『ウォッチドッグス』発売目前総まとめ！ ストーリーからゲームシステムまで、最新情報にアクセスせよ!!

文：イトヤン

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『ウォッチドッグス』は、CERO Z（18歳以上のみ対象）のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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　ユービーアイソフトより、6月26日にPS4/PS3/Xbox 360/PC版が発売となるオープンワールドアクション『ウォッチドッグス』（Wii U/Xbox One版は発売日未定）。

　『ウォッチドッグス』の国内発売まであと3週間弱。本記事では、革新的な要素がふんだんに盛り込まれた新世代アクションとして注目されている本作の、世界観やストーリー、ゲームシステムなど、最新情報をまとめてお届けする。

■ハッキングで“都市”そのものを武器とするオープンワールドアクションゲーム

　『ウォッチドッグス』は、シカゴの街を舞台にしたオープンワールドアクションゲームだ。本作の最大の特徴は、主人公のエイデン・ピアースがハッキングを駆使して、シカゴの都市機能を自在にコントロールできる点にある。従来のオープンワールドゲームのように、主人公が巨大な都市の内部で自由に行動できるだけでなく、信号や鉄道運行、監視カメラや電力供給といった都市機能そのものを自分の“武器”として、ミッションを遂行することができる。

▲主人公のエイデンが手にしているスマートフォンのような携帯端末から、シカゴのあらゆる都市機能を、自在に操作できる。

▲高層ビルが建ち並ぶ中心街から、自然に囲まれた郊外まで、広大なシカゴの風景がリアルに再現されている。もちろん、自動車やバイク、船といった乗り物で移動することも可能だ。

●シカゴのインフラを管理する“ctOS”とは？

　本作の舞台となっているシカゴの街は、ブルーム社の提供する“ctOS”と呼ばれるシステムによって、コンピュータネットワークやセキュリティシステム、個人情報から市民の行動の詳細まで、あらゆるデータやインフラが管理されている。それは市民に安全で快適な生活を提供する反面、ctOSに全てを依存することでもあった。主人公のエイデンは、携帯端末からctOSをハッキングすることで、大都市シカゴの全てを自由にコントロールできるという、神にも等しい力を手にした！

▲エイデンはハッキング技術に長けているものの、ごく普通の人間でしかない。敵と直接戦うことも可能だが、ハッキングを上手に利用して、周囲に気づかれずにミッションを遂行することが重要になる。

■ハッキングをどう活用するかはプレイヤーの手に委ねられる

　ここで、ハッキングで実行可能な行動の一部を紹介しよう。本作では状況をよく観察して、ハッキングで操作できるオブジェクトを見つけ出すことで、さまざまな行動が可能になる。ハッキングの利用法は、プレイヤーのアイデア次第だ。

●セキュリティへの侵入

　セキュリティの配線をたどり、その先につながるコントロールボックスをハッキングすることで、扉のロックを解除できる。エイデンが直接見ることができない場所にコントロールボックスがある場合でも、監視カメラの映像をたどっていけば、ハッキングが可能だ。

▲目的のオブジェクトにカーソルを合わせることで、ハッキングが可能になる。対象へのハッキングは、ボタン1つで可能だ。

●追跡の妨害

　主人公のエイデンは、ギャングなどの敵組織や、警察に追われる立場にある。彼らに追跡されて逃げる場合や、逆に敵を追い詰める場合にも、ハッキングが大いに役立つ。

　路地の壁にあるヒューズボックスをショートさせたり、道路の地下に埋められた蒸気パイプを破裂させたりすることで、敵を足止めできる。またパトカーなどに追跡された際には、信号を混乱させて衝突事故を起こしたり、クルマ止めを起動して通行できなくしたりするのも有効だ。

▲電圧をコントロールするシステムをハッキング。ヒューズボックスをショートさせると、スパークした電流が敵を直撃！

▲自動車の運転中でもハッキングは可能。道路の地下にある蒸気パイプを破裂させて、パトカーを行動不能にできる。

●列車運行の操作

　シカゴ名物の高架鉄道もハッキングでコントロールできる。車輌を急停車させて車内に飛び乗り、追っ手がやってくる前に発進させて逃走するといった使い方が可能だ。

▲警官に追われ、逃げ切るために電車の屋根へ飛び乗ろうとするエイデン。鉄道の運行はハッキングでコントロールできるが、生命がけの危険なアクションであることには変わりない。

●個人情報の解析

　ハッキングでは都市機能を混乱させるだけでなく、情報を盗み出すという使い方も可能だ。街を歩く人々の顔を認識すれば、その人物の年齢や職業、年収まで知ることができる。その人物の預金をATMから引き出すといった即物的な利用も簡単にできるが、時には意外な犯罪の手がかりが見つかることもある！

▲街で出会う人々が、普通の市民だとは限らない。オンラインプレイの場合には、他のプレイヤーがハッカーとして侵入している場合も！

●停電

　ハッキングを活用すれば、シカゴの街全体を停電させるということも、指先1つで実行できる。ただし、このように大規模なハッキングを成功させるには、より高度なスキルが必要になる。

▲街全体を停電させて、その隙に逃走するエイデン。ctOSによって全てが管理されているシカゴでは、このように大規模なハッキングも可能だ。

■愛する者を奪われたエイデンが、復讐のその先で目にする真実とは!?

●ストーリー

　凄腕のハッカーであるエイデン・ピアースは、自分が招いたある事件が引き金となって、幼い姪を殺されてしまう。さらに危険が残された家族にまで及んだとき、エイデンは愛する人々を守るため、己が持つ知識を総動員し、“敵”への復讐を決意する。

　シカゴそのものを自らの武器として、反撃に出たエイデンだったが、事件の真相に深く切り込んでいくにつれて、シカゴの街を管理する“ctOS”に隠された、恐るべき秘密が明らかになっていく……。

▲大都市シカゴのあらゆるインフラを管理する“ctOS”。その裏側に侵入したエイデンが目にする真実とは？

●キャラクター

　主人公のエイデンをはじめ、『ウォッチドッグス』のストーリーに深くかかわってくる人物たちを紹介しよう。

エイデン・ピアース（声：森川智之）

　ソーシャルエンジニアという職業の裏で、ハッキング技術を生かしたフィクサー（請負人）として活動している。だが、その裏稼業のためにトラブルに巻き込まれ、幼い姪の生命を奪われてしまう。

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Ｔボーン（声：山路和弘）

　ctOSを作りあげた天才ハッカー。現在は姿を隠して、ctOSを保有するブルーム社に対する復讐の機会を狙っている。

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クララ・ライル（声：宮島依里）

　エイデンの復讐に手を貸すハッカー。ctOSを作りあげたTボーンのことを尊敬している。

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ジョルディ・チン（声：山野井仁）

　報酬次第であらゆる問題を解決するフィクサー（請負人）として活動している。エイデンとはあくまでも仕事上の付き合いとして、行動を共にしている。

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デルフォード“イラク”ウェイド

　ストリートギャング“バイスロイズ”のリーダー。イラク戦争での経験を元にして、ギャングを率いている彼は、これからの戦争にはテクノロジーが不可欠だと知っており、そのためにエイデンと対峙する。

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ベッドバグ

　“バイスロイズ”に属しているギャングのメンバー。ある事件をきっかけにして、エイデンは彼を利用することになる。

■豊富に用意されたサイドミッション

　オープンワールドアクションゲームの本作は、メインストーリー以外にも、多彩なサイドミッションが用意されている。中でもユニークなのは、個人情報を解析することで潜在的な犯罪者を察知し、市民を危険から守ることができるという点。

　また、オンラインによるマルチプレイや、無料で配布されるコンパニオンアプリとの連動ミッションなど、バリエーション豊かな遊びを楽しむことも可能だ。

▲シカゴの街ではメインストーリーとは直接関係のない犯罪も発生している。そうした犯罪を未然に察知して防ぐことができれば、市民からヒーローと呼ばれるようになる!?

▲ポーカーなどのミニゲームを楽しむことも可能。こうしたミニゲームの最中にも、ハッキングを駆使すれば……？

▲“デジタルトリップ”と呼ばれる仮想ゲームでは、巨大なスパイダー型ロボットを操ることもできる！

▲オンラインによるマルチプレイでは、敵味方のチームに分かれてデータを奪い合ったり、他人のプレイ中にハッカーとして潜入したりといったことが可能だ。

▲スマートフォンやタブレット向けに無料配布されるコンパニオンアプリと、ゲーム本編を連動させた対戦プレイも楽しめる。

(C)2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Watch Dogs, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.

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• 『ウォッチドッグス』公式サイト

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関連サイト

• 『ウォッチドッグス』公式サイト
• PS4版『ウォッチドッグス』特設サイト