2014年2月27日(木)
基本プレイ無料のPS3用オンラインバトルアクション『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』の連載レビュー企画。その第2回は前後編でジオン軍の汎用型モビルスーツのレビューをお届けしている。後編となる今回の記事では、ヅダやドムなど9機を一挙にレビューしていく。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:275 機体HP:12000 耐射撃装甲:42
耐ビーム装甲:42 耐格闘装甲:31 シールド:3000 射撃補正:73
格闘補正:60 スピード:230 スラスター:115 近:5 中:6 遠:7
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV2、ホバリングダッシュLV2、高機動システム、高性能スコープ、緊急回避制御LV1、格闘連撃制御LV1
【主兵装】ゲルググ用ビーム・ライフル、ジャイアント・バズ
【副兵装】ビーム・ナギナタ
HP12000でシールドを持ち、スピードもケンプファーやブルーディスティニー2号機と同等の230のスピードを持つ高性能汎用機。主兵装には、ゲルググ系MS専用のゲルググ用ビーム・ライフルとジャイアント・バズを持つものの、副兵装は格闘用のビーム・ナギナタが1つと、一度に装備できる武装がやや少なめ。全体的な装弾数の低さを、機体スペックの高さで補う上級者向けの機体となっています。
ガンダムと同時に参戦。たび重なるリスポーン時間の変更が行われたものの、全体的にリスポーン時間が短縮され、高コストらしい機体になりました。格闘補正の強化やスロットの強化なども行われ、拡張性はやや向上。最近では緊急回避制御も追加され、高いHPとシールド耐久値と合わせて、生存率が大きくアップしました。
ザクIIに次ぐジオン軍の量産機。ジオンでも珍しいビーム・ライフルを装備しており、機体全体をカバーするシールドにより生存率も高め。シャアが搭乗してガンダムと対峙したことで有名なためか、真っ赤にカラーリングして出撃しているジオン兵はたびたび見かけます。そのため先行量産型ゲルググに乗ると、ちょっと汎用機MS隊のリーダーになった感覚があったりしますね。
高い射撃補正により破壊力はあるのですが、やはりずっとザクII系統を運用していると、副兵装のものたりなさにとまどってしまう部分がありました。ビーム・ライフルの火力を確実に生かせる、照準性能に自信のあるベテラン兵にオススメでしょうか。
【開発スタッフコメント】
高威力のビーム・ライフルとジャイアント・バズが装備できる高性能機体です。強化タックルも可能なことから、中近距離において圧倒的な火力を誇ります。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:225 機体HP:10000 耐射撃装甲:42
耐ビーム装甲:42 耐格闘装甲:45 シールド:なし 射撃補正:21
格闘補正:73 スピード:245 スラスター:125 近:8 中:6 遠:3
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV2、ホバリングダッシュLV2、高機動システム、緊急回避制御LV1、格闘連撃制御LV1
【主兵装】ブーメラン・カッター
【副兵装】アーム・パンチ
機体LV1でコスト225と、同コストのドム(重装備仕様)やドム・トローペンと比べると耐装甲性能と格闘補正に優れており、スピードも245とかなり素早い。ただし、スペックでは上回っているものの、主兵装と副兵装合わせて2種類のみと、使いどころを選ぶ機体となっています。
主兵装のブーメラン・カッターは命中した相手を強制的にダウンさせる武器で、射撃時に相手の足を止める特性を持ちます。そのため主兵装からのコンボはできず、基本的にはこれでダウンを奪ったあとに接近するような使い方がベストでしょう。
機体LV1で威力3000もある格闘武器、アーム・パンチが本機のミソ。すべての格闘モーションに強制ダウン効果があり、一撃で相手を地面に沈めることができます。とにかくダウンを奪うことに特化した機体性能で、敵の進撃や足止めには最適のMSといえるでしょう。
主兵装は弾道にクセはありますが、当たれば強制ダウン。敵の進撃を確実に止められます。おまけにダウン中なら接近することも容易なので、支援機相手に主兵装が当たればこちらが有利に動けますね。
格闘のアーム・パンチは、攻撃範囲がズゴック系と同様に短いものの、威力はお墨付き。ギャンを超える破壊力をこのコストで運用できるのはかなり楽しいです!
【開発スタッフコメント】
格闘攻撃やブーメラン・カッターはすべて一撃で相手をダウンさせることができます。ダウン兵装しかないことから1対1には向かないので、味方との連携を意識して戦いましょう。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:125 機体HP:4000 耐射撃装甲:37
耐ビーム装甲:37 耐格闘装甲:37 シールド:なし 射撃補正:53
格闘補正:28 スピード:140 スラスター:140 近:4 中:4 遠:3
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV2、ホバリングダッシュLV2、クイックブースト、緊急回避制御LV1
【主兵装】ザク・バズーカ、ザク・マシンガン
【副兵装】シュツルム・ファウスト、ヒート・ホーク
ジオン軍きっての低HP機体であるザクIに匹敵するHP4000だが、スラスター量はジオン軍のMSベスト3位に入るピーキーな性能を誇る。ザクIIよりもコストは高いが緊急回避制御やクイックブースト、ホバリングダッシュLV2など移動関連のスキルが充実しており、回避性能に優れています。それにより、高い射撃補正と高威力の副兵装、シュツルム・ファウストを生かした一撃離脱の戦法を得意としています。
機体LV1でスラスター量が140あるものの、スピードは支援機とほぼ同等の140と低め。しかし、機体特性によりブースト移動時はかなりスピードが早くなるため、他のMSとは異なり基本的にブーストを多用した立ち回りがポイントになります。
カスタムパーツでスラスター量をさらに強化するのもアリ! と、いいたいところですが、低コストにしてはパーツスロット数が少ないので、運用する前にハンガーで補強してからがオススメです。
独特なバックパック。通称・土星エンジンを積んだ機体(または改良機)。圧倒的なスラスター量と引き換えにザクⅠも驚きの低HPとかなり玄人向けな印象。射撃補正は高いので中距離支援に秀でています。副兵装の威力も高いので、ザク改に似たコンボもできますね。特に移動に時間のかかる広いマップでは、ザクII系列よりもアドバンテージを取りやすいのが強みでしょうか。
優れたブースト性能とスラスター量のおかげで案外逃げ切れたりするのもおもしろい点です。無人都市や軍事基地などの障害物の多い地形は隠れやすくて、ヅダ向けなのかなーと思います。
【開発スタッフコメント】
低コストながらシュツルム・ファウストと強化タックルといった高火力兵装を有しています。また通常移動は遅いですが、スラスター移動はトップクラスのスピードを誇ります。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:200 機体HP:9500 耐射撃装甲:31
耐ビーム装甲:34 耐格闘装甲:31 シールド:なし 射撃補正:40
格闘補正:40 スピード:260 スラスター:115 近:7 中:10 遠:6
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV1、ホバリングダッシュLV1、高性能バランサー、緊急回避制御LV1、格闘連撃制御LV1
【主兵装】ザク・マシンガン、ジャイアント・バズ、MMP-80マシンガン
【副兵装】スプレッド・ビーム、ヒート・サーベル
ザクIIと比べて基本的なスペックに変化はないものの、スピード260とホバー移動による素早さがウリのドム。ザク系統のMSの主兵装であるザク・バズーカよりも威力の高いジャイアント・バズを装備でき、火力面でも優れています。また、副兵装の格闘武器もヒート・ホークではなく、ヒート・サーベルになっており、射程がやや長めです。
ホバー移動の影響で格闘時に滑りながら攻撃するため、当てやすいという側面も存在します。装甲性能はザクIIと変わりないので、スピードを生かしてヒット&アウェイで戦っていくMSですね。
遠距離スロットの強化に加え、ヒート・サーベルの威力がアップするなど、遠近バランスよく強化されていますね。のちに格闘連撃制御のスキルも手に入れ、ホバー移動からの格闘の特性を生かしやすくなりました。主兵装のジャイアント・バズの威力が強化されるなど、ドム系MSのベース機として日に日にアップデートされ続けています。
ザク系統のMSからドムに乗るとスピードの速さに驚くと同時に、ホバー移動の違和感に慣れませんね。特に照準の微調整が難しいんです。あんなに当てにくくなるとは当時は思いませんでした。砂漠地帯のような広いマップでスピードを生かして暴れたいところですが、実は高低差の照準がもっと難しいんです。
そういう意味でも中級者向けのドムですが、やはり3人そろうと真価を発揮する気がします。何度かウマの合うジオン兵と3人でドムで暴れたものですが、そういう雰囲気や熱に後押しされると案外勝てたりするんですよね。多分、連携を意識してるからなんでしょうが。
【開発スタッフコメント】
ホバー走行のため、操作感が他とは違うドムタイプの基本となる機体です。近接戦闘よりの性能になっているので、積極的に格闘も仕掛けていきましょう。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:225 機体HP:13000 耐射撃装甲:34
耐ビーム装甲:34 耐格闘装甲:31 シールド:1100 射撃補正:47
格闘補正:34 スピード:245 スラスター:130 近:6 中:8 遠:3
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV1、ホバリングダッシュLV1、高性能バランサー、緊急回避制御LV1
【主兵装】ザク・マシンガン、ジャイアント・バズ、MMP-80マシンガン
【副兵装】スプレッド・ビーム、シュツルム・ファウスト、ヒート・サーベル
ドムと基本スペックは大きく変わりませんが、シールドを装備したことによる防御面の強化が行われています。射撃と格闘補正が同数値だった万能型のドムと比べると射撃寄りの性能になったことで、中距離支援はしやすくなりました。
しかし、ドムにあった格闘連撃制御がなくなったため汎用性は今ひとつに。コストも上がったぶん、HPも13000まで上昇しましたが、スピードがやや低下したため扱いは慎重に行いましょう。
副兵装のシュツルム・ファウストは、ザクII改(Bタイプ)が装備しているものと基本性能は同じですが、威力は本機のが数段上です。特に、高威力のジャイアント・バズからシュツルム・ファウストへのコンボは驚異的な破壊力を持っており、本機を運用するうえで欠かせない攻撃の1つです。
全体的に実弾系武器を使うためにカスタムパーツのクイックローダーとも相性がよく、リロード時間の長めな本機を支える重要なパーツとなっていますね。
ドムに乗りたい! でも火力が足りない! そんな人に向けた高火力、高防御のドムが本機です。スピードが低下したといっても245もあれば、十分に戦える性能。何より格闘機を相手にしたときの本機のプレッシャーの高さは、他のMSの追随を許しません。それだけジャイアント・バズとシュツルム・ファウストのコンボは相性バツグンなんですよね。
ただし、ドムと比べて格闘性能が落ちたのは若干の痛手。なんだかんだいっても、あのスライド格闘は便利なんですよ。ドムを長く使っているとクセでやっちゃうこと、ありません?
【開発スタッフコメント】
格闘の連撃ができませんが、副兵装にシュツルム・ファウストが追加されており、中距離からの多彩なコンビネーション攻撃が可能です。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:225 機体HP:10500 耐射撃装甲:37
耐ビーム装甲:37 耐格闘装甲:31 シールド:なし 射撃補正:60
格闘補正:28 スピード:275 スラスター:120 近:6 中:8 遠:3
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV2、ホバリングダッシュLV2、高機動システム、緊急回避制御LV1
【主兵装】ザク・マシンガン後期型、ジャイアント・バズ改、MMP-80マシンガンGN装備
【副兵装】シュツルム・ファウスト、ヒート・サーベル
ドム(重装備仕様)と同じコストで、射撃補正とスピードをさらに高めた機体。特にスピードは格闘機よりも早い275と圧倒的な数値を誇ります。そのスピードの速さを生かすためか、機体LV1の時点でホバリングダッシュLV2と高くなっているのも特徴ですね。
攻撃と防御に比重を置いたドム(重装備仕様)と比べるとHPが低下し、シールドもなくなりました。しかし、ジャイアント・バズよりも高威力のジャイアント・バズ改や、副兵装のシュツルム・ファウストを持つので、攻撃と機動力に特化したドム系MSとなっています。
主兵装がジャイアント・バズからジャイアント・バズ改に変わり、威力が200アップ。本機の高い射撃補正と相まって非常に強力ですね。副兵装のスプレッド・ビームはなくなりましたが、射撃主体の本機にはあまり影響はありません。
また、格闘補正が低下しましたが、地味にヒート・サーベルの威力はドム(重装備仕様)よりも高くなっているのも見逃せないポイントでしょうか。接近を許したらドム系特有のホバー移動の慣性に乗せた格闘で一刀両断するのも手ですね。
速い。なによりもそこに尽きます。しばらくコイツに乗った後に支援機を使った日には……目も当てられません。動きたい位置に素早く移動でき、攻撃しやすいというスピードのメリットを、この機体は教えてくれたように思います。
基本性能はドムやドム(重装備仕様)と一緒で、立ち回りも大きくは変わりません。ややゴツい見た目になったことで狙われやすかったりしますが、そこは本機のスピードの見せどころ! 逃げ切って相手がオーバーヒート仕掛けたところにバズーカやシュツルム・ファウストでズドンと追撃をお見舞いしてやるのが日課です。
【開発スタッフコメント】
強力な主兵装、ジャイアント・バズ改をもち、通常時の移動速度はジオン軍でトップクラス性能を誇ります。その機動力と攻撃力を生かした一撃離脱戦法が有効です。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:275 機体HP:12000 耐射撃装甲:48
耐ビーム装甲:48 耐格闘装甲:48 シールド:なし 射撃補正:49
格闘補正:49 スピード:260 スラスター:125 近:5 中:5 遠:4
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV3、ホバリングダッシュLV2、高性能バランサー、緊急回避制御LV1、格闘連撃制御LV1
【主兵装】ジャイアント・バズ、ジャイアント・バズ改
【副兵装】スプレッド・ビーム、ヒート・サーベル、頭部バルカン
全体的に高いHPと防御性能、バランスのいい射撃性能と格闘補正。ドムをそのまま強化したような万能型のドワッジ。装備できる主兵装や、装備しているスキルもドムと大きな差はなく、またドム(重装備仕様)にはオミットされていた格闘連撃制御も装備しており、ホバー移動の慣性を利用した格闘を行える点は、ドムと同じ感覚で運用できます。
全体的な性能はドムと似ていますが、運用してみると微妙な差があります。特にドム系統特有の慣性がやや抑えられ、小回りが効きやすくなっています。
また機体性能面だけ見ればドムの強化型の性能ですが、武装の切り替え速度や旋回性能からドム(重装備仕様)に近い性能です。そのためドムとは異なり、ワンテンポ間を置いた感覚での運用を心がけましょう。
中コストのドム。といった感覚でいます。主兵装にジャイアント・バズ改が選択でき、微妙な火力を底上げを助けてくれていますね。ジオン系のMSには珍しい副兵装の頭部バルカンを装備し、歩兵掃討の苦手なドム乗りには地味にありがたかったり。
運用面でもコストくらいしかドムと変わらないので、基本のドムの操縦に慣れたら本機にササッと乗り換えて、中コストMSの火力を堪能するのに最適ではないでしょうか。
【開発スタッフコメント】
ジャイアント・バズやスプレッド・ビームといった兵装を持つドムの純粋な上位互換機です。慣性移動がドムよりも抑えられており、高スピードながら小回りのきく機体になっています。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:275 機体HP:10500 耐射撃装甲:37
耐ビーム装甲:37 耐格闘装甲:37 シールド:2000 射撃補正:66
格闘補正:60 スピード:230 スラスター:105 近:6 中:8 遠:3
【スキル】クイックブースト、ホバリングダッシュLV2、高性能バランサー、緊急回避制御LV1、格闘連撃制御LV1、能力UP「EXAM」
【主兵装】陸戦GD用ビーム・ライフル、100mmマシンガン改、MMP-80マシンガン
【副兵装】頭部バルカン、胸部マシンガン、腹部マルチランチャー、ビーム・サーベル
連邦軍のブルーディスティニー3号機の対になるMS。機体LV1でコスト275。射撃、格闘補正ともに60以上とかなりのハイスペックです。さらにブルーディスティニー系に共通するスキル“能力UP「EXAM」”も搭載。
全体的な防御性能はコストに対して低めですが、充実した副兵装の数とHP一定以下で機体性能が強化される点も踏まえると、かなり強力な性能です。またジオンの汎用系には数少ないビーム兵器を主体にするため、対バズーカ対策に耐射撃装甲を強化している敵に対して有利に戦える利点もあります。
キャンペーンでしか入手できないブルーディスティニー2号機。ジオニストには貴重なガンダムタイプの機体とあって、本機を全力で入手しにいったジオン兵も多いのではないでしょうか。やはりガンダムタイプは戦場の華ですね。
機体性能は装備できる主兵装にやや違いはありますが、ブルーディスティニー3号機とまったく一緒。使い勝手も変わりません。EXAMも発動できるので、今まで散々見せつけられた赤いオーラのプレッシャーを、連邦軍に味わわせることができますね。
やはり自軍が運用してるだけあって、対EXAM対策はバッチリですね。EXAMが発動する前にバズーカのよろけから一気に削られます。とはいえ強力なビーム・ライフルや、ザク・マシンガンと同じ感覚で使用できる副兵装の胸部マシンガンと攻撃面に抜かりなし。この副兵装の充実差はさすがガンダムタイプでしょうか。いつも副兵装も含めてカツカツなジオン系MSとは違い、使ってみると戦いに余裕があります。
【開発スタッフコメント】
ジオン軍ながら連邦軍の主兵装を装備することができる唯一の機体です。格闘と射撃のバランスがとれているので、中距離でビーム・ライフルを使った立ち回りを意識しましょう。
【LV1時のスペック】
タイプ:汎用 コスト:325 機体HP:13500 耐射撃装甲:59
耐ビーム装甲:59 耐格闘装甲:48 シールド:なし 射撃補正:66
格闘補正:53 スピード:245 スラスター:125 近:5 中:6 遠:4
【スキル】脚部ショックアブソーバーLV2、ホバリングダッシュLV2、高機動システム、緊急回避制御LV1、格闘連撃制御LV1、強制噴射装置
【主兵装】ジャイアント・バズ、PD用ビーム・バズーカ
【副兵装】胸部ビーム・ガン、ヒート・サーベル
機体LV1でコスト325の高コストのドム。全体的に高い耐装甲性能と射撃寄りの性能。そしてスピードが245なので、ドム(重装備仕様)の強化機体といった立ち位置ですね。
主兵装にはジャイアント・バズの他に、専用のPD用ビーム・バズーカを装備。さらに副兵装にも胸部ビーム・ガンを装備しているなど、ドム系MSには珍しいビームを主体に運用している機体です。
専用の主兵装、PD用ビーム・バズーカは、威力こそドム系のMSが主流としているジャイアント・バズよりも高めですが、2発でオーバーヒートしてしまうピーキーな性能です。またオーバーヒートから復帰するまでに30秒近く要するので、連射は厳禁。
カスタムパーツで補助するにも、主兵装が使えない間は弾数1発しかない胸部ビーム・ガンと格闘に頼りっきりになるので、できるだけオーバーヒートをしないように抑えた立ち回りがポイントになります。
ドム乗り待望(?)のビーム・バズーカ装備のドムです。武装のゴツさ、威力、ビームの太さから、威圧感はバツグン! ですが、オーバーヒートが怖くてなかなか撃てない困ったちゃん。
きちんと運用できれば非常に強いことこのうえないのですが、やはりバズーカ持ちと違って手数が少なくなりがちなので、撃ち合いとなるとちょっと厳しい印象です。必ず近くに仲間がいる状態で追撃係として動くと活躍できるかなと。
【開発スタッフコメント】
ドワッジの機動力と射撃性能を強化したドムタイプの最上位機体です。胸部ビーム・ガンはスラスター移動中でも使えるので、強襲を仕掛ける際にはとても有効です。
以上、後編では9機のレビューをお届けした。来週更新予定の連載第3回では、連邦軍の格闘型モビルスーツをレビューするので、こちらも乞うご期待!!
(C)創通・サンライズ
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