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2014年2月24日(月)

『ナチュラル ドクトリン』の熾烈な終盤ステージを紹介! 主人公が力尽きてもゲームは進む――人類と未知の生物“グリオン”との戦い

文:キャナ☆メン

 角川ゲームスは、3月19日発売のPS4/PS3/PS Vita用ソフト『NAtURAL DOCtRINE(ナチュラル ドクトリン)』について、新情報を公開した。

『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』
▲パッケージデザインも公開された。左から、PS4版+PS Vita版の『おもちだしパック』、PS4版、PS3版、PS Vita版。

 『ナチュラル ドクトリン』は、同社が設立した開発スタジオ“KADOKAWA GAME STUDIO”の第1作目となるシミュレーションRPG。城塞都市を中心に生活する人類が亜人種をはじめとした他種族と抗争を続けている、ファンタジー世界が舞台になる。プロデューサー/原作は『艦隊これくしょん ‐艦これ‐』の田中謙介さん、キャラクターデザインはufotableの碇谷敦さん、ディレクターは飯淳さんが担当している。

 公開されたのは、新たな登場キャラクター“インゴベルト”や、メインキャラクターを演じる声優の情報など。主人公・イフの声は井上剛さんが演じ、その相棒・ヴァシリーは佐倉綾音さんが声を担当する。

『ナチュラル ドクトリン』
▲人類の脅威として迫る“グリオン”と戦うシーン。一筋縄ではいかない戦闘が待つ。

 また、本作の終盤における展開についても、その一端が明らかにされたので、情報をお届けする。なんと本作の終盤では、“主人公がステージで力尽きても、そのまま復活せずにゲームが進行する”とのことだ。

■城塞都市フェステの実力者・インゴベルト

 今回紹介するインゴベルトは、魔法科学によって目覚ましい発展を遂げた城塞都市フェステの元老院議員。彼は、亜人種や他種族のみならず、下級市民への差別意識を隠そうともしないエリートなのだという。彼と主人公・イフたちの間に、どのようなドラマが描かれるのだろうか?

インゴベルト 声優:東地宏樹

『ナチュラル ドクトリン』

 強大な魔法を行使する賢者にして、元老院の議員。生まれながらのエリートであり、亜人種やその他種族はもちろんのこと、主人公たち含め、下級市民への差別を隠そうともしない城塞都市フェステの実力者。彼が中心となり、城塞都市内では、異なる思想の対立による争いも生じている。人間の脅威となったグリオン群に対し、ある計画を遂行しているようだ。

『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』
▲エリート階級に属し、下級市民に対して差別意識を抱いているというインゴベルト。そのセリフを見ても、ごう慢な性格がうかがえる。

●城塞都市フェステとは●

 この世界において、近年の魔法科学の発展とともに栄える人類最大の拠点。人類の最高決定機関である“元老院”や、通称“リッターローデン”と呼ばれる正規騎士団の本部などが存在し、政治や軍事の中枢となっている。周辺の亜人種やその他の種族との争いが絶えない人類にとって、“最後の砦”とも言える都市。イフたちは、自分たちが遭遇した“グリオン”という不気味な存在の脅威について報告するため、フェステを訪れるのだが……。

『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』
▲フェステの城壁は、市内に住む上級市民とそれ以外の人間を隔てるかのように高くそびえる。グリオンの脅威を訴えるイフたちの言葉は、聞き入れられるのだろうか?

■ゲーム終盤に起こるグリオンとの熾烈な最終決戦

 本作の世界に、不吉な影を落とす謎(なぞ)のクリーチャー“グリオン”。その姿形はさまざまだが、いずれも、他の生物を食い尽くすという脅威の習性と、不気味な外見をしていることでは一致している。

 ゲーム序盤で主人公たちが遭遇するグリオンは、小型タイプが中心となるが、物語が進むにつれ、他の種族を圧倒する超大型タイプが次々と現れるようになる。さらに、ゲームの終盤では、グリオンが城塞都市フェステまでを侵食してしまう。これにより、人類とこの世界の命運を決する、グリオンと主人公たちの最終決戦が幕を開ける。

『ナチュラル ドクトリン』
▲炎に包まれるフェステ。イフたちは、持てる力のすべてを注いで、グリオンとの絶望的な戦いに挑む。

 限りなく増殖・進化し、世界を侵食し続けるグリオンたち。グリオンとは、何のために現れたのか? その深奥に潜む存在と何なのか? すべての謎のカギは、自然のドクトリン(原則)に委ねられている。

『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』
▲ゲーム序盤、洞窟で遭遇するグリオン。人類にとって、未知の生き物として登場する。小型のグリオンでさえ、人間よりはるかに大きい。その戦闘能力も凶悪だ。
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▲洞窟から地上へと出てきたグリオンたち。単体でも脅威となる存在が、群れを成して襲ってくる。兵士たちに勝ち目はないだろう。
『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』
▲“ウルトラ級”と呼ばれる超大型のグリオン。長期戦になることを覚悟し、慎重に戦わなければ危険だ。

●主人公が力尽きてもゲームは進む●

 本作は、中盤のステージまでは、クリア条件に“プレイヤーキャラ全員の生存”という項目が含まれる。つまり、味方が1人でもステージ中で力尽きれば、ゲームオーバーだ。しかし、グリオンとの決戦に突入する終盤はこの条件が消滅。味方のキャラクターがステージで倒れても、そのままゲームが進行するようになる。そして、戦場に散ったキャラクターが復活することはない。しかも、それは主人公でさえ例外ではないという。

『ナチュラル ドクトリン』
▲戦場で力尽きたイフに、アンカが惜別の言葉を投げかける。しかし、主人公が倒れてもゲームはそのまま進む。
『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』
▲縦横無尽に張り巡らされた戦術リンクのライン。熾烈(しれつ)な戦いが予想される。もし、味方の戦力低下が起これば、それは深刻な問題となりそうだ。

■メインキャラクターの声優が明らかに

 以前の記事で紹介したキャラクターであるイフ、ヴァシリー、アンカ、ジーク、メル、ネブラ、タチアナの7人ついて、その声を演じる声優が公開された。

イフヴァシリーアンカ
『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』 『ナチュラル ドクトリン』
▲声優は井上剛さん。▲声優は佐倉綾音さん。▲声優は村井理沙子さん。

ジークメルネブラタチアナ
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▲声優は川原慶久さん。▲声優は日高里菜さん。▲声優は山下誠一郎さん。▲声優は洲崎綾さん。

(C)2013-2014 Kadokawa Games, Ltd.

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