2014年7月28日(月)
ガストは、10月2日に発売するPS Vita用ソフト『シェルノサージュ OFFLINE ~失われた星へ捧ぐ詩~』から、追加される新衣装を公開した。
本作は、2012年に発売されたPS Vita用ソフト『シェルノサージュ ~失われた星へ捧ぐ詩~』のオフライン対応版。ネットワークに接続しなくてもゲームをプレイできる。また、全“セカイパック”をはじめとするオンライン版へ提供された約40点のDLCと、新規要素が収録されている。
失われた記憶を修復すると、イオンはさまざまなアイテムの作り方を思い出す。その中には衣装も含まれており、記憶の修復を進めるたびに装いのバリエーションが増えていく。今回、『OFFLINE』で追加される衣装のデザイン画が公開された。
メモリア(思い出)と名付けられたブレザー式の制服。イオンの過去と何らかの関係があるらしい。
水紋と市松模様を組み合わせた法被と、ねじり鉢巻のセット。
イオンがユーザーとの甘い1日を過ごす際に着用する衣装。イオンと親しくならなければ着てもらえない!?
『OFFLINE』の初回特典として用意されている巫女服。胸元には、衣装の名前の由来にもなっている水鏡が下がっている。
イオンと生活をともにし、手助けなどで絆を深めると、コミュニケーションの幅が広がっていく。
▲イオンとユーザーの親密度は“ラブラブ度”としてハートマークで表示される。 | ▲夢セカイでのエピソードを進めたり、デートをしたりするとラブラブ度が上がる。 |
▲ラブラブ度が上がると、端末を移動してもらえるようになり、一緒に寝ることも可能となる。 |
▲ラブラブ度が高い状態では、特定の行動中を除いたほとんどの状態から夢セカイへ行けるようになる。また、会話の内容も親密的なものへと変わっていく。 |
本作に搭載された“ジェノミリンク”というシステムからは、外部とのデータのやりとりが可能。この中にある“セカイリンク”からは、PS3用ソフト『アルノサージュ』およびPS Vita用ソフト『アルノサージュPLUS』との連動などを行える。概要は以下の通り。
・『シェルノサージュ』で作ったプラグインを『アルノサージュ』/『アルノサージュPLUS』へ送付
・『シェルノサージュ』のプレイ状況に応じて、『アルノサージュ』/『アルノサージュPLUS』の進行が変化
・『シェルノサージュ』の進行状況に応じて、イオンからボイスメールが届く
・現在のマイクロクエーサー状況をサーバーに送信
▲本作で作成したカソードは『アルノサージュ』/『アルノサージュPLUS』における主人公の武器に装着するアイテム、TxBIOSは同様にヒロインの装備アイテム、RNAは主人公とヒロインの防御力を強化するアイテムとして利用できる。 |
前回に続き、イオンの記憶を修復すると見られる過去のエピソードを紹介する。
Tzチューブカンパニーで開発されていた新型シェルノトロンの暴走について個別に取調べを受けていたイオンたちだったが、PLASMA機密情報局本部でより具体的な事情聴取を受けるため、“情報集約都市アルメティカ”の地を訪れる。地上ではTzチューブカンパニーに続き、縦貫坑道と呼ばれる場所で爆発事故が発生し、それに伴いシェルノトロンの使用レベル規制が行われた。
私生活はおろかシェルノトロンを使用した医療なども機能しなくなり、多く民衆が苦しんでいた。そんな中、地文皇女カノンはアルメティカを訪れていたが、その状況を見かねて苦しむ人々に手を差し伸べる。だがそんな彼女も、詩魔法の使用が続いたことで限界が近づいていた。
▲PLASMAの調査に協力するため新たな地を訪れたイオンたち。そこでレナルルという女性に出会う。 | ▲自らの秘密を探るため、詩魔法を謳い、転移するカノン。その行き先に待ち受ける運命とは……? |
レナルル(声:大地葉) |
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Tzチューブカンパニーの取調べのため、情報集約都市アルメティカにあるPLASMA本部にてイオンたちの取調べを行うレナルル。かつてイオンが宮城で過ごしていた折には守役(皇女の身の回りの世話や危険から守るための役割)としてイオンの傍に仕えていた。
当時、身近な存在がいなかったイオンにとってレナルルは唯一の友人であり、かつ姉のような存在であった。アルメティカで再会したレナルルはイオンが良く知る彼女とは様子が違うようだが、いったいイオンとわかれてからの彼女に何があったのだろうか?
PLASMAによって拘束されていたイオンたちは“クオンタイズ”と名乗る男たちの手によって救い出され、コロン“コロン・フォーシーズン”へと連れていかれた。そんなコロン・フォーシーズンで、イオンたちは思いがけない少女との出会いを果たす。その少女の名はサーリ。
キャスがコロン・フォーシーズンにいた頃の友であり、イオンがかつて皇女の布で作ったお守りを贈った相手でもあった。皇位継承の儀が始まって以来、イオンを追い続けてきたサーリとの出会いは新たな真実を突きつける。さらに、サーリたちが通っていた学園に務める教師・ジルとの出会いが、イオンだけでなくネイやター坊たちをも運命の渦に巻き込んでいく。
▲サーリはジルが何かをたくらんでいると警戒しており、そんなジルとネイが結託しているのではないかと疑っていた。 | ▲身体の状態から気弱に陥ったサーリだったが、友人であるキャスや白鷹の存在が彼女を元気づけた。 |
▲サーリと白鷹が創り出した詩魔法を謳うネイ。この詩魔法によって、ジルのデータベースへのアクセスに成功した。 |
白鷹(声:新垣樽助) |
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プラネタリー・メゾンでネイのステージを見にいったとき、隣に座っていたお客さん。いわゆるネイ付きのトップオタとも言える存在で、ネイの情報を逃さずゲットし、必ず最前列でネイを応援する。昼間はバイオス屋(シェルノトロンの機能を拡張したり、効率的なダイブをするためのお店)を営み、夜はフィギュア屋の露店を出すという、何とも精力的な活動をしている。
フィギュアはもちろんお手製で、評判も悪くない。好きな事には寝食惜しまないタイプで、状況によっては7徹することも辞さない。と、かなり特殊な趣味や生活をしている彼だが、言動や行動は至って紳士的で、ルックスも悪くない。そのため、その趣味さえなければ寄ってくる女も一人や二人ではないだろうと噂される事も少なくない。尚、白鷹はハンドルネームで、本名ではないようだ。
サーリ(声:志村由美) |
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ネプツールの娘であり、彼の仕事仲間であったグレイコフの娘であるキャスとは幼馴染の関係にあたる。幼少の頃から身体が弱く、普段は仕事でTzチューブカンパニーに住んでいるネプツールとは別に、コロン・フォーシーズンで療養生活を送っている。口数は少なめだが、正直者で核心を突く発言をするため、キャスを怒らせることもしばしば。
しかし、そういった発言は彼女がキャスを信頼しているがゆえのものと思われる。また、大のにゅろきーフリークであり、にゅろきーのこととなると周囲が見えなくなってしまう。そんな彼女の瞳の奥には、まだ隠された秘密があるようだが……?
ジル(声:川崎芽衣子) |
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かつてキャスが在籍し、現在もサーリが通っている学園“皇ノ賜学園”の教師であり、また非常に優秀な研究者でもある。その研究には多くの富豪から出資されている。温厚で人当たりがよく、教師としても面倒見がよいことから生徒たちからの人気は高いが、日々多忙な彼女と話せる機会は多くないらしく、それを残念に思う者も少なくない。
だが、そんな彼女をサーリは危険人物として警戒しており、父であるネプツールが死亡する原因となったネプトロンの開発を唆したのも彼女だと言う。果たしてサーリが警戒しているジルの目的とはいったい何なのか――?
コロン・フォーシーズンを後にし、“縦貫坑道”に足を踏み入れたイオンとサーリ。そこでの目的は、ひと足先にこの地を訪れているはずのカノンを捜すこと。その前にサーリは、『ジェノミライ研究所』で、ある人物をイオンに紹介する。それはシェルノトロンの生みの親、クラケット博士。博士はなんとしても自らの想いを叶えようとイオンを説得するが、それはイオンが望んでいないことだった。そんなクラケット博士との出会いは、カノンとの再会をももたらした。久しぶりに出会ったカノンの口から明かされる、彼女自身の真実。カノンとイオンが追い求める真実に、さまざまなヒトの思惑がまとわりついていく。
▲ジルの要求により、眠っていたネロが解放された。ネロの目覚めは、社会の崩壊に直結する。果たしてセカイの行方は……? | ▲自らの想いを果たすため、ネロを自分のセカイへ還すために詩魔法を謳うジル。彼女の想いは、ただひとつ……。 |
クラケット(声:ふくまつ進紗) |
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かつてジェノミライ研究所で働いていた研究者。そこではウンドゥと呼ばれる研究者の先導のもと、さまざまな研究に取り組み、ネプツールやグレイコフともいっしょに働いていた。
現在は、ジェノミライ研究所の裏側でひとりで暮らしており、決して表には出てこない生活を送っている。シェルノトロンを生み出した人物ではあるものの、それがきっかけのひとつとなり、結果的に天文と地文を分裂させることになってしまった。
ネロ(声:東城日沙子) |
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研究所で出逢った謎の少女。その表層意識はシェルノトロンのOS“Reon-4213”として利用されている。彼女が何者で、なぜそのような力を持っているのかは一切が謎に包まれているが、彼女を知る人間からは危険な存在として認知されている。彼女が目覚めたとき、セカイに何が起きるのだろうか。
天文と地文、2つの組織の凶手により、世界から姿を消した2人の皇女。旧ジェノミライ研究所での事件をきっかけにシェルノトロンが完全に停止。世界が混沌に包まれようとしたとき、『シャール』と呼ばれる空想型ジェノムを連れたジルが人々に救いの手を差し伸べた。あれから既に2年。世界の崩壊が刻一刻と迫っているなか地文が台頭し、ジルは地文大司教へと上り詰めていた。ジルに疑問を感じたサーリとクラケットは地文から離脱。かつて皇位継承の儀でイオンが降り立った地、万寿沙羅区にある雑貨屋“縷縷”へと身を寄せていたが、地文派による反勢力への取締りは日に日に過激になり、ついには彼らにもその魔の手が迫ろうとしていた。
▲過去に戻る必要がある。ネイは自らが時空を越えるために、詩魔法を謳う。 | ▲イオンを救うため、彼女の魂と接触したネイ。イオンの記憶の世界で、ネイは自らの記憶をも目にする。 |
・そして物語は皇帝編へ――
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