2014年4月17日(木)
今週は、2013年度の市場を振り返り、広がりつつあるソフトの販売格差についてまとめてみた。まず、上位500作品における過去3年間の販売本数別タイトル数推移を見ると、ミリオンタイトルの数は、2011年度が3本、2012年度が4本、2013年度が4本と大きな変化はない。しかし、20万本以下のタイトルを見ると、10万本以上20万本未満のタイトルは71本→47本→42本、5万本以上10万本未満は101本→76本→68本、3万本以上5万本未満は107本→87本→76本と減少。逆に3万本以下のタイトルは、2011年度に165本だったものが、2012年度は237本、そして2013年度は262本と半数以上に増加している。みんながやっているヒット作はお金を出して買うが、そうでない場合は無料アプリなどで遊ぶといったユーザーのライフスタイルの変化が販売格差を大きくしている要因と考えられるが、大型タイトルに引っ張られる形で、市場全体が盛り上がることに期待したいところだ。
機種 |
4月7日週推定販売数 |
4月7日週構成比(%) |
2014年度推定販売数 |
2014年度構成比(%) |
PS4 |
14,511 |
2.1% |
41,706 |
3.5% |
PS3 |
249,371 |
36.2% |
376,316 |
31.3% |
Vita |
193,385 |
28.1% |
277,124 |
23.1% |
PSP |
18,636 |
2.7% |
41,473 |
3.4% |
Wii U |
26,787 |
3.9% |
71,980 |
6.0% |
3DS |
174,065 |
25.3% |
376,683 |
31.3% |
X360 |
11,974 |
1.7% |
16,949 |
1.4% |
合計 |
688,729 |
100.0% |
1,202,231 |
100.0% |
機種 |
4月7日週推定販売数 |
4月7日週構成比(%) |
2014年度推定販売数 |
2014年度構成比(%) |
PS4 |
12,584 |
18.5% |
24,193 |
16.3% |
PS3 |
6,842 |
10.1% |
16,903 |
11.4% |
Vita |
17,868 |
26.3% |
36,738 |
24.7% |
PSP |
2,008 |
3.0% |
4,605 |
3.1% |
Wii U |
4,957 |
7.3% |
11,939 |
8.0% |
3DS |
23,487 |
34.5% |
53,885 |
36.2% |
X360 |
282 |
0.4% |
533 |
0.4% |
合計 |
68,028 |
100.0% |
148,796 |
100.0% |
(C)GAINAX・中島かずき/アニプレックス・KDE-J・テレビ東京・電通
(C)GAINAX・中島かずき/劇場版グレンラガン製作委員会
(C)賀東招二・四季童子/ミスリル
(C)賀東招二・四季童子/陣代高校生徒会
(C)賀東招二・四季童子/Full Metal Panic! Film Partners
(C)カラー
(C)サンライズ
(C)SUNRISE/PROJECT GEASS Character Design (C)2006-2008 CLAMP・ST
(C)XEBEC・フライングドッグ/創通
(C)SHOJI KAWAMORI, SATELIGHT/Project AQUARION EVOL
(C)創通・サンライズ
(C)BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX
(C)光プロダクション・TMS
(C)藤原忍/ダンクーガ ノヴァ製作委員会
(C)1983 ビックウエスト・TMS
(C)1994,1997 ビックウエスト
(C)2009,2011 ビックウエスト/劇場版マクロスF製作委員会
(C)1998 永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会
(C)2009 永井豪/ダイナミック企画・くろがね屋