2014年7月28日(月)
7月27日、千葉県・幕張メッセにて“ワンダーフェスティバル2014[夏]”が開催されました。
そんなわけで、電撃オンラインでは美少女系のキットを中心とした恒例の特集レポート記事を掲載しています。しかし個人的には、やっぱり美少女より“ゲーム”じゃないかと。『艦これ』もゲームではありますが……ゲームメディアならもっと“ゲーム”をピックアップしないでどうしましょうかと!?
というわけでこの記事では、RCベルグのケイブ系シリーズをカラバリ以外全種購入して未だに消化しきれていない皐月誠が、企業&一般からゲーム系の出展を取りまとめて紹介します!
単なるSF系FPSの新規タイトルというだけでなく、シングルプレイとマルチプレイの融合を目指したゲームデザインや、巨大ロボット“タイタン”の投下などで、FPSを新たな時代へ1歩進めたエレクトロニック・アーツの『タイタンフォール』。本作を代表する“タイタン”である“アトラス”が、Threezeroによって1/12スケール可動モデルとして立体化されました。日本での販売はグッドスマイルカンパニーが担当し、11月に43,000円+税で発売予定となっています。
また、エレクトロニック・アーツ『デッドスペース3』の主人公を立体化した1/6スケール可動フィギュア『DEAD SPACE 3 Isaac Clarke』も、同様にThreezero製作・グッドスマイルカンパニー販売・11月発売にてリリース予定。価格は19,000円+税。こちらの展示はスチールのみでした。
ボークスはセガ『戦場のヴァルキュリア』から数種類の立体商品を発売していますが、新たに1/35『シャムロック号』を年内、1/8『イサラ・ギュンター』を今秋に発売する予定です。『シャムロック号』は彩色済みの状態で展示されていました。
▲『エーデルワイス号』を持っているなら、是非とも並べて飾りたい『シャムロック号』。幾何学模様的な“ガリア迷彩”を塗装で再現しようとするのは大変そうですが、予約特典には手軽な“迷彩デカールセット”、さらに同スケールのロージーフィギュア購入券が用意されています。 |
▲純正アフターパーツが豊富に用意された『エーデルワイス号』は、戦車キットに不慣れな人でも比較的手軽にディテールアップを楽しめる商品です。 |
セガ『機動戦士バーチャロン オラトリオ・タングラム』より、RNAカラー版のフェイ・イェン・ザ・ナイトが登場。“女の子らしいロボット”という硬軟入り混じったデザインが、見事に立体化されています。
▲割座姿勢も可能らしく、可動範囲の広さが伺えます。 |
バンダイナムコゲームス『スーパーロボット大戦OG』から多数のロボットを立体化しているコトブキヤですが、その最新作が『ガリルナガン』。本商品は今冬発売と予定されています。
同じく『スーパーロボット大戦OG』より、エグゼクスバインが10月に発売されます。特徴的な大型武器“ブラックホール・バスターキャノン”を構えたポーズもキマる、見事な造形です。
さらに『スーパーロボット大戦OG』から、『アルトアイゼン・リーゼ』がディフォルメスタイルのキットになって登場。展示サンプルには含まれていませんでしたが、“初回限定仕様”版にはエフェクトパーツが用意されているとのことです。
セガ『PSO2』がコトブキヤとコラボレーション。詳細は不明ですが、浅井真紀さんオリジナルデザインのキャストが、キットとゲーム内モデルとで登場するようです。モデラーだけでなく、『PSO2』プレイヤーも今後の展開に要注目!
フロム・ソフトウェア『アーマードコアV』の機体を立体化する、コトブキヤの『アーマード・コアV ヴァリアブル・インフィニティ』シリーズ。それに対応した新規造形の“ヒュージキャノン”と保持フレーム追加版“グラインドブレード”がセットで登場! 初回限定版には、『ヴァリアブル・インフィニティ』シリーズ以外の機体へ本品を装着できるアタッチメントパーツが同梱されます。
▲とってもいかつい主任砲。 |
可動と造形美を両立させたハイクオリティキット『ヴァリアブルアクション』シリーズの新たなラインとして展開される、ディフォルメブランド『D-SPEC』シリーズ。ゲーム関係としては、『エクスバイン』、『グルンガスト零式』、『テムジン747J』の3体が展示されていました。なお、『グルンガスト零式』はメーカー監修中のサンプル展示のため掲載できないので、正式な発表に期待しましょう。
▲上腕部や腿部が細く、ディフォルメながらスリムな印象。 |
“逆襲のムーンクレスタ”こと日本物産『テラクレスタ』から、自機“ウイングギャリバー”が『シューティングゲームヒストリカEX』シリーズの新アイテムとして発売されます。キットは、ゲーム内と同じくさまざまなフォーメーションへ合体が可能です。
PS2~4の歴代バリエーションが1/6サイズでラインナップ。本体だけでなく、コントローラや周辺機器などもセットとなっています。発売はタカラトミーアーツの“NEXTA”ブランドから。
プレイステーションからオプティマスに変形! 先日発表されたばかりの本品ですが、早速未彩色モデルが展示されていました。『トランスフォーマー』シリーズは玩具オリジナル展開でも何らかのストーリーを用意されることが常ですが、本品にもまた何かしらのストーリーが添えられるのでしょうか?
▲『トランスフォーマー』40周年ということで、エヴァ初号機をスキャンしたり美少女化されてみたりと忙しいオプティマス。プレイステーションになった理由とは……? |
そして、それより以前に発表されていたもう1つの“ゲーム機から変形するトランスフォーマー”、『MEGA DRIVE MEGATRON』は彩色済みモデルとなって出展。
▲メガつながりなメガドラメガトロン。スーパー32XやメガCDを装着してパワーアップしそう。 |
こうなってくると、個人的には実写映画『トランスフォーマー』の終盤、キューブの影響で変形した“アレ”も欲しくなってきますね。箱から腕だけを突き出した“アレ”。
データイースト『ウルフファング 空牙2001』における自機のカスタマイズを存分に楽しめるキット。サイズは小さめながら、ディテールの詰まっている様子が確認できます。
タカラトミーアーツからは、SCE『フリーダムウォーズ』の関連商品が複数発売されます。中でも注目したいのが、プロパくんのソフビフィギュア。ゆるキャラ然とした見た目と、その立体としての再現度、そしてソフビの質感がマッチして雰囲気抜群!!
先日発売されたばかりのソリッド・スネーク可動フィギュア。展示コーナーでは、隠れたスネークを探すミニ企画も行われていました。
スネークに続き、サイボーグ忍者が10月25日に発売される。造形のよさはもちろんですが、衣服を着ているキャラクターではないので、アクションフィギュアとしての純粋な可動範囲にも期待が持てますね。
KONAMI『メタルギアソリッド』シリーズ最新作、『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』からヴェノム・スネークもリボルミニとなって発売されます。本品は今回の展示が初公開!
カプコン『戦国BASARA』のキャラクターも『リボルミニ』にて展開されます。その先陣を切るのは、9月25日発売の伊達政宗です。
伊達政宗に続いて登場するのは石田三成。石田三成も今回の展示が初公開とのこと。展示されていた未彩色モデルからは、特徴的な頭髪や衣装などの繊細な作り込みが見て取れます。
今春に発売された『“プレイステーション”コントローラー型 イヤホンジャックマスコット』が、大好評を受けてスケルトンver.として10月にカムバック。スケルトンver.は全6色にて展開されます。
『デフォルマシオンズ』シリーズからは発売中のジェフティに続き、アヌビスも今冬に発売。本シリーズのディフォルメデザインは新川洋司氏が監修したもので、必要なデザインラインを残しつつ頭身を縮めた、ディープなファンでも納得のスタイルとなっています。
ユニオンクリエイティブの千値練ブランドからは、劇中頭身での『Z.O.E』機が展開中です。こちらでも、ジェフティに続いてアヌビスが発売。劇中頭身モデルはコトブキヤからもプラキットがリリースされていますが、『RIOBOT』のものは腰や首などが詰まった造形となっていて、また違った魅力が引き出されていますね。
さらにMENS Hdgeブランドからは、『メタルギア ソリッド V ファントムペイン』からヴェノム・スネークが発売されます。展示は未彩色原型でしたが、それでも衣服の質感や顔立ちの精悍さを強く感じられました。また、『メタルギア ライジング リベンジェンス』より雷電の立体化も告知されています。
これ以降は、一般ブースの出展物を紹介していきます。ディーラーについての紹介は恐縮ながら省かせて頂きますが、興味を持たれた方はWebや次回の会場で探していただけると幸いです。次回“ワンダーフェスティバル2014[冬]”は2月8日に同会場(幕張メッセ)にて開催予定となっています。
※画像の配置は同一ディーラーによる出展物でも離れている場合があります。
▲本当は1つ1つにキャプションを付けて紹介したいくらいなのですが、量が多いのでご勘弁を……。 |
ロボットも美少女もメカもクリーチャーも、大きなワンフェスからすればほんの一端。本当にいろいろな物がありますので、あまり立体物に興味がないという人も一度は来場してみてはいかがでしょうか?