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2014年3月3日(月)

KADOKAWAの人気マンガ200作品が無料で読めるウェブコミックサービス“コミックウォーカー”が3月22日より開始!

文:megane

 KADOKAWAは、同社が刊行している雑誌に連載中のコミックなどを無料で配信するウェブサービス“コミックウォーカー”を3月22日より開始する。その発表会が本日3月3日に行われた。

『コミックウォーカー』

 コミックウォーカーは、2013年10月に主要9社で合併したKADOKAWAで初となる大型新規事業となる。角川書店、アスキー・メディアワークス、エンターブレイン、メディアファクトリーなど、コミック誌を刊行している各ブランドカンパニーを横串で通した、全社横断型のプロジェクトとなっている。

 発表会には、KADOKAWA取締役専務の井上伸一郎氏やコミックウォーカー統括部長を務める古林英明氏、さらに『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役でおなじみの声優・古谷徹さん、初音ミク役や『艦隊これくしょん』赤城役の声優・藤田咲さんなどが登場した。

『コミックウォーカー』

 まずはじめに、井上氏よりコミックウォーカーの概要についての説明が行われた。コミックウォーカーの立ち上げについて、1994年のピーク時から比べると、3分の1もの規模になっているコミック誌&コミックスの部数規模について言及。マンガからの読者離れを食い止めるべく、コミックウォーカーというサービスを立ち上げると説明した。

『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』

 コミックウォーカーに収録される作品は、KADOKAWAの各ブランドカンパニーから23誌、掲載作品は150作品を現在予定している。これにオリジナルの50作品を加えた総計200作品が、サービス開始当初に提供される作品となる。

『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
『コミックウォーカー』
▲ユーザーの閲覧履歴をもとに、おすすめの作品をシステム側でピックアップするマイマガジン機能を搭載する。左の50代会社役員というのは井上氏とのこと。
『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
▲『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と『新世紀エヴァンゲリオン』の2作品については、最新の彩色技術を駆使したフルカラー化も行われる。
『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
▲コミックウォーカーは日本語、英語、繁体字の3言語に対応。各言語はワンタッチですぐに切り替えることができる。
『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
▲サービスの利用は無料となるが、有料となるプレミアム会員では特別なコンテンツが見られるようになる予定。
『コミックウォーカー』

 ここで古谷徹さんが『機動戦士ガンダム』のセリフになぞらえて会場に登場。井上氏とともにコミックウォーカーのデモンストレーションを行った。

『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
▲ページをめくるのはフリック入力で簡単で行える。
『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
▲コミックウォーカーの統括を担当している古林英明さんも登場。▲iPadでは上部のメニューですぐに切り替える様が実演された。

 続いて、声優・藤田咲さんが登場。藤田さんは、サービス開始と同時に開催される“艦これ コミック・イラスト大賞(仮)”に向けて、直筆のイラストが披露された。

『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
▲『艦隊これくしょん』に登場する艦娘・赤城のイラストとともに藤田咲さんが登場。
『コミックウォーカー』
▲藤田さんによる気合の入ったイラストが公開された。
『コミックウォーカー』 『コミックウォーカー』
▲イラスト大賞の投稿第1号は藤田さんのイラストが登録された。
『コミックウォーカー』
▲イラスト大賞の他に、コミックウォーカー新人大賞も開催される。詳細はサイトに公開されるとのこと。

 なお、現在コミックウォーカー公式サイトでは、各作品のコマを使用した大喜利コーナーが設定されている。コマを使って投稿された作品は公式サイトで確認することが可能だ。

イラスト/安彦良和 (C)創通・サンライズ
イラスト/貞本義行 (C)カラー・GAINAX

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