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2014年6月10日(火)

『ハームフルパーク』ポップな世界観と遊び心に富んだ演出が印象的な昔ながらの2Dシューティング【電撃PS×PS Store】

文:電撃PlayStation

 PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。


 本日紹介するのは、1997年2月14日に初代PSで発売された、ポップでお手軽な2Dシューティング『ハームフルパーク』のゲームアーカイブス版。なお、“PlayStation Plus”加入者には、2014年6月17日までの間フリープレイで提供される。

■見ているだけで楽しい気持ちになれる横スクロールシューティング
・初代PSゲームアーカイブス:『ハームフルパーク』

 遊園地を改造した要塞基地“ハームフルパーク”を舞台にした、2Dタイプの横スクロールシューティング。おもちゃ箱をひっくり返したような、ポップでにぎやかな世界観が一番の見どころだ。

『ハームフルパーク』

 本作は全6ステージで構成されているが、ステージ2の中ボス戦の背景では“結婚式場での花嫁略奪のコント(?)”が展開していたり、ステージ4のボス戦では“敵が巨大な美女かと思いきや、撃破直後に意外な(!)素顔をさらけ出す”など、ギャグセンスに富んだ演出が各所に見られる。プレイするほどに、その魅力にハマっていくはずだ。

 また、シューティングとしては比較的オーソドックスなスタイルを採用。ゲームの難易度もお手ごろで、誰でも気軽に楽しめる。自機のショットは4種類あり、例えば“パイスプレッド”は連射しにくいが、弾1発ごとの破壊力がバツグンだったり、“ゼリーブーメラン”は追尾性能が便利だが、威力が低いなど、それぞれ“機能性の長所・短所”が明確に設定されている。

 こういったシステム設計は基本に忠実かつ、ゲームバランスもしっかり練り込まれており、ポップな見た目とは裏腹に、戦略性という側面でも十分な手ごたえを感じ取れた。オマケとして用意された“3種類のミニゲーム”(種目によっては1人でも遊べるし、最大4人での対戦も可能)も、なかなか味わい深く、昔ながらのシューティングをフランクに楽しむ作品としては、良質な1本といえる。(ライター:城イドム)

『ハームフルパーク』 『ハームフルパーク』
『ハームフルパーク』 『ハームフルパーク』
『ハームフルパーク』 『ハームフルパーク』
『ハームフルパーク』 『ハームフルパーク』
『ハームフルパーク』 『ハームフルパーク』
『ハームフルパーク』 『ハームフルパーク』
『ハームフルパーク』 『ハームフルパーク』

(C)1997 SKYSEA



データ

▼『ハームフルパーク』
■メーカー:SKYSEA
■対応機種:PS3/PS Vita/PSP(ダウンロード専用)
■ジャンル:STG
■配信日:2012年2月22日
■価格:617円(税込)
 
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