【WIXOSS短期集中連載Vol.4】エナをどんどん溜め、圧倒的パワーで攻撃する構築済みデッキ『グリーンワナ』を紹介！

文：ファイ

　こんにちは！ TCG担当のファイです。現在、短期集中連載の『WIXOSS』構築済みデッキ紹介の第4回をお送りします。『WIXOSS』は、放送中のテレビアニメ『selector infected WIXOSS』の劇中で主人公たちが願いを叶えるための対戦に用いるトレーディングカードゲームです。

　アニメでは劇的な対戦が繰り広げられていますが、我々は楽しく気楽にプレイしたいですよね。今回は『WIXOSS』をこれからプレイしてみたい！ という人に向けて緑の構築済みデッキ『グリーンワナ』を紹介します。こちらは6月12日発売となっており、発売よりちょっと早めのレビューになっていますのでどうぞご覧ください。

■エナを自在に操り、パワーで相手を圧倒する緑デッキ

　緑が得意とするのはエナを増やすこと、パワーを上げることの2つです。そして緑はライフクロスを回復することもできます。現時点で緑の構築済みデッキは発売されていませんでしたが、第1弾ブースターの『サーブドセレクター』に緑のカードが封入されていたので、デッキ自体は作れるようになっていました。

　『サーブドセレクター』で緑デッキを作ってみて「これはいいなぁ」と思った方は、ぜひ構築済みデッキの『グリーンワナ』をデッキの基礎にしてみるのをオススメします。ブースターには封入されていなかった、緑デッキにはもってこいの便利なアーツやシグニ、スペルが封入されていますよ。

　『グリーンワナ』のルリグ“緑子”も他の構築済みデッキのルリグと同じくレベルごとに衣装が豪華になっていきます。そしてレベルが一目でわかるのが額の紋様です。最初は1つですがレベルに応じて増えていきます。

　《四ノ娘 緑姫》がパワーアップするために参照するシグニは《幻獣 セイリュ》です。場に《幻獣 セイリュ》がいて、エナが7枚以上あるときにすべてのシグニがパワー＋2000されます。緑はエナを増やすのが得意なのでエナを7枚にするのは難しくはありません。

　相棒となる《幻獣 セイリュ》は能力が少々難解になっていますが、簡単に書くと“場に3体のシグニがいること”、“すべてのシグニのパワーが15000以上であること”の2つを満たすと“ランサー”と“アタックしたときに相手のシグニ1体をバニッシュする”能力を得るというものです。

　“ランサー”は現在では緑だけが持つ能力で“相手のシグニをバニッシュしたとき、ライフクロスを1枚クラッシュさせる”という効果があります。つまり、相手のシグニを倒しつつ、相手のライフクロスを減らすという非常に強力なものです。さらにアタックしたときに無条件で相手のシグニをバニッシュできる効果も魅力的です。相手のシグニをどんどんバニッシュし、ライフクロスを削っていきましょう。

　《幻獣 ミスザク》は《四ノ娘 緑姫》の能力が発動すれば“ランサー”を得ることができます。“ランサー”そのものが強力なので、どんどん攻めることができます。同じ攻撃型のデッキでも、火力で攻める赤とは違うタイプのデッキになっています。

　4枚目には個人的に注目の《サーバント O2》を紹介してみました。一見どこにでもあるガードのカードなのですが、ライフバーストをもっていません。つまりこれまでのガード＝ライフバースト枠という概念から外れたカードになっており、デッキ構築のポイントになりそうです。また、この構築済みに封入されている《サーバント Q2》も同じくライフバーストのないガードです。

　《意気揚々》はパワーが上がるので、特定のパワー以上で発動する効果を持つシグニとの相性が抜群です。バニッシュされたり自らエナに送り込んだカードを再利用できる《再三再四》、相手の強力なシグニの攻撃を止められる《付和雷同》と、緑デッキのアーツはいずれもまったく違う効果を持っています。

　特に《付和雷同》はアタックフェイズに使うことで、次の自分のターンには相手のシグニが1体少なく、直接攻撃できるという点を覚えておくとよいでしょう。ちなみに、カードの読み方は表記の四字熟語ではありません。カードの右下にカナが書いてあるので見てみてください。

■『サーブドセレクター』のカードを加えれば、ライフクロスも回復できる！

　《修復》は“緑子限定”なので緑デッキでしか使えない1枚ですが、条件を満たせば緑3コストで2枚のライフクロスを回復できます。ライフバーストでも回復ができる非常に強力なカードです。アーツの《大器晩成》はコストを貯めることに苦労しますが、相手のシグニ、エナを全てトラッシュに送るという非常に豪快な効果です。ピンチを切り抜ける1枚としても、駄目押しの1枚としても使える夢の1枚です。

　大味な能力ばかりのようですが《奇奇怪怪》のような小回りのきくカードもあります。《奇奇怪怪》はほぼすべてのタイミングで使うことができるという点が特徴です。アタック前や相手のアタックに対して自分のシグニをパワーアップさせるといったことが可能です。さらに相手のシグニも対象に取ることができます。例えば、緑には“パワー○○以上のシグニをバニッシュ”というカードが多くあり、相手もそのパワーラインを考慮することでしょう。それをこちらからわざと引き上げてさせるという事もできます。こんなに便利なアーツがなんと0コストですよ！

　緑のシグニの各レベル帯には2つのサイクルのカードがあります。自身をダウンすることで山札の1枚をエナにすることができるシグニたち。そして相手よりも指定枚数エナが多ければパワーが上がるシグニたちです。

　エナが必要だけど相手がアタックしてこない！　といった場合でも能動的にエナを増やしていくことができます。自分が何のスペルやアーツを使うと効果的なのか、相手のエナの枚数などをよく考えて優位に立っていきましょう。

　今回は緑デッキの紹介でした。この、エナを貯めることがシグニのパワーアップに直結する緑の構築済みデッキ『グリーンワナ』は6月12日発売ですよ。そして、最終回となる第5回は『ブラックデザイア』です。『サーブドセレクター』には収録されていない黒のカードの実力を紹介しますのでお楽しみに！

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>> 青デッキ『ブルーアプリ』の紹介はこちら
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(C)TOMY (C)LRIG/Project Selector

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