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2014年6月23日(月)

3DS『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』のジョブとイフリートが公開。大量の画面写真をもとに独自の分析記事を掲載

文:えまぬえる

 スクウェア・エニックスから発売される3DS用ソフト『FINAL FANTASY EXPLORERS(ファイナルファンタジー エクスプローラーズ)』。その最新情報とあわせて、電撃オンライン独自の分析や考察を交えた記事をお届けする。

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』のジャンルはアクションRPGとなり、『ファイナルファンタジー』シリーズの特徴ともいえる“ジョブシステム”や“召喚獣”などは健在。さらに最大4人でのマルチプレイにも対応している。また、ジョブごとの個性、豊富で魅力的な装備、パーティプレイならでは戦術要素を兼ねそろえた作品となり、“『FF』らしさ”と“マルチプレイの醍醐味”を合わせた新しいジャンルにチャレンジしていくという。

 今回明らかになったのは、冒険の拠点となる場所や4種類のジョブ(ナイト、モンク、黒魔道士、白魔道士)、召喚獣イフリートなどについて。まだ謎に包まれた部分も多いが、独自の考察とあわせて徹底的に紹介していこう。

■世界観:クリスタルを求める冒険者たちの物語

 『ファイナルファンタジー』シリーズの魅力といえば“クリスタル”を巡る王道ファンタジー。本作の世界においてもクリスタルは重要な役割を担っている模様。

 クリスタルの収集を生業とした冒険者的な存在は“エクスプローラー”と呼ばれ、地殻変動により生まれた島のアモステラにあるリベルタスの街に集っているようだ。

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』
▲板鼻利幸氏によるキーアート。戦っているのはバハムートだろうか?

~『FFEX』の世界観~

 急激な地殻変動により生まれた新島、アモステラ。

 この世界に住む人々は、星から溢れ出る“クリスタル”のエネルギーを活用して、文明を発展させてきた。

 アモステラには、膨大なクリスタルが埋蔵されており、収集を生業とする“エクスプローラー”たちは“クリスタル”を求めて次々にアモステラへやってくる。

 “クリスタル”を、自然界を守ろうとする召喚獣たちが“エクスプローラー”の前に立ちはだかる。

 そして、ここにもまた1人、若き“エクスプローラー”がアモステラに到着する――


※この世界のクリスタルは、神秘の鉱石である“クリスタル”を指す。“クリスタル”から発せられ、流れ出るエネルギーも同様に“クリスタル”または“クリスタルエナジー”と呼ばれる。この世界のあらゆる生命も“クリスタル”の恩恵により魂を宿し、進化してきた。

~『FFEX』における召喚獣とは?~

 これまでの『FF』シリーズでは、主に主人公たちの味方、守護者として、重要な局面で活躍してきた“召喚獣”。

 本作における“召喚獣”は、この世界におけるあらゆる生命のエネルギー源であるクリスタルのエネルギーを枯渇しないように、守護するための存在である。

 いわば自然界を守護するために召喚された存在。

 クリスタルを活用、消費することで発展してきた人類は、自然界にとってはクリスタルを枯渇させる存在になってしまう……。

 あらゆる生命の守護者でもあるが、クリスタルを枯渇させてしまう可能性がある者に対しては、強大な存在として立ちはだかることとなる。

 なお、この世界の召喚獣は、クリスタルのエネルギーが具現化した存在となっている。

◆えまぬえるの考察:この世界のクリスタルは特別な存在ではあるようだが、『FF1』や『FF4』のように世界に指折りの数しかない希少なものではなく、『FF11』のように世界の人々の生活を支えるものに近い印象を受ける。もしかすると、クリスタルを使った装備品やアイテムが存在するかもしれない……?

 また、プレイヤーの分身となるキャラクターは“エクスプローラー”と呼ばれる存在で、いわゆる冒険者のようなもの。おそらく顔や髪形などをエディットして、自分だけのキャラクターを作れるはずだ。イラストを見たところ、男女の性別は選べそうだが、人間以外の種族が登場するかは不明だ。

■ジョブ:物理攻撃系から回復魔法系まで、4種類のジョブが公開

 アモステラでプレイヤーの分身となるキャラクターが選べる多彩なジョブ。その中から、今回は定番の4種類を紹介する。


●ナイト:攻防のバランスが取れたファイター系

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 ナイトは、攻防におけるバランスがよいジョブ。攻撃に加え、ガード役に適した防御系のアビリティに秀でているのが特徴。

◆えまぬえるの考察:シリーズ作品での例を考えると、装備できる武器・防具の豊富さが目立つジョブ。多くの作品で“まもる”や“かばう”といったアビリティを使えることから、攻撃役よりはパーティの盾役というイメージも強い。

【ナンバリングタイトルにおけるナイト】
・『FF1』:戦士がクラスチェンジをした上位職として登場。
・『FF2』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF3』:火のクリスタルの入手後になれるジョブ。
・『FF4』:登場しない。
・『FF5』:風のクリスタルの欠片から得られる力として登場。初期ジョブの1つ。
・『FF6』:登場しない。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しないが、スタイナーが騎士として登場。
・『FF10』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF11』:エクストラジョブとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しないが、インターナショナル版では獅子宮のゾディアックジョブとして登場。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:剣術士と幻術士のレベルを一定値まで上げることでジョブチェンジが可能になる。


●モンク:鍛え上げた肉体で戦う攻撃特化型

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 格闘での攻撃が要となる攻撃特化型のジョブ。防御力は低めだが、高い体力と怒涛のラッシュで敵を制圧する。

◆えまぬえるの考察:素手やクローのイメージが強いが、シリーズによってはヌンチャクやトンファーなども装備可能だ。

 鎧などの防具を装備できないものの、最大HPが高く、回避率が高い傾向がある。また、多彩な拳法や格闘技の他、攻撃力を高める“ためる”を使えるジョブという印象も強い。

【ナンバリングタイトルにおけるモンク】
・『FF1』:初期ジョブの1つ。クラスチェンジするとスーパーモンクになる。
・『FF2』:ジョブの概念が存在しないが、ヨーゼフは素手での攻撃を得意とする。
・『FF3』:風のクリスタルの入手後になれるジョブ。
・『FF4』:モンク僧のヤンが登場。
・『FF5』:風のクリスタルの欠片から得られる力として登場。初期ジョブの1つ。
・『FF6』:マッシュのジョブとして登場。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しないが、ティファは拳で戦う。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しないが、ゼルは拳で戦う。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しないが、サラマンダーはクローで戦う。
・『FF10』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF11』:初期ジョブの1つとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しないが、インターナショナル版では処女宮のゾディアックジョブとして登場。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:格闘士と槍術士のレベルを一定値まで上げることでジョブチェンジが可能になる。


●黒魔道士:攻撃魔法を使いこなすアタッカー

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 攻撃魔法のエキスパート。物理防御は低いが、高い魔力を生かして遠距離からの攻撃が可能なアタッカータイプのジョブだ。

◆えまぬえるの考察:“ファイア”、“サンダー”、“ブリザド”に代表される黒魔法の使い手で、敵の弱点属性を突くことで一撃必殺のカタルシスを味わうことができる。また、黒い帽子を深くかぶり、表情が見えにくいというイメージもある。

 上のグラフィックでは帽子に月のマークが付いているが、ファミコン時代からのファンにとっては、この月のマークは黒魔道士の上位ジョブである魔人の印象が強いかもしれない。

【ナンバリングタイトルにおける黒魔道士】
・『FF1』:黒魔術士がクラスチェンジした上位職として登場。
・『FF2』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF3』:風のクリスタルの入手後になれる黒魔道師として登場。上位職に魔人や賢者などがある。
・『FF4』:ミシディアの天才少年パロムが黒魔道士として登場。
・『FF5』:風のクリスタルの欠片から得られる力として登場。初期ジョブの1つ。
・『FF6』:登場しない。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しないが、黒魔道士としてビビが登場。
・『FF10』:ジョブの概念が存在しないが、ルールーは黒魔法を使う。
・『FF11』:初期ジョブの1つとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しないが、インターナショナル版では磨羯宮のゾディアックジョブとして登場。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:呪術士と弓術士のレベルを一定値まで上げることでジョブチェンジが可能になる。


●白魔道士:回復魔法を得意とするヒーラータイプ

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 あらゆる回復魔法に秀でているジョブで、まさにパーティの生命線ともいえる。このジョブなくして、パーティプレイは成立しない。

◆えまぬえるの考察:回復魔法である白魔法が使えることから、パーティ構成のうえで必須となるジョブというイメージが強い。白くかわいらしいフードをかぶった姿で描かれていることが多い。

 上のグラフィックではフードに猫耳があしらわれているが、ファミコン時代からのファンにとっては、この猫耳は白魔道士の上位ジョブである導士のイメージが強いのでは?

【ナンバリングタイトルにおける白魔道士】
・『FF1』:白魔術士がクラスチェンジをした上位職として登場。
・『FF2』:ジョブの概念が存在しないが、ミンウの肩書きとして登場。
・『FF3』:風のクリスタルの入手後になれるジョブ。
・『FF4』:セシルの恋人であるローザと、パロムの双子の姉のポロムが白魔道士として登場。
・『FF5』:風のクリスタルの欠片から得られる力として登場。初期ジョブの1つ。
・『FF6』:登場しない。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しないが、ガーネットやエーコは白魔法を使う。
・『FF10』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF11』:初期ジョブの1つとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しないが、インターナショナル版では白羊宮のゾディアックジョブとして登場。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:幻術士と巴術士のレベルを一定値まで上げることでジョブチェンジが可能になる。


■フィールド&タウン:2種類のフィールドと冒険の拠点が判明

 地殻変動で生まれた新島アモステラには、さまざまな場所が存在する模様。今回は緑豊かな平原と溶岩があふれる火山、そしてエクスプローラーが集うホームタウンが公開された。


●レジ平原:グランドクリスタルがそびえたつ緑の平原

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 序盤から訪れることができるエリア。奥にそびえ立つ巨大な結晶体は、“グランドクリスタル”と呼ばれている、この世界の根源ともいえるクリスタル。このクリスタルのエネルギーにより、人類は発展してきた。

◆えまぬえるの考察:平原と聞くと、初期の街から近いのどかなフィールドのイメージが強い。その一方で、『FF10』では四六時中雨が降り注ぎ、旅人に激しい落雷が襲いかかる雷平原が存在した。また、『FF12』のギーザ平原には、天候によってフィールドの地形が変わるギミックがあったが、このレジ平原でもそういったギミックはあるのだろうか?


●ヒバト火山:イフリートが鎮座する灼熱のエリア

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』
▼この画像は、火山内エリアのマグマの浮島。

 マグマが吹き荒れる灼熱の火山で、煉獄の炎をまとう“イフリート”が潜むエリア。また、シリーズではおなじみのザコモンスター“ボム”も生息している。

◆えまぬえるの考察:火山と聞くと『FF1』や『FF9』に登場したグルグ火山を想像する人も多いだろう。『FF1』のグルグ火山は、マグマによるダメージ床が多く存在する難所だった。このヒバト火山にもマグマがたまった部分が多く見られるが、これらを使ったフィールドギミックは存在するのだろうか?


●ホームタウン(リベルタス):物語の拠点となる、エクスプローラーが集う街

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 物語の拠点となる街。エクスプローラーたちは、ここで仕事を引き受け、さまざまな地域で活動を行っている。

 それ以外にも、各種ショップや指定エリアへの移動をするための“飛空艇”といった施設や乗り物が存在するとのこと。

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 街の中心部には大きなクリスタルも見受けられる。このクリスタルには特殊な利用方法があるようだ。

◆えまぬえるの考察:上で紹介したレジ平原のように緑豊かで心落ち着く印象のリベルタス。街の中心部の奥には城のような建造物が見えるが、エクスプローラーたちはここで仕事を受注するのだろうか。

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 また、街外れの小高い丘には、シリーズではおなじみのモーグリを模したテントのようなものも見られる。いったい、なんの施設なのだろうか?

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 湖畔に浮かぶ船のようなものの周りには、クリスタルと見られるものが入れられた木箱が。これがクリスタルなら、アモステラにおけるクリスタルが住民にとってかなり身近な存在なのだろう。また、画面奥には飛行している飛空艇らしきものの姿も。乗るとエリア移動が可能とのことだが、その費用がどれくらいかかるのか気になるところだ。

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■召喚獣:クリスタルのエネルギーを守護する存在

 これまでのシリーズでは、主人公の味方や守護者として、重要な局面で活躍してきた“召喚獣”。本作における“召喚獣”は、あらゆるものの生命の源であるクリスタルのエネルギーが枯渇しないように守護するための存在となる。

 クリスタルを活用し、消費することで発展してきた人類は、自然界にとってはクリスタルエナジーを枯渇させる存在。あらゆる生命の守護者である“召喚獣”は、時に強大な存在として立ちはだかることとなる。


●召喚獣 イフリート:接近戦を得意とする炎をつかさどる存在

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 炎をつかさどる召喚獣で、接近戦を得意とする。その体格を生かした肉弾戦を得意とし、剛腕を振り回す荒々しい攻撃を繰り出す。もちろんファイア系の魔法や、必殺技“地獄の火炎”も使用してくる。メインクエストの序盤では、まずこのイフリートが最初の関門となるだろう。

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◆えまぬえるの考察:『FF3』の召喚魔法“ヒートラ”で初登場したイフリート。炎に包まれた巨人というイメージはここから始まっており、今作でも同様の特徴が見受けられる。戦闘においては総じて炎属性による強力な全体攻撃を得意としている。また、『FF5』や『FF6』、『FF8』では戦闘以外にも登場し、ストーリーにも大きくかかわっていた他、『FF12』では飛空艇として登場した。

 人によって思い出深い作品は違うだろうが、『FF5』の古代図書館で本を開くとイフリートが飛び出してくるシーンで驚いた人も多いのでは?

 資料によると、『FFEX』のイフリートはメインクエストの最初の関門になるとのこと。メインクエストということはメインストーリーがあったり、サブクエストがあったりするのか気になるところだ。


■戦闘システム:ジョブの個性を考えた戦術的なマルチプレイが魅力となる?

 最大4人で遊べる本作は、ジョブごとの個性、豊富で魅力的な装備、パーティプレイならではの戦術要素を兼ねそろえたアクションRPGになっているという。まだ具体的な情報は少ないが、そんな本作の戦闘システムの内容を考察していこう。

●ナイトの戦法:堅牢な盾役として敵のオトリになることが重要

 堅牢な盾役として重要な役割を担う“ナイト”。盾回避率を高める“ランパート”と“ディフレクト”を使って、しっかり仲間を守ることが基本になるとのこと。

 また、守るだけでなく攻撃にも参加し、敵の注意をこちらに向けさせることがナイトの基本的な役割になるそうだ。

◆えまぬえるの考察:シリーズではおなじみの鉄巨人のような敵とナイトが戦っている写真では、盾のようなエフェクトが周りを包んでいるが、これが“ランパート”だろうか?

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 “ランパート”には盾による回避率が高まる効果があるとのことだが、攻撃を受けてから盾回避の判定が発動するのかも気になるところ。

 ちなみに『FF11』に登場した“ランパート”は防御力を上げるもの。“ディフレクト”は『FF』シリーズには登場していないが、『サガ』シリーズにおいて敵の攻撃を大剣で受け止めて無効化する技として登場している。

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 三日月型の斬撃を放つナイトの姿も見受けられる。複数のモンスターにヒットしているようだが、どれくらいの範囲を持った攻撃なのだろうか。

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 アーリマンのような敵をはじめとした飛行タイプのモンスターに囲まれたパーティ。『FF14』の“フラッシュ”のように、周囲の敵の注意をひけるアビリティがあると便利そうだ。


●モンクの戦法:敵のふところに入り込み、強力な攻撃を叩き込む!

 モンクは、高い攻撃力を生かした接近戦で最大のパワーを発揮。ただし、防御力は低いのでモンクの火力をキープするためには、盾役のナイトとの連携が必要不可欠になる。

◆えまぬえるの考察:クァールらしきモンスターに攻撃をするモンク。『FF14』では特定のアクションを順に発動していくとダメージアップや攻撃速度アップなどの効果が得られたが、本作では?

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 クローを横に振るって周囲に攻撃している画像もある。モンクの範囲攻撃といえば“けり”があったが、本作では拳以外の体術は見られるのだろうか。

 また、『FF6』のマッシュは格闘ゲームのようにコマンド入力を行うことで、“ほうおうのまい”や“むげんとうぶ”といった必殺技を出すことができた。もしかしたら『FFEX』でも特定のコマンド入力で必殺技を出せるのかも?

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●黒魔道士の戦法:防御力の低さに気を付けつつ、遠距離から魔法で攻撃!

 遠距離アタッカーの黒魔道士。魔道士系のジョブは、軒並み防御力が低いので、モンスターとの間合いをいかにとって戦うかがポイントとなる。

◆えまぬえるの考察:氷の魔法でモンスターを攻撃する黒魔道士。“ブリザド”なのか、“ブリザガ”なのかは定かではないが見た目はド派手で威力も高そう。それだけに、詠唱時間が気になるが……。

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 黒い重力場のようなもので複数のモンスターを攻撃している。歴代の魔法から考えるとグラビデ系に近いものに見える。また、ヒットしている魔法の近くでナイトが剣を振って攻撃していることから、パーティアタックはないものと予想される。

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●白魔道士の戦法:回復魔法でパーティを後方支援!

 回復魔法が得意なヒーラータイプの白魔道士。基本的には打たれ弱いので、うまく敵との間合いをとりながら、HPが減った仲間を的確に回復することが大事になるだろう。

◆えまぬえるの考察:魔法を使っている白魔道士の姿。回復だけではなく、支援系の魔法も使える模様。多くの作品では“エアロ”や“ホーリー”といった攻撃魔法も使えるので、ソロプレイでもある程度は戦えるはず?

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』
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●イフリートとのバトル:多彩な攻撃方法を持つ炎の召喚獣とどう戦うべきか?

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 メインクエストの序盤で登場し、エクスプローラーたちにとって最初の関門となるというイフリート。近接攻撃がメインで、接近して剛腕を振り回すだけでなく、バインド効果がある咆哮の範囲攻撃など、その攻撃パターンは多彩だ。他にも、巨大な火球を投げつける技もあり、エクスプローラーたちも苦戦を強いられることだろう。

 つねに距離を詰めてくるイフリートの行動パターンを見ながら、確実にダメージを与えないと撃破は難しそうだ。

◆えまぬえるの考察:下の写真は、バインド効果があるという咆哮による攻撃だろうか。見る限り範囲は広そうだが、この攻撃を回避、または防御する手段はあるのだろうか。

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』

 ナイトに向けて拳を振り下ろすイフリート。手前にいる黒魔道士にバリアのもようなものが展開されているようにみえるが、これは“プロテス”や“シェル”だろうか?

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 右手に炎の力を溜め込み、巨大な火球が投げつけられる! 恐るべき威力があることが予想されるが、予備動作を見て攻撃を回避することは可能なのかが気になるところ。

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[おまけ]天野喜孝氏が描くロゴにも秘密が隠されている……かも!?

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 こちらが本作のロゴ。シリーズでおなじみの天野喜孝氏が担当している。このロゴからも情報を読み取っていこう。

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▲ナイト、黒魔道士、白魔道士。ナイトのポーズは、ファミコン版『FF3』のパッケージイラストのポーズを彷彿とさせる。
『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』
▲このジョブはいったい……?

 まず、ナイトや黒魔道士、白魔道士の姿が目に飛び込むが、その中にナイトとは別の甲冑を着た人物の姿も。重々しい甲冑は暗黒騎士や竜騎士を思わせ、大きな盾を構えていることから聖騎士やパラディンのようにも見える。ナイトたちと向き合っていることを考えると、ひょっとしたらジョブではなくライバルキャラクターなのかもしれない。

『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』
▲ちょっとデフォルメされた感じが、ファミコン版『FF3』でカナーン付近の山の山頂で出会うドット絵のバハムートに似ている気が?

 そして、エクスプローラーたちの背後には竜のような姿のモンスターが。巨大な竜といえば、やはりバハムートが連想されるが、果たして……?


 まだまだ謎が多い本作だが、イラストや画面写真をじっくり見て想像をめぐらせてみるのも楽しいはずだ。電撃オンラインでは、本作の考察記事や座談会なども予定しているので、それらの記事にも期待してほしい。

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