシードライバー。タクシードライバーとは“自分流に人を楽しませるための手段”と考えており、自分のドライビングテクニックやトーク力で、1人でも多くの客の笑顔が見られれば幸せのようだ。今回はその自分の技術が世界でどこまで通用するかを確かめる為、愛車をフル改造しレースに参戦する。
音楽とダンスとファッションが大好きな、宇宙放送局“スペースチャンネル5”の女性リポーター。かつて謎の宇宙人“モロ星人”や、謎のロボット集団“踊り団”の襲来をリポートし、いきがかりじょうギンガを救ったこともあるが、今もなお未熟なリポーターである。今日、かつてない規模のレースが行われると知り、開発技術部長のノイズくん特製の小型マシンに乗って、レース現場からのリポートに挑戦することにした。
ヴァイスは、大空に浮かぶ浮遊島の世界で、自由気ままに空を駆ける少年。青の空賊“ダイン一家”の一員で、世界征服をたくらむ軍事国家“バルア帝国”と戦いを繰り広げている。好奇心旺盛で大胆不敵な性格の彼は、今回開催されるレースの存在を知り、仲間のブラバムが作った小型万能マシンで出場することに。
レースの途中では、イベントが発生し、前に通った道が破壊されてしまうことがある。その時は、トランスフォームすることで陸、海、空などを移動して進もう。トランスフォームとは、本来性質を変化させるという意味で、本作ではマシンを“前の周とは異なるルートに進めれられる”という意味合いで用いられている。
本作のメインとなるのは、50種類以上のイベントをクリアしていくキャンペーン“ワールドツアー“。ルールには、ロケットエンジンやおじゃまぷよなど10種類のアイテムを使いながらコースを3周するレースや、ドリフトしてタイムを稼ぐ“ドリフトチャレンジ”、巨大戦車と戦う“タンクバトル”など10種類がある。このルールを難易度別にクリアすることで、遊べるコースやキャラクターを増やすことが可能だ。その他にもアリーナでのバトル対戦も楽しめるマルチプレイがあり、最大10人でのオンラインプレイも楽しめる。
▲ドリフトチャレンジのプレイ画面 | ▲グランプリモードで次のレースに進む画面 |
▲タイムアタックの様子。ヴァイスが自分のゴーストおよび開発者ゴースト(S級ゴースト)とタイムを競っている場面。 | ▲ツアーでイベントをクリアしたときの結果画面。 |
▲ワールドツアーの開始画面。最初のイベントは“サンシャインコースト”でのレース。 | ▲妨害車を避けながらチェックポイントを目指していくトラフィックアタックのプレイ画面。 | ▲ツアーの中にはこのように、プレイヤーを追加できる場所がある。スターを30個集めると、ヴァイスが使用可能だ。 |
▲マルチプレイでは、5つのモードから選んで遊べる。 |
本作の実況アナウンスは、“セガの声”として『デイトナUSA』をはじめとするさまざまな作品に参加している光吉猛修さんに決定。また、登場キャラクターは、すべてオリジナルと同じキャストが声を担当している。
・光吉猛修プロフィール
1967年12月25日生まれ。1990年株式会社セガ・エンタープライゼス(現セガ)入社。代表作としては『DAYTONA USA』『SEGA Rally Championship』『シェンムー 一章 横須賀』など。音楽活動としてはS.S.T. Band、B-Univを経てSEGA Sound Unit「H.」でCD、ライブなどを精力的に行うかたわら、声優としても『バーチャファイター』の影丸(VF2以外)、『電脳戦機バーチャロン』のハッター軍曹役など、活動の場を広げている。最近では子供達に人気を博した、大阪阿倍野キューズモールに設置してある子供向けアトラクション『デコボコクレーンカンパニー』の体操のおにいさんとして『デコボコ体操』でYouTube、ニコニコ動画を騒がせた。
(C)SEGA
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