『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』で『コロニーの落ちた地で…』『ジオニックフロント』は原作からどう進化したのか？

文：ゴロー

　バンダイナムコゲームスは、PS3用ソフト『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』の新情報を公開した。

　本作は、歴代『ガンダム外伝』シリーズ作品をリメイク収録して1本にまとめたタイトル。『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』、『機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY』、『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』など、現時点で計6つの収録タイトルが判明している。

　今回は、本作の収録タイトル『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』と『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』から、物語やプロモーション動画が公開された。また、原作の画像も到着したので、グラフィックの進化などを見比べてみてほしい。

■2つの『ガンダム外伝』がリメイクされてハイスピードアクションへ

　1993年にドリームキャスト用ソフトとして発売された『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』と、2001年にPS2用ソフトとして発売された『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』。原作であるこの2作品は、前回お伝えした『THE BLUE DESTINY』と同様、3人称視点のハイスピードアクションへと進化して蘇る。

▲両作品ともにストーリーは完全収録。HD画質のクオリティと新規演出の数々で、『ガンダム外伝』の歴史が綴られていく。

・DC版『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』のゲーム画面

▲1人称視点のSTG。機体の操作や照準合わせ、僚機への作戦指示などプレイヤーの操作テクニックや状況判断能力が問われた。

・PS2版『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』のゲーム画面

▲全13ミッションで構成されたリアルタイムストラテジー。戦闘中、作戦行動やフォーメーションの指示を出して味方と連携をとることがカギに。

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『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』

　ホワイト・ディンゴ隊に所属するレイヤー、レオン、マイク、アニタの戦いが描かれる。原作ではプレイヤーキャラにセリフが一切なかったが、レイヤーの心情や言動が所々で表現され、ドラマチックな物語へ。

【動画】『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』“コロニーの落ちた地で…”PV

▲荒れ果てた故郷で戦う小隊長・レイヤーの決意、ライバルのヴィッシュとの関係性などがより深く描かれる。客観的な視点を得たことで、各陣営の意図や作戦推移が把握しやすくなっているのもポイントだ。

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『ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079』

　特殊部隊“闇夜のフェンリル隊”の所属小隊の1人・ニッキが主人公。軍人としてストイックに任務をこなすジオニックフロントらしいテイストを活かしつつ、若き隊員・ニッキの成長ドラマを描いていく。

【動画】『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』“ジオニックフロント”PV

▲原作は複数小隊を同時に操るリアルタイムストラテジーだったが、今作ではそのうちの1小隊へスポットを当てたものになっている。

※画面は開発中のもの。
(C)創通・サンライズ

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関連サイト

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