News

2014年6月11日(水)

『Star Fox(仮称)』を含む“Wii U GamePad”を最大限に活用して楽しめるゲームを開発中と宮本氏が発表【E3 2014】

文:電撃オンライン

 アメリカ・ロサンゼルス現地時間の6月8日18:30より、任天堂・宮本茂氏によるプレゼンテーションが、設営準備が進むE3 2014会場内の任天堂ブースにて行われた。

 このプレゼンテーションは、E3 2014への出展の有無に関係なく、宮本氏が中心となって手掛けている“Wii U GamePad”を最大限に活用して楽しむゲームをプレス向けに紹介したもの。その目玉としてWii Uで制作が進められている『Star Fox』シリーズの最新作が発表された。

“任天堂”

 今回、初公開となったのは『Star Fox(仮称)』の他、『Project Giant Robot(仮称)』と『Project Guard(仮称)』の計3タイトル。いずれも“Wii U GamePad”のスクリーンを生かし、傾けて遊ぶなど、モーションセンサーを駆使した独特な操作感が魅力となっている。これら3タイトルを、実際にプレイしてわかった内容とともに紹介。

 さらに、プレゼンテーションの最後に行われた『Star Fox(仮称)』への質疑応答の内容もお届けしよう。

■『Project Giant Robot(仮称)』はシンプルな操作で遊べる“相撲”ルールのゲーム

 “GamePad”のモーションセンサーでロボットの上半身の姿勢をコントロールしながら、左右のスティックでパンチを繰り出して相手ロボットと戦う『Project Giant Robot(仮称)』。その他、Rボタンで前進、Lボタンで後退、Aボタンでレーザー発射と、シンプルな操作でロボットを操ることができる。

 ルールは相撲と同じで、倒れたほうが負け。巨大なロボットなので機敏な動きはできないが、そのもどかしさも含めて楽しめる味がある。

“任天堂”

 また、自分が操作するロボットは、頭や胴体といったパーツの付け替えや、パーツ自体の大きさや長さの変更も可能。カスタマイズによってはバランスがよくも悪くもなるので、見た目の変化以上に重要な要素となる。

■『Project Guard(仮称)』はセキュリティセンターのように複数のカメラを操作

 こちらは、TV画面に表示される12個のカメラを切り替えながら、自陣に侵入してくるロボットを撃退するゲーム。カメラの切り替えは、“GamePad”の画面を直接タップすることで行える。また、ゲーム開始前にはカメラの位置や向きを調整することも可能。

 さまざまな入口から次々とロボットが侵入してくる中、敵が映っているモニターの番号をみんなで教え合いながらワイワイとプレイするのが楽しい。質疑応答の内容によると、実は『Star Fox(仮称)』と深い関係あり?

“任天堂”

■『Star Fox(仮称)』は“GamePad”のモーションセンサーで照準を操作!

 おなじみの自機アーウィンを操作して、空中と地上の敵を撃破していくシューティングゲーム。最大の特徴は、自機の移動と照準の操作がそれぞれ独立している点。左右のスティックで機体を操りながら、“GamePad”の画面に映る敵機をモーションセンサーを使って狙い撃ちすることになる。

“任天堂”

 レーザー攻撃はAボタン、ミサイル攻撃はZLボタンで、さらにZLボタン長押しでミサイルのロックオンが可能。また、左右のスティックを上に入力すると後方へのUターン、左スティック下&右スティック上を同時に入力するとムーンサルト飛行、右スティックを素早く回転させるとローリング(おそらくバリア発生)も行える。なお、右スティックを押し込むと、アーウィンは変形しながら地上に着陸。戦車へと姿を変える。

 実際にプレイしてみると、2つの操作を同時に行うのが非常に難しく、最初は戸惑った(片方の画面に集中すると、もう片方がおろそかに)。とはいえ、プレイするごとにコツはつかめてくる。個人的には、やや自機の操作はおろそかになるが、“GamePad”の画面のほうに集中したほうがプレイしやすかった。

 また、今回の試遊ではアーウィン以外にヘリコプタータイプの自機を操作することもできた。こちらは左スティックで前後移動、右スティックで上昇下降が可能。右スティックを押し込むと機体からロボットを降下させることができ、“GamePad”の画面はロボット視点に変化する。

■『Star Fox(仮称)』の質疑応答では驚きの回答も!

 『Star Fox(仮称)』の話題に限定した質疑応答も行われた。『Star Fox(仮称)』と『Project Guard(仮称)』の意外な関係も明らかとなった、その内容を以下にまとめる。

ストーリーについて
 皆さん忙しい中でゲームをするという時代に変わってきているので、ストーリーに関しては、大きなお話はありつつも、好きなものを選んで遊べるスタイルになる。

ステージについて
 今回プレイできたステージは全方位に移動と攻撃ができるオールレンジだったが、過去作にあったまっすぐ進んでいくステージなども存在するとのこと。ヴァレーモードと呼んでいる谷を進んでいくモードは、“GamePad”を使うことで、大きく生まれ変わったそうだ。まっすぐに進みながらあちこちを撃つことができるので、従来はアーウィンがうろうろするため操作が難しいと感じる人もいたと思うが、今作では周囲の砲台を片っ端から片づけていくような遊び方が可能だという。

今回プレイできたゲーム内容について
 今回のゲーム内容はまだ実験なのか、それとも本格的なものなのかという質問に対して、これは実験で進めているが、今まさに本格的な制作には入ったところ、と回答。宮本氏からは「なので1年以内くらいで皆さんにお届けできると思っています」との発表も。

任天堂の内製タイトルなのか
 任天堂で作っているが、早く発売したいということもあり、いろいろな協力会社と相談して、ようやく話がまとまった(ただし今は何も発表できない)そうだ。とはいえ、ほとんど任天堂で作っているような作り方をしていて、おもしろいコラボレーションになるとのこと。なお、本作のディレクションは宮本氏が直接担当する。

・『Project Guard(仮称)』と『Star Fox(仮称)』の以外な関係?
 『Project Guard(仮称)』の中に『Star Fox(仮称)』のロゴがあったが、同じ製品になるのかという質問に対して、「いいところに気が付きましたね(笑)。」と宮本氏。さらに突っ込まれると、『Star Fox(仮称)』にはいろいろなミッションがあるので、その中の1つに『Project Guard(仮称)』のようなものが入ってくるのでしょうとコメント。また、ヘリタイプの自機から出てきたロボットは、実は『Project Guard(仮称)』に登場する敵ロボットと同じだということも明かした。

■E3 2014に出展されるWii Uタイトルを紹介!

 今回のプレゼンテーションでは、以下のWii Uタイトルも紹介された。E3 2014で出展されているタイトルについては、詳細がわかりしだいレポートをお届けする。

Splatoon
 任天堂の新キャラクターが登場する、ネットワークに対応した任天堂らしいTPS。宮本氏のチームの若手がゲーム制作を担当している。

Captain Toad: Treasure Tracker
 『スーパーマリオワールド 3Dワールド』に収録されているキノピオ隊長のステージを、『キノピオ隊長の冒険』として強化したタイトル。

Mario Maker(仮称)
 Wii Uで『スーパーマリオブラザーズ』のステージをエディットしながら楽しめる。

Kirby and the Rainbow Curse
 ペンで遊ぶ、新しいカービィのゲーム。

PIKMIN3(E3未出展)
 “GamePad”だけで『PIKMIN3』が遊べるパッチを配信。直接画面をタップして指示を出せる。

(C)2014 Nintendo

関連サイト

関連記事

注目記事

アイコン別記事一覧

※クリックすると、ソートされた記事一覧に移動します。