2014年7月17日(木)
任天堂は、Wii U用ソフト『零 ~濡鴉ノ巫女~(ぜろ ぬれがらすのみこ)』を9月27日に発売する。価格は6,600円+税。
これは、本日7月17日に開催された“「零」シリーズ最新作/「零」メディアミックス 発表会”において発表されたもの。本作は、怨霊を封じるカメラ“射影機”を携えて謎を解く、コーエーテクモゲームスが手掛ける和風ホラーADV『零』シリーズの最新作にあたる。
今回の舞台となるのは、自ら死を選んだ者が訪れる死の山“日上山(ひかみやま)”。この山にまつわる奇怪な風習が物語のカギとなるようだ。従来のシリーズでは日本家屋の中をメインに探索してきたが、今回は屋外が舞台となるシーンも多く、心霊スポットにおける肝試しのような気分を味わえるとのこと。屋外では雨や湖など、“水”が不安を演出する要素になるという。
従来になかった要素として、新たにWii U GamePadによる操作へ対応。Wii U GamePadを射影機に見立てて操作することで、臨場感ある恐怖を体感できる。
▲タイトルごとにテーマカラーが設定されていた『零』シリーズ。本作のテーマカラーは、女性の黒髪の美しさを表現する“濡烏色”だ。これには“水に濡れる”という意味合いも含まれているようだ。 |
テーマソングは、現役高校生シンガーソングライターのAnJuさんが歌う『HIGANBANA』。この楽曲は同氏のデビューシングルとして10月8日に発売され、また9月24日には楽曲配信サイトにて先行配信が開始される。楽曲に関しては、まだ明かせない情報もあるとのことなので、続報に期待しよう。
その他、『零』シリーズは多彩なメディアミックスを行い、大塚英志さんの執筆による小説『零~ゼロ~ 女の子だけがかかる呪い』や、hakusさんの執筆によるコミック『零 影巫女(ぜろ かげみこ)』などが順次発売される。さらに、小説を原作とした実写映画『劇場版 零~ゼロ~』が9月26日に公開される。その他、ハリウッドでも実写映画『FATAL FLAME』の製作が別途進行中だ。
▲メディアミックス作品群には、“水”や“巫女”などゲームと関連する要素が込められている。小説版には、大塚英志さんの著作『黒鷺死体宅配便』のキャラクターがゲスト登場するという。 |
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(C)2014『劇場版 零~ゼロ~』製作委員会
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