2014年5月30日(金)
バンダイナムコゲームスから、6月26日に発売されるPS Vita用ACT『ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!』。このゲームを使用して、本作に出演している渕上舞さん&吉岡麻耶さんによる声優さんチームと電撃チームが対決するスペシャルな対戦企画を実施! はたして勝負の結果は……?
▲西住みほ役の渕上舞さん(写真右)と、近藤妙子&アンチョビ役の吉岡麻耶さん(写真左)がチームを組んで、電撃チームと対戦します! |
『ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!』は、TVアニメ『ガールズ&パンツァー』を原作としたドラマチック戦車アクションゲームです。3DCGで街並みが再現された茨城県大洗町をはじめとする、アニメでおなじみのステージを舞台にして、大迫力の戦車戦を楽しむことができます。ミッションクリア形式で原作アニメのストーリーを追体験できる“ストーリーモード”に加えて、自由な組み合わせでチームを編成して戦う“バトルロイヤルモード”も用意されています。
今回の対戦企画には、『ガールズ&パンツァー』の主人公・大洗女子学園あんこうチームを率いる西住みほ役の渕上舞さんと、7月5日より全国の劇場でイベント上映されるOVA『これが本当のアンツィオ戦です!』で活躍するアンチョビ役の吉岡麻耶さんが、チームを組んで参加してくれました。この2人と対戦するのは、電撃オンラインと『電撃PlayStation』で本作の記事を担当しているスタッフのチームです。さてさて、勝負の行方はどうなったのでしょうか?
▲電撃チームはホワイティ軍曹(写真右)&てけおん(写真左)が試合に臨みます! プライドを搾取されるはめになるのか? それとも……。 |
まずは対戦のルールを確認しておきましょう。今回の対戦では、『ガールズ&パンツァー 戦車道、極めます!』のミッションを声優さんチームと電撃チームが同時にプレイして、どちらが先にクリアできるかを競うタイムアタック方式で行い、先に2勝したチームが勝利となります。プレイの際は、1人が実際に操作して、もう1人は隣で応援する形になります。
対戦を行うミッションは、公正を期してバンダイナムコゲームスの開発スタッフがその場で決定します。ちなみに敵戦車との対戦は、アニメでもおなじみの“フラッグ戦”。つまり、敵戦車のうちフラッグを掲げている1輌を撃破すれば、その時点でミッションクリアです。
また、声優さんチーム・電撃チームともにミッション失敗(フラッグ車を落とされてしまうなど)した場合は、より長く生き残っていたチームの勝ちとします。選択されるステージがわからないため、クリアできないと思ったら生き延びるための戦術に切り替えなければならないわけです。
この対戦は、敵があらかじめ設定されている“チャレンジミッション”で行うため、相手の編成を見ながら使用する戦車をコストの範囲内で組み合わせて自分のチームを組むことが、勝負の行方を左右する重要なポイントとなります。なお今回は撮影用として、すべての戦車が最初から選べる状態にしてあります。実際のゲームでは、ストーリーモードの進行状況などに応じて、バトルロイヤルモードで使える戦車が増えていきます。ではいよいよ、最初の対戦を始めましょう!
1回戦は大洗市街を舞台にして、聖グロリアーナ女学院と戦うミッションです。声優さんチームは渕上舞さんが、対する電撃チームは『電撃PlayStation』編集部のホワイティ曹長がプレイを担当します。
▲声優さんチームの編成はこちら。渕上さんが演じている西住みほが搭乗している、IV号戦車D型をフラッグ車として、みほの姉である西住まほが車長を務めるティーガーIも加わった、かなり強力な布陣となっています。 |
対戦前の戦車選びでは、アンチョビだけでなく大洗女子学園の近藤妙子役も演じている吉岡さんから「はっきゅん(八九式中戦車)を入れようよ」という意見が出たところ、渕上さんは「でも弱いし……」と返答し、吉岡さんがダメージを受ける一幕が(笑)。それでも最終的には、ティーガーIやT-34/85といった強力な戦車とともに、はっきゅんも加えた編成で対戦に挑みました。それでは対戦の模様を、動画でチェック!
▲離れた位置から敵戦車をちょっとだけ攻撃したら、あとはひたすら逃げるという作戦。フラッグ車を守るという意味では、理にかなっている気もしますが……。 |
▲なんと、味方の戦車が敵のフラッグ車を撃破! ミッションをクリアしたにもかかわらず、プレイの評価はEランクという結果に、渕上さんも思わず苦笑していました。 |
▲一方の電撃チームは、正攻法で敵のフラッグ車を追い詰めて撃破したものの、声優さんチームよりも時間がかかってしまいました。 |
1回戦の結果はなんと、渕上さんの操作するIV号戦車はほとんど何もしないまま、味方の戦車が敵のフラッグ車を倒すという快挙を達成! これには渕上さんも「きっとお姉ちゃん(西住まほ)がやったんだ!」と大喜び(笑)。まぁ、味方選びも実力のうちということで、電撃チームを上回る好タイムを記録した声優さんチームがまずは1勝となりました。
続いて、プレイするメンバーを交代しての2回戦です。声優さんチームは吉岡麻耶さんが、電撃チームは電撃オンラインのてけおんが、それぞれ操作を担当します。2回戦は白銀の雪原を舞台にして、プラウダ高校のソ連戦車と戦うミッションです。
▲2回戦は、アンチョビが搭乗するP40重戦車がフラッグ車になりました。プレイ中は、アンチョビと仲間たちが繰り広げるにぎやかな会話を楽しむことができます。 |
対戦前の戦車選びでは、アンチョビが乗るP40重戦車とバレー部が乗る八九式中戦車という、吉岡さんならではの組み合わせ。さらにみほ&まほの西住姉妹がその脇を固める、ドリームチームを編成しました。これらの戦車がいったいどんな活躍を見せるのか、さっそく動画をチェック!
▲吉岡さんは、建物の陰に隠れて敵戦車を狙い撃つという作戦を選択。ところが砲撃でこちらの位置がバレてしまい、逃げ回ることに……! |
▲四方八方から敵戦車の攻撃を受けて、P40のHPは残りわずかに。敵のフラッグ車をあと一歩で撃破できるというところで、あえなく力尽きてしまいました。 |
▲一方の電撃チーム・てけおんは……なんと声優さんチームよりも先に撃破されてしまうというヘタレっぷりを披露。冷静な計算のない捨て身の精神では、勝てないということですね。 |
P40の砲弾が命中してもHPがほとんど減らない重装甲のKV-2をはじめ、手強いソ連戦車に悲鳴を上げながらも、なんとか敵のフラッグ車を撃破寸前まで追い込んだ吉岡さん。あと一歩というところで敵の砲弾を受けて、残念ながら撃破されてしまいました。
ところが電撃チームは、吉岡さんよりも先にフラッグ車を撃破されてしまうという情けない展開に。どちらもミッション失敗に終わってしまいましたが、最初に説明したレギュレーションの通り、長く生き延びた声優さんチームの勝利となりました!
というわけで今回の対戦は、声優さんチームの2勝で勝利! ……ところが、ここで電撃チームから「一矢報いるチャンスをくださいッ……!」と、もう1戦追加の申し込みが。対戦は延長による3回戦に突入です!
3回戦は富士山麓の学校跡を舞台にして、黒森峰女学園と戦うミッションです。プレイヤーは一巡して、声優さんチームは渕上舞さんが、対する電撃チームはホワイティ曹長が操縦します。
▲さすがに黒森峰のドイツ戦車を相手に八九式では不安ということで、代わりにアンチョビが乗るP40を選んでいます。ちなみに、これまでの2戦で獲得した経験値によって、使用可能なコストがちょっとだけ増えています。 |
決勝戦のシチュエーションに合わせて、渕上さんはIV号戦車H型仕様をフラッグ車に選択。ただし、1回戦で勝利の女神(?)となった西住まほのティーガーIは、今回は敵に回ってしまうため、代わりに同じ黒森峰のヤークトティーガーを編成に加えました。それでは最終決戦の模様はこちらから!
▲アニメでは学校跡を舞台に、西住姉妹の一騎打ちが繰り広げられましたが、今回のミッションでは、せまい通路で敵と味方の戦車が渋滞して、真正面から打ち合うという壮絶な展開に! |
▲敵フラッグ車の背後に回り込もうとした渕上さんでしたが、気がつくと仲間の戦車がすべて撃破されてしまい、集中攻撃を受けて行動不能になってしまいました。 |
▲運よく敵のフラッグ車を見つけたものの、敵戦車に囲まれて大ピンチ! またしても負けそうに……。 | ▲校舎を利用して敵戦車を振り切り、フラッグ車に集中攻撃! ギリギリで勝利しました。 |
なんだか運に恵まれていた気もしますが、ようやく電撃チームが1勝を上げたところで、今回の対戦企画は終了。結果は2勝1敗で、声優さんチームの勝利となりました! 皆さんの勝敗予想は当たりましたか?
最後に、対戦を終えた渕上さんと吉岡さんのお2人に、今回の対決やゲームの感想についてお聞きしました。
――対戦が終わりましたが、ご感想は?
吉岡さん:とっても楽しかったです!
渕上さん:「ここはスコープモードにすればいいんじゃない?」とか、「あっちにフラッグ持ちがいるよ!」とか、本当に2人で助け合いながら戦っていた感じでした。
吉岡さん:敵の戦車に囲まれた時のプレッシャーが、とにかくすごかったですね。“カーベーたん(KV-2重戦車)”なんか、撃っても撃ってもゲージがぜんぜん減らないんですよ~。
――KV-2は装甲が厚いですからね。
渕上さん:そういう部分までちゃんと再現されているんですね! よくできてますよねぇ。
――今回は大洗市街だけでなく、プラウダ戦の雪原や、決勝戦の学校跡といった、アニメで舞台になったロケーションで戦うことができましたが?
渕上さん:プラウダ戦の雪原って、雪で視界が悪くて、隣で見ていても「視界が悪そうだなぁ……」と思うくらいなんですよ。あの画面を見て、アニメ本編でみほたちが試合をしていた時は大変だったんだろうなぁと、今さら感情移入してしまいました。
――もしコストに関係なく自由にチームを組めるとしたら、どういった戦車を選びたいですか?
吉岡さん:やっぱりマウスは入れたいですよね(笑)。
▲マウスとは、ドイツで作られた史上最大級の超重戦車のこと。アニメでも黒森峰女学園戦で登場し、みほたちを苦しめました。 |
渕上さん:あとは各校の隊長を集めてきたりとか。どうしても勝ちたいですから(笑)。でも実際にはコストがあるので、どういう組み合わせがいいのか本当に悩みますね。すごく強い戦車を2輌ぐらいにするのと、弱い戦車をたくさん入れるのと、どっちがいいんだろう? って。
吉岡さん:私もそうですが、まだ操作に慣れていない間は、強い戦車を入れて、その戦車に頑張ってもらうのがいいかもしれませんね。
――吉岡さんは、弱い戦車でも愛でカバーすると対戦前におっしゃっていましたが……。
吉岡さん:はい。はっきゅんは別枠なんですっ!
渕上さん:ごめんね、はっきゅんを弱いって言っちゃって(笑)。
吉岡さん:でも、ちゃんとチームに入れてくれてたよね(笑)。
渕上さん:私もやっぱり、IV号は絶対に入れてましたし。皆さんそれぞれお気に入りの戦車があると思うので、それをうまく使いこなしていけると、楽しく遊べると思います。
――ユーザーの皆さんにもお気に入りの戦車でもらいたいと。
渕上さん:そうですね。ただ戦車だけでなく、操作や戦略などいろんなところに気を配らないと勝ち進めないゲームだと思います。だから、遊ぶ人がそれぞれこだわりのポイントを見つけて、やり込んでもらえればと思います。
吉岡さん:私はやっぱり、はっきゅんとP40を皆さんに使ってほしいですね。アニメではこんなの見たことがないっていうチームを、大洗の地で戦わせてもらえたら、それもまた楽しい戦車道になると思うので。特にアンチョビのP40は、初回版を買った人だけが使えるそうなので、ぜひ初回版を予約して手に入れてください!(※アンチョビが搭乗するP40重戦車のプロダクトコードは、初回限定生産版と通常版の初回生産分に封入されています)
▲最後はお2人で、おなじみの「パンツァー・フォー!」のポーズを決めてくれました。 |
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(C)GIRLS und PANZER Projekt (C)BANDAI NAMCO Games Inc.
※画面は開発中のもの
※限定版の内容・仕様は予告なく一部変更となる場合がございます。
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