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2014年6月16日(月)

神ゲー『クロスチャンネル』を知らない人、いますか? 傑作と評価されるループADVの魅力をイチから解説

文:カワチ

 エロエロエッサイム、エロエロエッサイム……。あ、どもです! ライターのカワチです。最近は暑い日が続きますね。まだ梅雨もやってきていないのにまるで夏になったようです。ん? 夏……セミ……『CROSS†CHANNEL(クロスチャンネル)』!

 突然ですが、皆さん、2003年にPCで発売された『CROSS†CHANNEL』という神ゲーはご存知でしょうか? 実はボクが今までプレイしてきた中で一番好きなADVだったりするのですが、6月26日には待望のPS3版とPS Vita版が発売されるんですよ。

 そこで、せっかくのこの機会に電撃オンラインで本作について語らせていただこうと考えたわけです。

『クロスチャンネル』

 しかし、編集さんから「語るのはいいけど、PS3版やPS Vita版で初めてプレイする人もいるだろうから、物語のネタバレはなしね」と釘を刺されてしまいました。『CROSS†CHANNEL』をネタバレなしで語る!? そんなことできるわけないでしょう! 緻密に練られた設定が醍醐味の作品なのに、肝心な物語の内容に触れられないなんて! みみみ先輩風に言うと「ままならねーです」っていうことですよ!!

 ……とはいえ、1人でも多くの人にこの神作品をプレイしていただきたいのも事実。やってやろうじゃないですか! ネタバレなしでの魅力の解説を!! あ、でも1つだけご注意を。本作が“ループADV”であることなど、公式サイトに載っている程度の基本情報は明かしながら語ります。この部分を伏せたままでは、さすがに破綻するか内容がスカスカになってしまうと思いますので……。よろしくお願いします。

■多彩な機種に移植されている『CROSS†CHANNEL』とは?

 『CROSS†CHANNEL』はもともと2003年にPCで発売されたADVで、その後、PS2、PSP、Xbox 360とさまざまな機種に移植されています。また、2012年には解像度を修正した復刻版がPCで発売された他、今月にはPS3版&PS Vita版が登場します。これだけでも本作が多くの人に愛されているソフトであることがわかりますね。

『クロスチャンネル』

 さて、そんな本作のスタッフですが、シナリオは田中ロミオさん、原画は松竜さんが手掛けています。シナリオの田中ロミオさんは本作がデビュー作ですが、当時は「こんなにクオリティが高いものが書けるなんて一体何者なんだ!?」と騒ぎになりましたね(笑)。昨今はライトノベルにも進出して『人類は衰退しました』や『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』を発表されているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

 原画の松竜さんは女子フィギュアスケートのユリア・リプニツカヤ選手のイラストをTwitterにアップして、ソチ五輪の公式ツイッターに紹介されたことが記憶に新しいですね。この出来事をきっかけに松竜さんを知った方も多いのではないでしょうか? そんな松竜さんの描くかわいらしいキャラクターも『CROSS†CHANNEL』の大きな魅力となっていますので、イラストで気になった方もぜひ本作を手に取ってみてください。

『クロスチャンネル』
▲質の高いビジュアルやサウンドも見どころ。目や耳で物語を盛り上げてくれます。

■機種による違いは? 「美希は処女でございます」が聞けるのはPC版だけだ!

 さまざまな機種でプレイできる『CROSS†CHANNEL』。どれを買っていいのかわからない人のために、ここではそれぞれがどのように違うのかを解説していきましょう。

『クロスチャンネル』
▲基本のストーリーは変わりませんが、移植作には追加要素があります。最新作であるPS3&PS Vita版にも新たなシナリオ&グラフィックが!

●PC版の特徴

 純度100%の田中ロミオ節を楽しめるのが、このオリジナルであるPC版です。チョメチョメシーンの有無はもちろんですが、下ネタセリフの表現にも規制がなので笑いの質が高いです。“僕の可愛い二億匹の小さなワンダフルライフたち”などといった田中ロミオさんの素敵ワードを楽しむなら断然PC版ですね。

●PS2版&PSP版の特徴

 ヒロインのセリフ「美希は処女でございます~」が「美希は乙女でございます~」に差し替わっていたり、「ロリコンは病気です」の標語が「メガネっ娘なめんな」になっているなど、残念ながら下ネタはほぼ全カット。ただし、下衆なセリフがしゃべれないことやパンツがどの角度からも見えないことを主人公が嘆くなど、テキストやCGの修正をメタ的な笑いに転換しているため、オリジナル版をプレイした人は2倍に楽しめると思います。

 また、PS2版とPSP版ともに、初回限定版には本編のその後を描くドラマCDが付属されました。ヒロインの1人がユーザーに不人気なことを気にしている発言をするなど、とてもおもしろい内容でしたが、残念ながら現在は入手が難しいかもしれません。

●Xbox 360版の特徴

 チョメチョメシーンはないものの、かなりPC版に近い表現が使われています。ただし、PS2版と同様に“処女”という単語などはNGらしく、「処女と思われる少女がうずくまっていた」が「メイクラブ経験なしと思われる少女がうずくまっていた」に変わったりしていますね。「下腹部が熱くなってきた」という文の後に「と思ったらすぐ静まった。……俺はなんて安全な人間なんだ」という文が入るなど、PS2版同様にメタ的な内容が楽しめます。ちなみに、“処女”はNGでも“童貞”はOKらしく、主人公や悪友がどんどんこの単語を使います。この差はいったい……。

 また、Xbox 360版の大きな特徴として、公式設定資料集に掲載された幻のシナリオをゲーム化した“ANOTHER STORY”と本編後の物語を描く“AFTER STORY”の追加があります。“ANOTHER STORY”はもともとショッキングな内容でしたが、ボイスやグラフィックが追加されることにより大きく臨場感が増しています。グロいものが苦手な人は要注意ですが、キャラクターの内面をより深く知るためにはぜひ触れておきたい内容です。

 “AFTER STORY”はPS2版のドラマCDよりもさらに未来の話を描いています。あ、未来と言っても前半~中盤はキャラクターたちが「実はあの1週間にはこんなこともあった」ということを振り返る内容です。得意の下ネタギャグが全開ですしプレイ時間も長いので満足度は高いかと。

●PS3版&PS Vita版の特徴

 グラフィックに口パクが追加されているので臨場感が増しているPS3版&PS Vita版。表現はPS2&PSP版と同じになります。イベントCGが追加されている他、各キャラクターの視点で物語を描く新エピソードも。

 ボクはすでにこの追加シナリオに目を通させていただきましたが、ヒロインたちはもちろん、桜庭や友貴といった男キャラクターにもしっかりとシナリオが用意されているので、そこそこにボリュームがありますね(Xbox 360版に収録されたANOTHER STORYもエピソードの1つとして読むことができます)。モノローグでそれぞれの頭の中が覗けたり、本編ではあまり絡まなかった組み合わせの会話が展開するところもおもしろいです。基本的には物語の裏側を描く内容になっているのですが、それぞれのキャラクターによってギャグの比率が高かったり、逆にホラー的になっていたりとバラエティ豊かな内容になっているところも特徴です。

 どのシナリオも“キャラクターがどうしてその結論に至ったのか”という答えが提示されているので、この追加シナリオを読むことで本編クリア時の感動が増すと思います。また、美希や桜庭のシナリオなどはループ世界の謎に迫る内容も含んでいるので、考察の材料にもなるかと。

 最初は“完璧に練られた世界観を壊してしまうのではないか”と危惧していた追加シナリオですが、読んでみて安心しました。これは『CROSS†CHANNEL』本編に連なる物語です。自信を持ってオススメできます。

 そして、本作でさらに注目なのが限定版に封入される“特製ブックレット”です。こちらも中身を拝見させていただいたのですが、この資料は一見の価値アリです! 初期の企画書とプロットが収録されたものなのですが、まったく設定が異なるヒロインもいれば(しかも、そのバックボーンがすごすぎる)、物語の結末も……。ファンは購入するべき価値があるものだと断言できます。

『クロスチャンネル』
▲ボクはブックレットを読んでまた本作について同志と語りたくなりました。そう、30時間ぐらい……。

 個人的なオススメは田中ロミオさんの文章センスがそのまま楽しめるPC版か追加シナリオなどが多いXbox 360版……と言いたいところですが、追加シナリオや初期プロットを読んでPS3版&PS Vita版に軍配が上がりました(笑)。PS Vita版は手軽に高解像度のグラフィックで本作が楽しめるという点でも優れていますね。

 ……まぁ、結論としては全機種でプレイしてくださいということで!

■社会より逸脱してしまった生徒たちが通う“群青学院”で紡がれる物語

 ここからは基本情報レベルのネタバレで、ストーリーとキャラクターを紹介してきましょう。本作の物語は片田舎に佇む“群青学院”が舞台となっています。ここは普通の学校ではなく、他人を傷つける可能性を持つ人間が隔離される養護施設のようなものです。主人公の黒須太一は放送部員の仲間たちと夏の合宿に出かけるのですが、町へ戻ってみると彼ら以外の人間は消え失せており、テレビやラジオ、インターネットも機能しなくなっているんです。

『クロスチャンネル』
▲彼らを導く大人も存在しません。たった8人でこの世界を生きていくことに……。

 そして、人間が8人しかいないこの世界では月曜日から日曜日が永久にループします。月曜に戻ると記憶はリセットされて新たな1週間が始まります。こうした特殊な環境の中でキャラクターたちの交流の様子を描いていく……それが『CROSS†CHANNEL』の物語になります。うーん、やっぱりネタバレを控えると伝えるのが難しいですね。本編の中にはもっともっとすごい謎や仕掛けがあるのですが……。まぁ、それはプレイしてからのお楽しみということで!

■ループ世界に捕らわれた8人のキャラクターたち

 次はループ世界に捕らわれた8人のメインキャラクターたちを紹介していきましょう。もちろん彼らは“群青学院”に通う人間なので何かしら心に闇を抱えています。それがどのようなものなのかは、ぜひゲームをプレイして確認していただければ……と思います。

●黒須 太一(くろす たいち) 声:なし

『クロスチャンネル』

 本作の主人公で、物語は彼の視点で描かれることになります。発想力(とくにエロス方面)が高く、語彙がとても豊かです。彼のセクハラ発言には何度も笑わされることになるハズ。また、イラストを見てもらえればわかるとおり、彼はかなりの美形なのですが、自分では醜いと思い込んでいます。そのためヒロインたちとの会話などでギャップが生まれることも……。

『クロスチャンネル』
▲PS3&PS Vita版には太一以外の目線から描くエピソードも。他のキャラクターの目に太一がどのように映っていたのかがわかるようになりました。

●山辺 美希(やまのべ みき) 声:野中カオリ

『クロスチャンネル』

 愛称はミキミキ。太一に言わせると外見は「映画化された某有名ファンタジー小説のヒロインみたいな少女」。そういえば、PC版発売当時は大ブームでしたよね。ハリー●ッターが。太一のセクハラにもきちんと乗っかってきてくれるノリのいい女の子です。ちなみに貧乳娘ですが、かなり強引な不可抗力で揉んでしまった太一によってちょっとだけ成長していることが判明します。

『クロスチャンネル』
▲明るくノリがいい美希はユーザー人気も高いキャラクターです。太一のセクハラ発言への返しもおもしろいです。

●佐倉 霧(さくら きり) 声:なかせひな

『クロスチャンネル』

 美希の親友でしっかり者の女の子。太一からは美希と合わせて“FLOWER’S(お花ちゃんたち)”と呼ばれています。真面目で潔癖症な女の子なのでエロい発言ばかりする太一のことを毛嫌いしています。

『クロスチャンネル』
▲太一のことを嫌っている霧。彼女と交流するのは命がけ……!?

●宮澄 見里(みやすみ みさと) 声:及川ひとみ

『クロスチャンネル』

 みみみ先輩。のんびりした敬語を使うメガネッ娘です。メイン的な立ち位置にいるにもかかわらず、ユーザーからの人気は今ひとつで、後に公式でネタにされるようにもなりました(笑)。PS3&PS Vita版の新規ユーザーさんから人気が出れば、まさかの巻き返しも……? まぁ、「メガネッ娘なめんな」ということで。

『クロスチャンネル』
▲巨乳でメガネで年上のみみみ先輩。時代の巡りによっては彼女が一番人気のヒロインになる可能性はなきにしも非ず……!?

●桐原 冬子(きりはら とうこ) 声:鳴海エリカ

『クロスチャンネル』

 “ツンデレ”という言葉が登場し始めた時代に生まれたツンデレ。太一いわく「反転属性付き勝気娘」です。気高く高飛車な性格で、かなり怒りっぽいですね。ちなみに怒ると早口になって何を言っているのか聞き取れなくなります。さらに、怒りが頂点に達すると、妖刀ハラキリブレードが4.35光年の彼方から時空を超え、空間両断跳躍を果たします(?)。

『クロスチャンネル』
▲冬子といえば“ハラキリ丸”。突如として導入される謎の解説シーンは必聴です。

●支倉 曜子(はせくら ようこ) 声:児玉さとみ

『クロスチャンネル』

 太一のパートナーとも言える存在で、成績、運動能力、その他の各種技能に精通している女の子。その人間離れした能力は、まさにスーパー忍者です。性格はクールですが、他の女の子に焼きもちを焼くなどお茶目な一面も持っています。彼女の“ブライダルお姫様だっこ”は必見です!

『クロスチャンネル』
▲太一の姉的存在(自称)で婚約者(自称)で一心同体(自称)の曜子ちゃん。本作では貴重な黒タイツ枠です。

●島 友貴(しま ともき) 声:山口勝平

『クロスチャンネル』

 太一の悪友その1で、みみみ先輩の弟です。実直な性格なので、目の前でエロすぎることが起きると幼児退行してしまいます。実はカワイイ彼女がいますが、太一たちと学校を卒業する時に一緒に風俗に行く約束をしているので、まだ童貞だったりします。なんていいヤツなんでしょう。

『クロスチャンネル』
▲友貴は仲間たちのために食料の調達や配給を行ってくれます。童貞だけどいいヤツです。

●桜庭 浩(さくらば ひろし) 声:山崎たくみ

『クロスチャンネル』

 太一の悪友その2。“群青学院”に自分から希望して入学したことをはじめ、文化祭で女装をした太一にひと目ぼれをするなど、かなりアレな人間です。物語の立ち位置的には他の人物よりも影が薄いのですが、彼が存在しなければ『CROSS†CHANNEL』はもっと違う作品になっていたのでは……と思います。ボクは最高のキャラクターだと思います。

『クロスチャンネル』
▲カレーパンが好物なのにカレーは嫌いだという桜庭。独特な感性に驚かされることもしばしば……。

 以上がメインキャラクターの8人ですが、本作はループが起きる前の出来事も描かれており、その他のサブキャラクターが登場することも。なかでも転校生の新川豊はベテラン声優の堀川りょうさんが演じているので必見ですよ!

『クロスチャンネル』
▲太一の前に現れる謎の少女・七香(声:平井理子)。彼女も本作のキーパーソンになります。

■『CROSS†CHANNEL』はなぜ神ゲーと言われるのか? その答えをライターが紐解く!

 基本的なストーリーとキャラクターをひと通り紹介したところで、ここからは『CROSS†CHANNEL』の見どころをいくつかの項目に分けて紹介していきましょう。

●日常シーンのギャグが最高におもしろい!

 “泣きゲー”と呼ばれるジャンルのゲーム自体は『CROSS†CHANNEL』以前から存在していました。しかし、盛り上がるまでの日常シーンが冗長で退屈に感じてしまうものが多いのも事実です。『CROSS†CHANNEL』はギャグの質がとても高いので、テンポよく読み進めていくことができます。そういう意味では普段ADVをプレイしない人にも勧めやすいかもしれません。また“初夜る”や“チヌ野郎”など思わず使ってしまいたくなる素敵ワードが多いのも注目です。

『クロスチャンネル』
▲コミカルなシーンで多用されるカットインもプレイの敷居を下げています。

●感情移入がしやすいキャラクターたち

 ツンデレやメガネッ娘という“萌えのカテゴライズ”に収まっているものの、唯一無二の存在感を持つキャラクターたち。きっとプレイを終えた後も彼らはずっと心に残り続けると思います。これはやはり登場人物が心に重いものを背負い、“群青学院”に通うキャラクターだからではないかと思います。彼らが自分の“闇”にどう折り合いをつけ、どう立ち向かっていくかを追っていくうちに感情移入をしてしまうんでしょう。今、現在、人間関係などに悩んでいる方がいたら、ぜひ彼らの生き様をみて参考にしてもらいたいですね。

『クロスチャンネル』
▲本作では人間の普遍的なテーマを取り扱っているため、プレイしていて古臭さを感じることもないです。

●ループ構造を取り入れたシナリオ

 アニメやゲームに限った場合、古くは1984年の映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』などから存在し、『ひぐらしのなく頃に』や『STEINS;GATE』などの傑作と呼ばれるものを多く輩出しているループものシナリオ。本作はそのジャンルの中でも特に注目されている作品です。『月姫』のファンディスク『歌月十夜』でループものに挑戦した奈須きのこさんが“絶対に超えられない壁として君臨する作品”と日記で記したのはあまりにも有名な話です(とはいえ、これはループものという観点から見ただけの発言ではないと思いますが)。

『クロスチャンネル』
▲美少女ゲームの“キャラクターを攻略する”という要素を世界観の設定にうまく利用しています。

 ゲーム中に曜子ちゃんがこの世界の構造を量子力学の観点から推測するシーンがあるのですが、あくまでも可能性だけを提示して答えは明かさないなど、クリア後に考察しがいのある作りになっているところも人気の要因の1つでしょう。

『クロスチャンネル』
▲セカイ系の作品ですが、“なぜ8人しかいないのか”という設定がしっかり練られているため、他の作品以上に考察のしがいがあります。

●物語を盛り上げるキャラクターボイス

 これはかなりの主観が入っているのでご容赦をいただきたいのですが、ボクは個人的にADVに声優さんのボイスを重要視していません。自分のテンポでテキストを楽しみたいので、ウインドウに表示された部分が読み終わった段階で文字送りしてしまうことも多いです。しかし本作における声は本当にキャラクターと一心同体なので、読み飛ばすのはもったいないと言えます。

『クロスチャンネル』

 特に「お慈悲!」や「男でもいい! 避妊するからっ!!」「先輩の技術はセクハラばかりで、本番で役に立つのか大変不安な面もございますので、申し訳ありませんがお断りだ」などのギャグシーンは声のテンポやニュアンスで笑わせてくれます。すべての音声を聴くとクリアまでにかなりの時間を要することになりますが、ぜひじっくり腰を据えてプレイしていただきたいです。

『クロスチャンネル』
▲セリフの説得力がまったく変わるので、ぜひ音声アリでプレイしていただきたいです。

●思わず放心してしまうエンディング

 これはもうプレイしてくださいとしか!


 ということで主観多めで『CROSS†CHANNEL』の魅力をお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか? ……しかし、困った。まったく語りたりないぞ! ということで、次回は編集部の『CROSS†CHANNEL』大好き人間を集めた座談会を行いたいと思います!

 おなじみギャルゲーを語らせたら右に出るものはいない編集ごえモンの他、伝説の「ホアーッ」記事を生み出した名物編集も参加するとかしないとか!? ぜひ楽しみに待っていただければと思います。それでは次回の記事でお会いしましょう! ……さようなら、また来週。

【クロスチャンネル特集 バックナンバー】

→第1回:神ゲー『CROSS†CHANNEL』を知らない人、いますか?【本記事】

→第2回:田中ロミオ氏を心の師と仰ぐ3人による座談会(ネタバレあり)

→第3回:シナリオライター・田中ロミオ氏にインタビュー

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