2014年6月30日(月)
ガストは、PS Vita用ソフト『アルノサージュPlus ~生まれいずる星へ祈る詩~』を10月2日に発売する。価格は通常版が5,800円+税、ダウンロード版が5,143円+税、限定版が未定。
本作は、3月に発売されたPS3用ソフト『アルノサージュ ~生まれいずる星へ祈る詩~』をPS Vitaへ移植したもの。各部に調整が施された本編に加え、これまでにPS3版へ配信されたDLCや新規衣装、“禊ぎ”に関する各種要素が搭載されている。
~ストーリー~
惑星ラシェーラ
かつて人間と
彼らよりも優れた魂を持つとされる高鎖数生命体“ジェノム”の共存した星
この美しき緑の大地を失ってから、遙かな刻が流れた
新たな星を求めて航宇宙船で飛び立った人々は
神々の盾と呼ばれ、決して開くことのない“フェリオンの隔壁”の前に
寄り添い今なお、オレイと呼ばれるジオフロントで静かな生を繰り返している
明け暮れも、季節の移り変わりもない無機質な空間
いつしかそれが、人間にとっての世界になった
それでも、彼らは逞しく生きた
経年劣化によって生じた瓦礫で小さな家を作り
樹木の育たない金属の床を畑へと変え
失われた技術を用いて夢を見た
しかし、人々の暮らしは平穏ではなかった
突如として現れた謎の生命体“ シャール”
彼らはオレイの人々を生きたままどこかへ連れ去っていった
“詩魔法”と呼ばれる不思議な力を使うシャールの前に人間は為す術がなかった
そんなあるとき
数千年の間、一筋の風すら通さなかったフェリオンの隔壁が開く
内側から出てきた“古代種”と呼ばれる人々は
“シャール”と同等の詩魔法と失われた技術を使う知識を持っていた
そして、人々はフェリオンの中へと集い
共に支え合いながら
謎の生命体“シャール”発生の真実を探求することになる
PS3版において配信されていたDLCを最初から収録している。収録DLCは、ジェノメトリカ結晶や新たな詩魔法を獲得できる“白鷹パック”と、“禊ぎ”における“世間話”の相手としてネイやカノンが追加される“拡張禊ぎパック”だ。
▲白鷹パック |
▲拡張禊ぎパック |
泉で身体を清めることで、キャラクターをパワーアップさせられる“禊ぎ”。『アルノサージュPLUS』では、新たにサーリ、ネロ、シュレリアの3人が禊で行える世間話しの相手に追加された。これらのキャラクターには、それぞれ50種類の禊ぎイベントが用意されいてる。また、“禊ぎ”中のプレイヤーキャラクターに発生する“触れ合い”のシーンは、タッチ操作に対応した。
▲シュレリア | ▲サーリ |
主人公であるデルタ、アーシェス、イオン、キャスのそれぞれに新規衣装が追加される。ゲームをクリアした際のボーナスとしても、さらなる新規衣装が用意されている。
さらに、“禊ぎ”キャラクターの増加に伴い、追加キャラクター3人分の禊ぎ衣装が追加。イオン専用コスチュームも、『シェルノサージュ』から数点が追加される。その他、初回特典にも衣装を追加するDLCのコードが同梱されるとのこと。
プレイ性を向上させるべく、さまざまな調整が行われる。概要は以下の通り。
1.初心者向けチュートリアルの拡充
2.調合屋のイベントがメニュー化され、任意に閲覧可能
3.各所に細かい調整を導入
4.PS3版と同様の『シェルノサージュ』との連動要素。
本作のマップはフィールドマップとタウンマップの2つに大きく分かれている。フィールドマップの探索中には敵との戦闘が発生し、勝利すればダイブポイントやアイテムなどを入手できる。ダイブポイントやアイテムは、タウンマップのバイオス屋でジェノメトリクスを進めたり、調合屋でのアイテム調合によりキャラクターイベントを楽しんだりする際に利用でき、これによってキャラクターの装備を強化しながらゲームを進めていく。
▲バイオス屋 | ▲ジェノメトリクス |
▲調合 | ▲禊ぎ |
▲バトル | ▲詩魔法 |
想いの力を詩によって具現化する魔法。複数のイラストレーターによってデザインされた詩魔法や、アーティストによる詩楽曲が戦闘を演出する。なお、詩魔法で敵を一掃すると、以降はその地点に敵が出現しなくなる。
登場キャラクターたちの精神世界であるジェノメトリクス。主人公たちは、キャラクターのジェノメトリクスにダイブし、心の中に抱えている問題を解決することで詩魔法やジェノメトリカ結晶を入手できる。
主人公とヒロインが専用の衣装をまとい、泉で身体を清めてジェノメトリカ結晶を身体に取り込みあう。これによってキャラクターのステータスを強化できる。
調合屋では、複数のアイテムを組み合わせて新しいアイテムを作り出せる。店員キャラクターとの間に発生するイベントは必見だ。
フェリオンの隔壁が開いた際に内側から出てきた青年。天統姫直属の精鋭組織“PLASMA”の元隊員として、シャールの襲撃から街を守っていた。PLASMAの中でも限られた人間だけが所属できる特殊戦略チーム“ジェノメス”の一員だったが、ある事件がきっかけで除隊となった。現在は、フェリオンの市街で定食屋“クック・ド・デルタ”を営む。
人間たちの住む“フェリオン”という街で暮らす少女。想いを力へと変換する詩魔法の使い手であり、その能力を活かして天統姫直属の精鋭組織“PLASMA”の隊員として活動している。PLASMAの中でも限られた人間だけが所属できる特殊戦略チーム“ジェノメス”の一員だが、ツーマンセルが基本のチームにおいて彼女だけは特定のパートナーをもたず、出撃回数も多くない。週末の休日にだけデルタの定食屋を手伝う、自称・看板娘。
製造者、製造場所、搭載機能、スペックなど、ありとあらゆることが不明な謎の機械兵器。何らかの武装を持つことから戦闘を想定して作られた可能性が高い。
世界の理を知ると言われている少女で、本名はイオナサル・ククルル・プリシェール。彼女はある1つの意志のもとに行動していく存在だが、現在その居場所を知る者はいない。おっちょこちょいで工作好きという一面があり、どこからか材料を拾ってきては、怪しげな機械や道具を作り続けているらしい。
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