2014年6月7日(土)
セガは6月5日、これから展開が始まる『ヒーローバンク バトルカード』と、現在展開している『三国志大戦TCG』の事業発表会を開催した。
この発表会で、7月31日に発売となる新TCG『ヒーローバンク バトルカード』の展開についてや、3年目を迎える『三国志大戦TCG』の今後の展開などについての発表があった。今回の記事では、この2つのTCGでの発表内容をお届けする。
セガがグループ挙げての展開をしている『ヒーローバンク』の新たなコンテンツとしてトレーディングカードゲーム『ヒーローバンク バトルカード』が発売される。ヒーロー着を着て(変身して)バトルをし、相手を倒せば賞金がもらえる。そして相手よりも先に一定の金額を手にしたら勝利するという『ヒーローバンク』の特徴であるバトル、お金稼ぎという2つをTCGで再現している。
発売に先駆けて、6月下旬から全国のTCGショップを中心に“ファイトレーダー育成!体験講習会”と題し、『ヒーローバンク バトルカード』の体験会を実施。また、6月28日、29日に幕張メッセで開催される“次世代ワールドホビーフェア 14’Summer”でも『ヒーローバンク バトルカード』の専門コーナーが設置される。どちらも専門スタッフによるティーチングと体験デッキの無料配布が行われるとのことなので、気になる人はぜひ足を運んでみよう。
※“ファイトレーダー”とは『ヒーローバンク』の世界でバトルをする人たちのこと
7月31日に発売されるのはスターターデッキとブースターパック第1弾の2つ。2種類あるスターターデッキをベースにして、ブースターパックで強化するという流れになる。まずは体験デッキを手に入れて発売までの間にルールを覚えておきたいところだ。
続いて発表された『三国志大戦TCG』では、『スターターデッキ3』と『第9弾ブースターパック「新たなる覇業」』が7月26日に発売となる。これにあわせて新規プレイヤーがより入りやすい環境にするため、基本ルールの調整が行われる。
最も大きなルール変更は“スタート時の城壁が7枚から8枚になる”というもの。これまでは登場していなかったコスト7の武将が登場し、これらと最適なバランスになるように調整されるとのことだ。既存のユーザーが持っているデッキのカードと組み合わせることで戦略の幅が大きく広がるカードも増えるため、これまでとはひと味違う対戦を楽しむことができそうだ。
新弾の発売に合わせて行われるキャンペーン展開では、『第9弾ブースターパック「新たなる覇業」』を予約すると特製キャンペーンパックがプレゼントされる。このキャンペーンパックは第9弾に収録されるプラチナレアカードが天下無双レア仕様で5枚収録されている豪華なセットだ。発売前日までに予約すれば確実にもらえるので、購入を検討している人はぜひなじみの店で予約しておこう。
また、全国のセガ、AGスクエア(セガが運営するゲームセンター)で無料のスターターデッキが配布されている。デッキだけでなく、プレイマットやルール解説書も付いてくるので、友達を誘って始めてみるのもいいだろう。
大会では、6月7日から“賢将キャラバン”が開催される。『三国志大戦TCG』の公認大会が開催されている店舗で行われるブースタードラフト大会で、優勝者は称号とラバーマットを手にすることができる。『三国志大戦TCG』では、公式大会で好成績を収めると称号とラバーマットを手にすることができ、これを手にしたことがない人のみが参加できる大会などもある。上位を目指すプレイヤーにとって、称号は目指すべきステータスのようなものだ。
この先のイベントは、全国各地で公式イベント“TCGの宴”が開催される。6月21日に福岡で、東京では7月26日に開催される予定となっている。さらにその後にも開催が予定されているので期待して待とう。
最後に、セガが『三国志大戦TCG』と『ヒーローバンク バトルカード』に続く、3つめのTCGを開発していることが明らかにされた。詳細は明らかにされなかったが、話の中で断片的に特徴を知ることができた。
・オリジナルもの
・萌え系ではない
・サブカル系がターゲット
・ユーザー層はミドルエイジからハイエイジ
これらの要素がキーワードになるとのことだ。こちらは来年発売予定とのことなのでまだ先の展開になるが、徐々に公開されるであろう情報に期待したい。
(C)SEGA (C)SEGA/ヒーローバンクプロジェクト,テレビ東京
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※カード画像はイメージです。
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