2014年3月7日(金)
ビデオゲームの黎明期には、当時は“マイコン”と呼ばれたPCゲームのユーザーとファミコンに代表されるコンシューマゲームのユーザーが、微妙に縄張り争い的な張り合いを繰り返していました。インターフェイスの違いが言い争いの中心となることも多く、PCゲームユーザーからは「テンキーの方が操作しやすい」「テンキー以外で操作なんてできないよ」などと、ゲームパッドを否定する発言もしばしば聞かれました。
根っからのコンシューマゲームユーザーであった小官は、「ゲームパッドの直感的な操作がキーボードに負けるはずがない! あんなもんで操作したら指がつる」と常々語っておりました。と、これがまぁ30年くらい前の話。先日サービスがスタートした『World of Tanks(ワールド オブ タンクス)』(以下、『WoT』)のコンシューマ版となる『World of Tanks: Xbox 360 Edition』をさっそくプレイしたのですが、キーボード操作に慣れているとパッド操作に違和感バリバリ。あんなに慣れ親しんだパッド操作に戻れないなんて、歳をとったもんだ……。
そんなわけで今回は、Xbox 360版『WoT』を遊んでみて感じたインプレッションをお届けします。手軽にスタートできるので、PC版に手を出すのに抵抗があるという人には特にオススメですよ。
Xbox360版の『WoT』は、今のところパッケージ販売がありません。ではどうやって遊ぶのかと言えば、PC版と同様に、Xbox360本体にソフトをダウンロードすることでプレイできるようになります。ゲームプレイそのものは無料(ゲーム内課金)。“Xbox Live ゴールドメンバーシップ”であれば、誰でも普通にプレイ可能!
またゴールドメンバーシップではない場合には、7日間だけ特別な手続きなしでプレイ可能(制限なし)。無料期間が終了した後も継続してプレイしたければ、その時点で“Xbox Live ゴールドメンバーシップ”に加入すればOKです!
なお、経験値やクレジットを効率よく稼ぎたいという人は、PC版と同じくプレミアムアカウントを登録することで、通常の1.5倍の経験値とクレジットを獲得できます。ゴールドを購入して戦車やアイテムを購入することも可能です。
▲ダッシュボードのホーム画面に『World of Tanks』のバナーが! ここからGameストアにすぐさまアクセスすることができます。 |
●プレミアムアカウント
・1日:250ゴールド
・3日:650ゴールド
・7日:1,250ゴールド
・30日:2,500ゴールド
・180日:13,500ゴールド
・360日:24,000ゴールド
▲ゲームのダウンロード時には、HDDなどのストレージの容量に注意! 最低必要容量は2.8GBとなっています。またゲーム開始時には、画面の明るさ(ガンマ値)と画面の比率(縦横比)の設定を行います。 |
Xbox 360版でも、初めてプレイする人のためのチュートリアルとして【訓練】が用意されています。しかも【戦車選択】のところから選択する仕組みになっているので、非常にわかりやすいですね。とりあえず、ここで戦車の基本操作について学びます。Xbox 360版では、右スティックが砲塔の旋回、左スティックが車体の移動、左トリガーがズーム、右トリガーが射撃となっています。また右スティックを押し込むことでスナイパーモードへの変更が行えます。この他、方向パッドが各種メッセージのショートカットになっています。
▲チュートリアルがスタート! PC版では【Panther】で訓練しましたが、Xbox 360版では車体が変わって【M4A3E8】を操縦します。 |
▲自分の操縦する車両が、だいぶ大きく表示されます。車体のテクスチャや陰影の表現など、PC版とはちょっと違ったグラフィックがとても美しいです。 | ▲グラフィック強化の恩恵は、発射時に発生する砲煙にも表れています。なかなかの迫力ですよ。 |
▲プラットフォームが変わっても、やることはいっしょ。貫通率の表示も準拠します。つまり、レティクルの色が緑なら装甲を抜けて、赤だと抜けないということ。なお、レティクル内のどこに飛んで行くかわからないのも同じです。 | ▲操縦の訓練以外にも、各種教習ビデオでゲームの知識を学べます。車種による役割の違いなども教えてくれるのですが、残念ながら英語による解説。それでも、1度は見ておくことをオススメします。 |
→いざ実戦へ! アメリカ/イギリス/ドイツから
自分の戦車をチョイス!!(2ページ目へ)
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