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2014年3月7日(金)

舞台『BLAZBLUE(ブレイブルー)』ゲネプロ公演レポート。ゲーム版とは少し違う、衝撃の結末とは?

文:AO

 どうも、対戦格闘ゲームが好きで、『BLAZBLUE(ブレイブルー)』も大好きなライターのAOです。本日3月6日から3月9日にかけて東京・天王洲 銀河劇場で公演される、舞台“LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~”のゲネプロ(通し稽古)を取材してきました!

“LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~” “LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~”

 いただいた資料によると、この“LIVE ACT『BLAZBLUE』”は、格闘ゲーム独特の動きをダンスと見紛うばかりの流れるような殺陣で再現したことに加えて、東京都庁などのデジタルマッピングを手掛けたプリズムによってゲーム画面そのもののようなCG映像も実現。さらにヒーローもののアクションでおなじみのジャパンアクションエンタープライズも参加したことにより、“これまで不可能と思われていた『ブレイブルー』の世界を舞台上に再現”するとのこと。これはファンならずとも気になりますね!

 それではさっそく、舞台版『BLAZBLUE』の見どころをレポートしていきましょう!

“LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~” “LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~”
▲オープニングは原作のプロローグを壮大に演出。それと同時に本作の主人公であるラグナ=ザ=ブラッドエッジを始めとした6人の主要人物がカッコいい殺陣アクションとともに名乗りを上げます。そして場面はラグナの視点に切り替わり、物語がスタート。
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▲ラグナの目的は自身の運命を狂わせた、強大な悪ユウキ=テルミ(ハザマ)に復讐すること。ハザマは世界の命運を握る力を持つノエルを捕らえるため、暗躍を続けます。
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▲ジンとラグナの兄弟対決やノエルとツバキの親友同士の戦いなど、原作の名シーンを舞台上で完全再現。
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▲ストーリーの途中では『ブレイブルー』の世界観をわかりやすく説明する場面もありました。原作のギャグルートを思わせるコミカルなやり取りは必見です。超絶料理ヘタなノエルのおりぎりを食べてしまった3人は……。
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▲ハザマの手によって捕らえられたノエルは、封印されていた“カミゴロシ”の力を発動させてしまう。はたしてラグナたちはノエルを救うことができるのか……?
“LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~”
▲物語のラストは衝撃的な結末が! これぞ舞台だからこそ実現できた確率事象だと、個人的には大興奮でした!
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▲口調や仕草など、キャラクターの再現度は驚くほど高かったです。ハザマの凶悪な高笑いやジンのラグナに対する豹変っぷりなど、キャラクタ―の再現度が非常に高く、本当に『ブレイブルー』の世界にいるかのような感覚に包まれました!
“LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~” “LIVE ACT『BLAZBLUE』~CONTINUUM SHIFT~”
▲士官学校の同級生同士であるノエル、ツバキ、マコトの友情物語も語られることに。ノエル、ツバキの争いを止めるため、明るい性格の獣人・マコトが奮闘します。
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▲バトル開始前は背景のスクリーンにキャラクターが表示され、格闘ゲームの対戦を演出。舞台の演出とアクションを利用して、実際にゲームで使う技を再現しています。

 いやー、やっぱり『コンティニュアムシフト』の物語は熱い! アクションも演技もすごすぎて、公演が終わったあとも興奮しっぱなしでした。ゲームのアクションを舞台であそこまで再現できるものなんですねー。ジンVSハザマのシーンでは、ハザマのウロボロスとジンの吹雪が相殺している幻影が見えちゃいましたよ、マジで!

 レイチェルが転移する時にはバラの花びらが舞ったり、ジンの「兄さん兄さん兄さん」連呼を受けたラグナが思わず“ですます調”でたじたじちゃったりとか、本当に演出が細かい!

 基本的にはゲーム版のストーリーに忠実でしたが、舞台版オリジナルの展開や演出も多くて、最後の最後まで新鮮な感覚で楽しめました。特に終盤は予想外の展開で胸熱になるシーンも多いので、気になる方はぜひ劇場でお楽しみください!

■舞台“LIVE ACT『BLAZBLUE(ブレイブルー)』~CONTINUUM SHIFT~”概要
【開催日程】
●2014年3月6日(木)~9日(日)
【トークショーなどの日程】
●3月7日(金)19:00公演:スペシャルトークショーの回(公演後に開催)
 ジン=キサラギ役のキャスト(ゲーム版の声優の柿原徹也と舞台キャストの荒牧慶彦)とゲームプロデューサーの森利道、演出の松崎史也が参加予定。
●3月8日(土)12:00公演:スペシャルトークショーの回(公演後に開催)
 ラグナ=ザ=ブラッドエッジ役のキャスト(ゲーム版の声優の杉田智和と舞台キャストの友常勇気)とゲームプロデューサーの森利道、演出の松崎史也が参加予定。
●3月8日(土)17:00公演:スペシャルトークショーの回(公演後に開催)
 ノエル=ヴァーミリオン役のキャスト(ゲーム版の声優の近藤佳奈子と舞台キャストの桃瀬美咲)とゲームプロデューサーの森利道、演出の松崎史也が参加予定。
●3月9日(土)12:00公演:スペシャルトークショーの回(公演後に開催)
 舞台版キャスト(ハザマ役の村上幸平、ツバキ役の小原春香、マコト役の小市眞琴、レイチェル役の澤翔子)、演出の松崎史也が参加予定。
●3月8日(土)12:00公演:コスプレの回
 コスプレで来場された方が公演終了後、舞台に立って撮影ができるイベント。なお、この回は、客席にコスプレのまま観劇される方が多い可能性がある。
【会場】
●天王洲 銀河劇場(東京都品川区東品川2-3-16 シーフォートスクエア内2階)
【チケット】
●通常チケット:6,800円(全席指定、税込)
●コスプレ参加付チケット:7,500円(全席指定、税込)
【スタッフ】
●原作/監修:ARC SYSTEM WORKS
●演出:松崎史也
●映像:和井内良典(プリズム)
●アクションコーディネーター:渡辺淳(ジャパンアクションエンタープライズ)
●プロデューサー:岸憲一郎(エンタテインメントプラス)/関口賢(ライブネクスト)/竹内忠宜(MACH)/大古安里(銀河劇場)
●企画・制作:ライブネクスト/MACH
●企画協力:AnchoRec.inc
●主催:LIVE ACT『BLAZBLUE』製作委員会/エンタテインメントプラス/ライブネクスト/銀河劇場
※チケットの予約は、公式サイトのチケット予約ページを参照。

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