News

2014年7月25日(金)

『ヴァニティ オブ ヴァニティーズ』声優・大橋歩夕さんの門徒はリアル舎弟がモデルに!? ニコ生番組ではユーザーとのPvP対戦も熱かった!!

文:くろあん

 みなさん、こんにちは! 夏休みが恋しいくろあんです。この時期になると、小学生時代に戻りたくなりますね。さて今回も、声優・大橋歩夕さんによる『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ(VANITIY of VANITIES)』(以下、『VoV』)の紹介記事をお届けします。第4回の記事では、大橋さんが演じるNPC・曲非烟(キョクヒエン)ちゃんとの出会いがありましたが、今回はその後のストーリーを紹介していきます。そこでは衝撃の出来事が起こるのですが……。

 また、プレイヤーの弟子として健気に戦ってくれる門徒にも注目! 門徒は、プレイヤーを回復したり、敵を一緒に攻撃してくれたりするアシストキャラ。役立つスキルも覚えてくれるので、ソロプレイが好きな人にとっては大事な相棒となってくれる存在です。

 さらに、先週に配信されたニコニコ生放送の様子もダイジェストでお届け! どんな新情報が発表されたのか、番組を見逃した方はぜひチェックしておいてください。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲「メインストーリーの続きが気になる!」と、自身のキャラクター“あゆゆ”でゲームに没頭する大橋歩夕さん。

■派閥争いに巻き込まれた曲非烟(キョクヒエン)ちゃんの運命は!?

 大橋さんのキャラクターである“あゆゆ”の今回のストーリーは、嵩山派(すうざんは)に襲撃され、惨殺された罪のない人々が倒れているという、殺伐とした屋敷からスタートします。この屋敷は、曲非烟(キョクヒエン)ちゃんのおじいちゃんである曲洋(キョクヨウ)の友人、劉正風(リュウセイフウ)の家。2人は流派が違うにもかかわらず、とても仲がよかったのです。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲襲撃を受け、見るも無残な死体が転がる屋敷の中を捜索するあゆゆ。

 派閥争いに嫌気がさした曲洋(キョクヨウ)と劉正風(リュウセイフウ)は、それぞれの流派を抜けようとするのですが、「そんな身勝手な行動は許さない!」とばかりに、自分たちの流派から派遣された刺客に命を狙われます。そして、冒頭の殺伐としたシーンにつながるというワケです。さらに襲撃してきた一団は、難を逃れた曲洋(キョクヨウ)と劉正風(リュウセイフウ)を追いつめていきます。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲曲非烟(キョクヒエン)ちゃんと一緒に、おじいちゃんたちを助けに向かいます。彼女の決意が語られるシーンは必見ですよ!
『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲おじいちゃんたちが逃げた先には、すでに嵩山派(すうざんは)の一派が! 敵を倒しながら先に進んでいきます。▲相撲レスラーのような、ゴツイ敵キャラが登場。周りを囲まれると暑苦しい感じですが、こいつらを倒せば、おじいちゃんたちと合流です。

 追手を振り切り、やっとおじいちゃんたちの所へとたどり着いたあゆゆたち。そこでは、曲洋(キョクヨウ)と劉正風(リュウセイフウ)が静かに曲を奏でています。争いなど微塵たりとも感じさせない、静かで平和なひと時……。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲おじいちゃんたちの奏でる曲を聴いている曲非烟(キョクヒエン)ちゃん。この時間が永遠に続けばいいのですけれど……。

 ちなみに、本作の原作小説である『秘曲 笑傲江湖(ひきょく しょうごうこうこ)』という題名は、「江湖のしがらみを笑い飛ばす」という意味で、彼ら2人の関係を表しています。正派と邪派に分かれながら、「派閥同士の対立などいかほどのものか」と笑い飛ばし、友情を貫いた曲洋(キョクヨウ)と劉正風(リュウセイフウ)。何とも深い、考えさせられるテーマですね。

 さて、そんな2人の曲を聴いていたあゆゆと曲非烟(キョクヒエン)ちゃんですが、平和なひと時は敵の費彬(ヒヒン)によって、すぐに破られてしまいます……。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲いつの間にか曲非烟(キョクヒエン)ちゃんの背後に忍び寄ってきた、見るからに悪人面の費彬(ヒヒン)。危ない!

 時代劇に登場する悪代官のような役回りの費彬(ヒヒン)ですが、実はかなりの実力者。あゆゆと令狐冲(レイコチュウ)、儀琳(ギリン)を同時に相手にしても一歩も引きません。戦闘では、相手を空中に浮かせる攻撃を仕掛けてくるので、費彬(ヒヒン)の攻撃をうまく避けていきたいですね。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲費彬(ヒヒン)とのバトル! 令狐冲(レイコチュウ)も一緒に戦いますが、あまり当てにならないので、自力で攻撃する必要があります。▲あゆゆが宙に投げ出される! ちゃんと避けないと、かなりの頻度で弾き飛ばされてしまいます。きっちり回避して反撃しましょう!
『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲ある程度ダメージを与えると、莫大老子(バクダイロウシ)が登場! かなりのスゴ腕らしく、費彬(ヒヒン)のうろたえぶりもかなりのもの。

 莫大老子(バクダイロウシ)の手を借り、曲非烟(キョクヒエン)ちゃんの仇を取ったあゆゆ。大橋さんも、自分の演じたキャラクターの最期を目にして、声を失ってしまいました。このシーンを既に体験した日本のプレイヤーからも、彼女の死を惜しむ声がたくさん届いているそうです。確かに、「これからカワイイ美少女との2人旅か!」と思っていたら、速攻で物語から退場させられてしまうというのはショッキングですね。

 さて、彼女の死をキッカケに、己の弱さが身に染みたあゆゆは、新たな力を求めて五仙派(ごせんは)の総本山へと向かいます。そこで師範代たちに指導を受けて、新たなスキルを身に付けることになるのです。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲自分が所属する流派の総本山にて、素早く走れる神行や緊急回避のスキルなどが習得できます。▲五仙派(ごせんは)らしさを感じさせる、鞭を使った攻撃スキルも新たに習得。敵に毒を付与する範囲攻撃など、強力なものばかりです。

■ここで大橋さんにインタビュー!

――今までに、自分の演じたキャラクターが死んでしまったことはありますか?

大橋歩夕さん(以下、大橋):今回が初めてでした。

――曲非烟(キョクヒエン)ちゃんが死んでしまう時、どのようなことを考えて演じましたか?

大橋:突然やられてしまうシーンだったので、あまり感情を込めずにあっさりと演じました。もう曲非烟(キョクヒエン)ちゃんの出番がないのは、すごく残念です。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』

――なるほど。あゆゆが所属する五仙派(ごせんは)は、先日のニコ生でユーザー投票によって決まったわけですが、どのような印象ですか?

大橋:五仙派(ごせんは)は技の1つ1つが優雅で、すごくキレイですね。

――あゆゆが総本山で新たに習得したスキルの中で、自分で使ってみたいと思ったものはありますか?

大橋:相手を鞭で縛り上げて、足で踏みつける技は、秀逸ですね(笑)。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲大橋さんオススメはコチラ! 相手を引きずり倒して、カカトで踏みつけます! 特定の趣味を持つ方々にはご褒美のようなスキルですね。

――五仙派(ごせんは)のキャラクターには女王様のようなイメージがありますが、大橋さんならどのように演じますか?

大橋:今、別の作品で女王様キャラを演じているのですが、いじめられたい人のための女王様なので、どれだけ愛をもっていじめられるかが大事だと思っています(笑)。

――女王様キャラを演じる時に言ってみたいセリフはありますか?

大橋:「この豚!」とか、「跪きなさい!」とか、いいですね(笑)。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』

■実は女王様キャラだったあゆゆに家来…もとい門徒が!

 LV25になったキャラクターは、門徒と呼ばれるアシストキャラを入手できるようになります。門徒にもステータスや流派の違いがあり、それぞれ違ったやり方でプレイヤーを手助けてしてくれます。また、戦闘以外に、ドロップしたアイテムを拾ってくれたり、倉庫代わりになってくれたり、アイテムの売買が出来るようになったりと、幅広い用途で活躍してくれる便利な存在です。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲あゆゆの門徒になった唐糖(とうとう)。唐糖は、唐門派に所属している弟子という設定で、飛び道具を駆使してプレイヤーの戦闘をアシストします。▲攻撃タイプの門徒は、基本的にプレイヤーがターゲットしている敵を攻撃します。回復や補助タイプの門徒は所持スキルに応じて適宜プレイヤーをサポートします。
『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲門徒には好きな名前をつけることができます。大橋さんの命名は“みなみん”。なんでもリアル舎弟(!)の名前とか。カワイらしい名前ですね。▲こちらはキャンペーンで配布された、東方不敗のコスプレをした猫門徒。命名は“いいだ”ですが、こちら大橋さんのリアル舎弟の1人だそうです。

■Lv25で入場できる新たなダンジョンにあゆゆが挑戦!

 頼りになる門徒を手に入れたあゆゆ。せっかくなので、Lv25から挑戦できるダンジョンにも行ってみました!

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲挑戦したダンジョンは、青城篇の“ヒョウ局夜戦”。ボスがとてつもなく怖い顔をしています。▲何者かに襲われた林平之(リンヘイシ)の実家“福威ヒョウ局”で、襲撃者を撃退していきます。
『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲巨大なボスが出現! 護衛の兵士が虫のように吹き飛ばされます。護衛の兵士が倒されるとスコアに影響するので、注意してくださいね。▲見事、ボスを討ち取ったあゆゆ。1度はやられてしまいましたが、何とか1人で倒すことができました。

 曲非烟(キョクヒエン)ちゃんが退場するイベントの後、新たな力を習得した主人公は、流派同士の戦いという大きな流れにどんどん巻き込まれていきます。それに伴い、さまざまなストーリーが交差する中で、多くの強敵たちやダンジョンの攻略に挑んでいくことに。この先にどのような展開が待ちうけているのか、皆さんも実際にプレイして確かめてくださいね!

■新アバターのデザイン決定稿も解禁! 第2回ニコ生番組を総まとめ!!

 先週の7月18日、『VoV』が正式サービスから約1か月経ったことを記念して、ニコニコ生放送で2回目となる特別番組が放送されました。前回に引き続き、曲非烟(キョクヒエン)役の大橋歩夕さんと『VoV』の日本語版音声において音響制作を手掛けた小宮芳治さんが司会進行役として出演。そして『VoV』プロジェクトチームの高橋卓朗さんと三角晶紀さんが、ゲームに関するさまざまな解説をしてくれました。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲左から小宮さん、大橋さん、高橋さん、三角さん。

 最初のコーナーは“ズバリ聞くわよ!? 明日のぶいおーぶい!”。これは、今後の『VoV』についてプレイヤーから寄せられた質問を、根掘り葉掘り聞いちゃおうというコーナーです。前回の番組で告知された現状についても突っ込まれるという、高橋さんと三角さんにとって恐ろしいコーナーとなりました。それでは、それぞれの質問と回答を紹介します。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』

Q1:原作『笑傲江湖)しょうごうこうこ)』のPRが足りない気がする! キャラクターやストーリーがわかりにくいのはどうにかならないの?

高橋卓朗さん(以下、高橋):原作小説は『VoV』以前にも、さまざまなメディアで展開されてきました。ゲームをより深く楽しんでいただく一助として、映画やドラマなどとの連携ができれば望ましいのではないかと考えています。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』

Q2:日本オリジナルコスチュームはまだ?

高橋:コスチュームについては現在の状況をお伝えすべく、白亜右月さんの決定稿や山田章博さんのラフデザイン案をお持ちしました!

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲白亜右月さん、山田章博さんに加え、麻宮騎亜さんもデザインに参加! 実装時期などの続報は公式サイトにて告知される予定です。

Q3:プレイヤー同士で戦うのって……結局高レベルの人には勝てないジャン! プロジェクトチーム的にはPvPをどう考えてるの?

高橋:オンラインゲームでは不特定多数の方が一緒にプレイされているので、さまざまな意見があります。互いに尊重し、配慮しながら楽しんでいただければと思います。

 また『VoV』には、PvPが行える“比武場”という施設があります。ここでは対戦時の条件などを任意で設定できる他、観戦機能を使って他のプレイヤーの戦いを観戦することも可能です。装備品や強化アイテムの効果は均一に調整されるので、基本的にイーブンな闘いが楽しめます。今後、この機能を拡張し、プレイヤー同士の大会を開催したいとも考えています。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲比武場ではさまざまな条件を設定して、プレイヤー同士のPvP対戦が楽しめます。

 次のコーナーは、大橋さんが直々にPvP対戦を行う“大橋歩夕のぼっこぼこにしてやんよ!”。ここでは、公式サイトの告知を見て比武場にやって来たユーザーの皆さんと大橋さんが、リアルタイムでPvP対戦を繰り広げました。1人目の“ミナト”さんとの対戦では、大橋さんの操るあゆゆがミナトさんにストーカーのように付きまとわれ、まるで鬼ごっこのような光景が繰り広げられるというハプニング! また2人目のじゅえりー☆さんとの対戦では、全力でボッコボコにされるという展開に。

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』 『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』

 事前に練習を積んだ大橋さんも、歴戦の猛者であるユーザーさんが本気になった時には手も足も出ませんでした。コーナータイトルも“ぼっこぼこにされちった!”に変わるんじゃないかと思うぐらいの負けっぷりでしたが、大橋さんはPvPの楽しさを実感したようなので、今後に期待ですね!

 最後は、『VoV』特集の第5回で掲載した開発者インタビューの話題に。曲非烟(キョクヒエン)ちゃんに生存ルートがあったかもしれないという話が紹介された他、今後どのようなアップデートが予定されているかという話が紹介されました。開発チームが日本で『VoV』を提供するに当たって、“どのようなスタンスで開発を進めているのか”がよくわかる記事になっていますので、興味がある方はぜひご覧になってください!

 最後に、ニコ生放送直後の大橋さんの感想をご紹介しておきますネ。

――ユーザーの皆さんに集まってもらった時の感想を聞かせてください。

大橋:PvP対戦で集まってくださった皆さん、ありがとうございました。前回は乗り物に乗ってきた方が多かったのですが、今回は比武場だったのでそれぞれが生身の姿で来てくださって、とっても華やかなコスチュームを見せていただきました。皆が戦っている場面を見て「カッコイイな~」と思いましたし、「この世界観をもっと広めたい!」とあらためて感じました。

――ユーザーさんと実際に戦ってみていかがでしたか?

大橋:実際に戦ってみたら、すごくパニックになってしまって(笑)。いつの間にか追いかけられて、コーナーまで追い詰められてしまいました。モンスターとのバトルにはない、不思議な臨場感を味わってしまいました(笑)。

――番組全体の感想をお願いします。

大橋:前回よりも『VoV』の世界に触れたり、ユーザーさんと交流することがきたので、濃い内容の番組になったと思います。再びこういう機会があれば、ぜひやってみたいです!

『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
▲大橋さんの左隣にいるのは、番組に急きょ呼び出されたリアル舎弟2号の“みなみん”こと、声優の角掛みなみさん。

Copyright (C) 2014 C&C Media Co., Ltd. All Rights Reserved.
(C) Perfect World Co., Ltd. All Rights Reserved.

データ

▼『ヴァニティー オブ ヴァニティーズ』
■運営:シーアンドシーメディア
■開発:Perfect World Co.,Ltd.
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■サービス開始日:2014年6月26日(木)
■価格:基本プレイ無料(アイテム課金制)

関連サイト