2014年4月7日(月)
バンダイナムコゲームスは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のライブイベント“THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLive WONDERFUL M@GIC!!”を、4月6・7日に開催した。
今回の公演は、『シンデレラガールズ』単独の大型ライブとしては初のもの。会場となったのは、童話“シンデレラ”がモチーフとなったアニメ作品のアトラクション施設を有する大型テーマパーク近隣に建つ、千葉県・舞浜アンフィシアターだ。
この記事では2日間にかけて3公演が行われたライブから、初日の初回公演と2日目の最終公演の模様を紹介する。
ホール外には、限定グッズ販売ブースおよび関連CD販売ブースが設置されていた。グッズの人気はTシャツやタオルといった定番ライブグッズをはじめ、公式キーホルダーやリアル“エナドリ”などに集まり、売り切れも早々に発生していたようだ。
また別のコーナーにおいては、フィギュアやラバーストラップ、ドールなど各種関連グッズが展示されていた。こちらで特に人気を集めていたのは、ファットやグッドスマイルカンパニーから発売される1/8フィギュアシリーズだ。
そして何よりも来場者の眼を引いていたのが、全幅10メートル以上にわたるキャラクターパネル。パネルの前では、多くの来場者が記念写真に興じていた。
▲中央 |
▲左端 | ▲中央左 | ▲中央右 | ▲右端 |
【出演者】※敬称略
・キュート
大橋彩香/五十嵐裕美/津田美波/大坪由佳/高森奈津美/三宅麻理恵
・クール
福原綾香/青木瑠璃子/上坂すみれ/桜咲千依
・パッション
原紗友里/佳村はるか/松嵜麗/山本希望/赤﨑千夏
【セットリスト】
01.『お願い!シンデレラ』全員
02.『ミツボシ☆☆★』原(イントロまで全員)
03.『熱血乙女A』赤﨑(2番からキュートメンバー協力)
04.『DOKIDOKIリズム』山本
05.『TOKIMEKIエスカレート』佳村
06.『ましゅまろ☆キッス』松嵜
07.『Orange Sapphire』パッション全員
08.『小さな恋の密室事件』桜咲
09.『Twilight Sky』青木
10.『Never say never』福原
11.『You're stars shine on me』上坂
12.『Nation Blue』クール全員
13.『輝く世界の魔法』全員
14.『あんずのうた』五十嵐
15.『おねだり Shall We~?』高森(序盤クールメンバー協力)
16.『メルヘンデビュー!』三宅(全員協力)
17.『ショコラ・ティアラ』大坪
18.『Naked Romance』津田
19.『S(mile)ING!』大橋
20.『アタシポンコツアンドロイド』キュート全員
21.『ススメ☆オトメ~jewel parade~』全員
22.『お願い!シンデレラ(ハピ☆ハピver.)』全員
『アイドルマスター』のライブでは765プロダクションの社長やプロデューサーによる開宴前の注意告知が通例だが、本公演でそれを行ったのは、ゲーム内におけるプレイヤーのアシスタントである千川ちひろ(声:佐藤利奈)。携帯電話の電源オフを求める場面にて実施中のインゲームイベント“第6回ドリームLIVEフェスティバル”に話題がおよぶと、客席からは苦笑にも似た爆笑が巻き起こった。
▲765プロの社長に準じてか、影となって登場したちひろ。 |
冒頭を飾った楽曲は、フルメンバーによる『お願いシンデレラ』。開幕のあいさつを経てのソロパートでは『ミツボシ☆☆★』 を歌う原さんが先陣を切り、キュートメンバーもバックダンスにて協力した『熱血乙女A』や、山本さんによる『DOKIDOKIリズム』などが演じられた。パッションメンバー全員による『Orange Sapphire』ではオーディエンスがレスポンスを返しやすいよう振り付けが変更されていて、従来以上に観客を沸かせていた。
▲一曲目は代表曲の『お願いシンデレラ』。ちなみに今回の衣装は、杏仁豆腐さんによるデザインをもとに制作されたとのこと。 |
▲『ミツボシ☆☆★』 | ▲『熱血乙女A』 |
▲『DOKIDOKIリズム』 | ▲『TOKIMEKIエスカレート』 |
▲『ましゅまろ☆キッス』 | ▲『Orange Sapphire』 |
ライブ初披露となる桜咲さんの『小さな恋の密室事件』からはクールメンバーのパートへと突入。青木さんの『Twilight Sky』や福原さんの『Never say never』、そしてこちらも初公開の上原さんによる『You're stars shine on me』が演じられた。クールメンバーのコーラス曲『Nation Blue』からのトークパートでは、担当属性を交換したリミックス版コーラス曲の制作について、キャスト陣からの期待が語られた。
▲『小さな恋の密室事件』 | ▲『Twilight Sky』 |
▲『Never say never』 | ▲『You’re stars shine on me』 | ▲『Nation Blue』 |
フルメンバーによる『輝く世界の魔法』を挟み、パッション、クールに続くのはキュートメンバーのパート。『あんずのうた』や『おねだり Shall We~?』、『メルヘンデビュー!』といったキャラクター色が濃いナンバーで口火を切り、『ショコラ・ティアラ』や初披露の『Naked Romance』、『S(mile)ING!』、コーラス曲の『アタシポンコツアンドロイド』と、アップテンポな楽曲のラッシュで会場を大いに沸かせた。
▲『輝く世界の魔法』 |
▲『あんずのうた』 |
▲『おねだり Shall We~?』 | ▲『メルヘンデビュー!』 |
▲スクリーンには尋常でないビジュアルが繰り広げられる。 |
▲『ショコラ・ティアラ』 | ▲『Naked Romance』 |
▲『S(mile)ING!』 | ▲『アタシポンコツアンドロイド』 |
ライブもいよいよクライマックスとなり、全員によるコーラス曲『ススメ☆オトメ~jewel parade~』が演じられると、その次に特報として『シンデレラガールズ』のTVアニメ化が発表された。こちらについての詳細は、速報記事を参照してほしい。トリの楽曲は冒頭と同じく『お願いシンデレラ』だが、こちらは“ハピハピVer.”のもの。冒頭以上にエネルギッシュな熱唱で、2時間以上にわたるライブに幕が降ろされた。
▲『ススメ☆オトメ~jewel parade~』 |
▲『お願い!シンデレラ(ハピ☆ハピver.)』 |
※出演者およびセットリストは昼夜共通。
【出演者】※敬称略
・キュート
大橋彩香/五十嵐裕美/津田美波/大坪由佳/高森奈津美
・クール
福原綾香/青木瑠璃子/内田真礼/洲崎綾/早見沙織
・パッション
原紗友里/佳村はるか/松嵜麗/山本希望/黒沢ともよ
【セットリスト】
01.『お願い!シンデレラ』全員
02.『ミツボシ☆☆★』原(イントロまで全員)
03.『DOKIDOKIリズム』山本
04.『TOKIMEKIエスカレート』佳村
05.『ましゅまろ☆キッス』松嵜
06.『Romantic Now』黒沢(2番からキュートメンバー協力)
07.『Orange Sapphire』パッション全員
08.『アタシポンコツアンドロイド』キュート全員
09.『あんずのうた』五十嵐(パッションメンバー協力)
10.『おねだり Shall We~?』高森(クールメンバー協力)
11.『ショコラ・ティアラ』大坪
12.『Naked Romance』津田
13.『S(mile)ING!』大橋
14.『輝く世界の魔法』全員
15.『Nation Blue』クール全員
16.『Twilight Sky』青木
17.『Never say never』福原
18.『ヴィーナスシンドローム』洲崎
19.『華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~』内田
20.『こいかぜ』早見
21.『ススメ☆オトメ』全員
22.『お願い!シンデレラ(ハピ☆ハピVER)』全員
2日目の公演内容は基本的に初日と同様ながら、パート編成はパッション→キュート→クールの順で進行した。また、パッションメンバーは黒沢さんが加わることで、音楽CD『Passion jewelries! 001』レコーディングメンバーが集結。クールメンバーも洲崎さん、内田さん、早見さんが加わることで音楽CD『Cool jewelries! 001』レコーディングメンバーが集結となり、それぞれキャスト陣によるジャケットイラストの再現が試みられた。
▲『Romantic Now』 |
▲壇上にてパッションメンバーがジャケットイラストを再現! |
▲『Naked Romance | ▲『ヴィーナスシンドローム』 |
▲『華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~』 | ▲『こいかぜ』 |
▲クールメンバーもジャケットイラストを再現! キュートメンバーによる再現も、今後のイベントに期待されるところだ。 |
初日公演では見られなかったメンバーの出演に会場が沸いたのはもちろんだが、早見さんのバラード曲『こいかぜ』では直前までの熱狂からの反動もあり、しとやかな空気で会場全体が包み込まれた。その雰囲気を継いだ最終楽曲直前のトークコーナーでは、初期の技術がつたなくキャスト陣の仲も浅かったころから、タイトル単独ライブ開催に至った今日までの心境が、各位から涙ながらに語られた。
▲最後は『アイドルマスター』のライブと同じく、「これからも『アイマス』ですよ、『アイマス』!」のフレーズで締めくくられた。 | ▲時計の針が魔法の解ける時刻を指し、2日間の大型イベントは終了。 |
ライブは各種新情報発表からの『お願いシンデレラ(ハピ☆ハピver.)』を経て、全日程が終了となった。初のタイトル単独ライブを達成してアニメ放送も決定するなど、『アイドルマスター』のスピンオフタイトルという枠組み以上に拡大しようとしている本タイトル。今後の動向にも要注目だ。
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