『LoV3』プレイヤーによる人気投票第1位のKAZさんにインタビュー!!【ハチが行く！『LoV3』有名プレイヤー列伝 ♯2】

文：ハチ

　スクウェア・エニックスが贈るオンラインマルチ対戦型トレーディングカードゲーム『ロード オブ ヴァーミリオン III』（以下『LoV3』）。電撃紅蓮隊メンバーがお送りするコラム記事第22回は、『電撃ARCADEゲーム』の新人女性ライター・ハチが、『LoV3』のランカーさんたちへインタビューしに行く企画“ハチが行く！　『LoV3』有名プレイヤー列伝”をお届けします。

　この企画は電撃紅蓮隊のハチが、有名プレイヤーさんが実際にプレイをしているゲームセンターに行き、インタビューしてしまおうという企画。定期的にいろいろなゲームセンターへ行くので、あなたがよく遊んでいるゲームセンターにも行っちゃうかも!?

　ちなみに電撃紅蓮隊は、さくら番長、ミライ、梅津爆発、ハチの4人からなる電撃のギルド。隔月偶数月発売の『電撃ARCADEゲーム』や電撃オンラインで、『LoV3』の担当チームとして活動中です。

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ハチ
▲現在のリーグはプラチナB。急にリーグが上がらなくなってしまい、伸び悩んでいます。戦績は1108戦551勝557敗で、平均順位は4.47位。KAZさんにいろいろ伺って、しっかり勉強するぞー!!

　今回は、ヴァーミリオンフェスティバル直前の2月27日に、バトルイベント人気投票で見事第1位になったKAZさんに突撃してきました！　前回に続き、『LoV3』のランカーで「LoV☆すた」にも出演されているたつをさんと一緒に、待ち合わせ場所であるタイトーイン綾瀬さんにおジャマしてきました。

　KAZさんは明るくてとても楽しい方でしたよ！　私は『LoV2』からプレイしているのですが、その頃から大会などで拝見していたプレイヤーさんだったので、目の前で実際のプレイを見せていただき、とても光栄でした！

▲今回インタビューさせていただいたKAZさん。プレイ中は本当に真剣な眼差しです……！

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■カードトレードでご挨拶!!

　まずはインタビューの記念に、カードをトレードしていただくことに。お渡しするカードは悩みに悩みましたが、KAZさんは『LoVRe：2』の頃ずっとアマゾネスの友達という称号をつけていて、さらに人獣デッキを使っているイメージがあったので人獣の巴御前にしました。

　そしてKAZさんからいただいたカードはSPペンテシレイア!!　これは『LoVRe：2』の時に配られたSPカードなんです！　当時、手に入らなかったカードなのですごく嬉しかったです!!　このカードをKAZさんが選ばれた理由は、ペンテシレイアに復活してほしいからだそうです！　いつか復活するといいですね。KAZさん、ありがとうございました！

▲巴御前		▲SPペンテシレイア

■『LoV』が好き過ぎて入院!?

ハチ：では、さっそくインタビューを始めさせていただきます！　本日はよろしくお願いします。

KAZ：よろしくです。

ハチ：KAZさんは週に何回くらいゲームセンターに行くんですか？

KAZ：ほぼ毎日ですね。プレイはしなくても全国ランカー決戦は必ず見るようにしています。通いすぎて入院したこともありました（笑）。

ハチ：えぇぇ!?　入院したんですか!?　しかも『LoV』のやりすぎで!?

KAZ：しかも1回じゃないんですよねー（笑）。

たつを：えぇ!?　何回くらいなの？

KAZ：3回かな（笑）。『LoV』をやりたすぎて寝る間も惜しんでプレイしてしまって、睡眠時間を十分に取ってなかったんですよね。

ハチ：『LoV』が本当に大好きなんですね！　私もはやく入院しなきゃ（使命感）。

たつを：やめて（笑）。

ハチ：でもこれだけ真剣に取り組んだ結果が『LoVRe：2』での第5回全国大会優勝につながったということですね。すごいなぁ。そういえば今回、ホームのゲームセンターを伺ったら「特に決めてません」という回答で驚きました。それはつまり、呼ばれて誰かと一緒にプレイすることが多い、ということですか？

KAZ：そうですね、気ままにいろいろなゲームセンターに行きます。誰かとプレイするのは楽しいですから。でも、大会前に集中してやりたい時は一人で黙々とプレイします。そういう時に誰かと話してしまうと、自分の考えが曲がってしまうので。第5回公式全国大会の前は、このタイトーイン綾瀬で誰とも会話せずにプレイし続けました。

たつを：あんまり誇れることじゃないけどね（笑）。

KAZ：自分で「どんだけ根詰めてんだよ！」とか思いましたね（笑）。でもそれだけ勝ちたかったんです！

ハチ：すごいですね！　大会を見ていましたけど、なんだか感動しちゃました。私以外にも感動した方はいっぱいいたんじゃないかな。

KAZ：だといいんですけどねー（照）。

ハチ：そうそう！　KAZさんのプレイヤーネームの由来はなんですか？

KAZ：えっとですねー、単純ですが、本名からとりました。

ハチ：おお！　私もよくゲームの主人公の名前を付ける時、本名から付けたりしますよ。KAZさんはスキピオという主人公キャラクターを使ってますけど、何か選んだ理由はありますか？

KAZ：実は、人と被りたくなかったので『LoV3』が稼働する前に知り合いにどの主人公キャラクターを使うか聞いてまわったんです。そうしたらスキピオを使うって答えた人が少なかったので、スキピオにしました。

たつを：そうだね！　知り合いでスキピオを使ってるのは仁義なき青井さんくらいかな？

KAZ：そう、よりによって仁義なき青井さんなんですよ！　実は、年齢も同じで学校も同じなので僕のライバルなんです！

ハチ：なるほどー！　ライバル同士で同じ主人公使いとは……因縁を感じますね！　では、そんな主人公のお気に入りのチャットボイスを教えてください。

KAZ：飛鳥☆さんとかぶっちゃうんですけど……。

たつを：「いいぞーやれやれー（棒）」？

KAZ：あれほんといいですよ！（笑）。

ハチ：あのチャットは人気ですね（笑）。テオにもほしいなーなんて。では、つづいてお気に入りの称号を教えて下さい。

KAZ：やっぱり『LoVRe：2』の第5回公式大会優勝称号の“無双天征”と、“開闢の焔皇”ですね。“開闢の焔皇”は『LoVRe：2』で天珠450個以上を引継ぎすると獲得できた称号なんですけど、僕しかもっていないので気に入ってます。

たつを：『LoVRe：2』の頃ずっと付けていたアマゾネスのともだちは？

KAZ：色がなくなってしまったので寂しいんですよね……（しょんぼり）。

■周りの状況をよく見て動くのがKAZ流!!

ハチ：KAZさんが『LoV3』をプレイするにあたって、一番気をつけていることはなんですか？

KAZ：自分の主力ジョブの、得意な相手と苦手な相手は、常に見るようにしてますね。そうすれば、自分の行くべきところが自然とわかりますよ。苦手な相手がゲートに向かったら、近くのマナタワーから出てくる可能性があるので、マナタワーからすぐに離れたりして、慎重に立ち回っています。

ハチ：なるほど！　私は油断して敵マナタワーから出てきた相手に、うっかり主力を落とされてしまったりするので、もっと気をつけなくちゃなぁ。

KAZ：あとは、戦おうとしている相手が「自分の今のパーティで倒せる相手なのか」というのも考えながら、戦闘をするのか、引くのかを判断しています。味方が来てくれているかどうかも見ますね。

たつを：1人じゃ倒せない相手でも、協力すれば倒せるもんね！

ハチ：やっぱり協力することが大切なんですねぇ。では『LoV3』での強さとはなんだと思いますか？

KAZ：やはり、味方の状況をしっかり見て立ち回ることだと思います。それによって攻めたり引いたりという判断が的確になると思いますね。

たつを：強い人は、行動のひとつひとつに意味があるよね。

ハチ：確かに、無駄のないきれいな動きをしていてすごいなぁと思います。自分がどう動くべきなのかしっかり考えられるようになりたいなぁ……。KAZさんが強くなるために努力したことはありますか？

KAZ：思いついたデッキや立ち回りを何回も何回も試して、自分なりの考えをしっかりとまとめることですね。そのために回数をこなしています。なので、いつも最初は勝率が低いんです。考えがまとまってくると、少しずつ勝てるようになっていきますね。

ハチ：では、強いと思うプレイヤーさんはいますか？

KAZ：飛鳥☆さんとおもちさん、ダメダメさんですね。あとは人獣使いですごいなぁと思うのがHEROさんです！　プレイ動画をいつも参考にさせていただいてます！　アタッカーとディフェンダーが主力のデッキで安定している方は、本当にうまいなと思いますね。守るべき時と攻めるべき時がわかっているんだと思います。

ハチ：なるほど。HEROさんは超魔デッキを使ってらっしゃる方ですよね！

KAZ：そうですね。僕はこの頃、海種を使ったりもしていたので、人獣ももっと使っていこうかな。

ハチ：私も人獣を使うことはあるのですが、この頃は不死も使っています。でも、なんだか急にリーグが落ちてしまって……。何かアドバイスなどいただけませんか（涙）。

KAZ：どんなデッキなんですか？

ハチ：プルートー、デス、マッドハッター、ペルセポネ、カリガリ博士、ニーミア、べドラムで、USはリザレクションです！　使い魔が放置されてリザレクションを使わせてもらえなかった時、どうしたらいいか迷ってしまって……。

KAZ：なるほど。自分の中で選択肢を増やしておくといいかもしれませんね。

ハチ：選択肢ですか？

KAZ：例えば、放置されてしまったらリザレクションは諦めて覚醒させたり、ペルセポネやマッドハッターをもう1回作って攻めたり。無理にリザレクションを使うのではなく、「使えない時はこうする！」みたいなビジョンをいくつか持っているとよいと思います。

ハチ：いつも「早くリザレクションを使わなきゃ」と焦ってましたけど、焦らずに違う選択肢を選べばいいんですね！　よーし、頑張ります。

KAZ：それと、デスのアビリティは生け贄になる使い魔が必要ですけど、あれはランダムで決まるわけではないので、デッドマナ持ちを死滅させたほうがいいですよ。

ハチ：マ、マヂすか!?　ランダムかと思ってました（白目）。

KAZ：実は、デスとの距離で決まってるんですよ。デスに一番近い自分の使い魔が死滅します。

ハチ：……な、なんですって!?

たつを：（笑）。

ハチ：ベドラムを死滅させないように、わざわざマナタワーやゲートにしまってました。

KAZ：海種が多い環境で不死単はつらいかもですが、頑張ってくださいね！

ハチ：はい！　帰りにさっそく練習してきます！（メラメラ）

▲KAZさんとたつをさんがプレイ中。2人ともすごい集中力！

■ヴァミフェスは精一杯楽しむ！

　先日行われたヴァーミリオンフェスティバル。このインタビューをさせていただいたのがヴァミフェス前の2月27日だったので、結果の予想や大会での目標などを聞かせていただきました！

ハチ：ヴァーミリオンフェスティバルですが、結果はどうなると思いますか？

KAZ：うーん、やっぱり優勝は“H（意味深）チーム”か“ガミーと愉快な仲間たち”かなぁ。この2チームはチーム力が高いと思いますね。注目してますよ。

ハチ：KAZさんのチームはどうですか？

KAZ：僕たちのチームは大会慣れしている人が多いので、それはチームの強みかなと思いますね。いつも通りの力を出せたらいいとこまで行くかな？　と思います。

ハチ：確かに、大会出場の経験が豊富な方が揃っていますよね！　KAZさんは多くの大会に出場されていますが、緊張はしないんですか？

KAZ：最初はやはり緊張しましたね、もう緊張のあまり吐きそうでした（笑）。

たつを：KAZさんは吐かなかったけど、とあるランカーさんは大会のたびに緊張しすぎて吐いちゃうよね（笑）。

KAZ：なのにすごく活躍できるんですよ、あの人は！

たつを：僕も緊張するけどね。

KAZ：え!?　ニコニコ生放送とかかなり出てるのに!?

たつを：そりゃあ緊張するよー！

KAZ：まぁでも、ヴァミフェスはお祭りだと考えているので、みんなでワイワイ楽しめたらな、と思いますね。

ハチ：ぐぼああああ。

KAZ＆たつを：（こいつ緊張してたのか……）。

■『LoV』はただ一つの大切なもの！

ハチ：今月末には新バージョン『Ark-cell』が始まりますが、やはり楽しみですか？

KAZ：もちろん楽しみです！　新しいカードを眺めながらデッキを考えるのって楽しいですよね！

ハチ：そうですね。カードって見ているだけで楽しいです。あーもうゼロたん楽しみぃぃぃぃ（はぁはぁ）。

KAZ＆たつを：……。

KAZ：あ、あとはランキングがリセットということなので、現バージョンの最後には上位ランカーによるシビアなランキング争いが見られるんじゃないかな。

ハチ：たしかに！　ランキングによって称号が獲得できますし、熱い戦いがありそうですね。では今後の『LoV』への要望はありますか？

KAZ：種族の特性をもっと出してほしいですね。あとは、アーツももっとほしいかなぁ。それと『LoVRe：2』の頃は“降魔”という、もう1体使い魔を召喚できるシステムがあったのですが、おもしろかったのでまたあってもいいんじゃないかなと思います！

ハチ：降魔、懐かしいですね！

たつを：戦術の幅が広がりそうだね。

ハチ：では、最後にあなたにとって『LoV』とは！

KAZ：『LoV』は僕がゲームセンターに通うきっかけになったゲームなんです。なので『LoV』は代わりになるものがない、大切なものですね。

ハチ：本日はありがとうございました！

▲タイトーイン綾瀬さんの前でパチリ！

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　以上、KAZさんのインタビューをお送りしました！　KAZさんも出場されたヴァーミリオンフェスティバルを見逃してしまった方は、こちらのレポート記事をどうぞ！　今回おジャマさせていただいたのはタイトーイン綾瀬さんでした。駅を出てすぐの所にありますよ！

▲東京都足立区綾瀬4-9-29ホーキョボナールビル。03-3629-0610。営業時間は10：00～24：00。

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●3月25日配信「LoV☆すた」“たんたんにスマッシュアタック！”質問受付中！

　丹沢プロデューサーへ質問をバシバシぶつける、『LoV3』公式ニコニコ生放送「LoV☆すた」の人気コーナー“たんたんにスマッシュアタック！”。3月25日に配信される第6回「LoV☆すた」の本コーナーにて取り上げる質問をただいま絶賛受付中です。

　質問募集の締切は3月18日（火）の24：00です。下の“質問の投稿はこちら”ボタンから、たくさんの質問をお待ちしております！

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