2014年7月30日(水)
PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。
本日紹介するのは、アークシステムワークスより7月24日に発売された、伝奇ライトノベル風な世界を舞台とした対戦格闘ゲーム『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late』。
現在の2D格闘ゲームに大きな影響を与えた『MELTY BLOOD(メルティブラッド)』シリーズを作った“フランスパン”による、新作2D格闘ゲーム『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late(アンダーナイト インヴァース』シリーズ。アーケードでは、すでにシリーズが2作稼働中で、本タイトルはその新バージョンである『エクセレイト』からのPS3移植版になります。
操作系統は“1レバー+4ボタン”。通常攻撃は“弱・中・強攻撃”の3種類に、強から弱方向へのチェーンコンボも可能(1コンボ中に同じ技は基本1回)、2段ジャンプあり、さまざまな特殊行動“EXSアクション”が出せる4ボタン目で敵の攻撃を受け止める“シールド”が行えるなど、基本部分は『メルブラ』を引き継いでいます。
ただし、ゲーム性はかなり変わっていて、コンボ主体の押し付けが強かった『メルブラ』と違い、地上戦での押し引きや差し合いなどを重視。なかでも、積極的に攻めているか、消極的にガードしているかといった、戦況で変動する画面下部の“GRDゲージ”によって使えるシステムが変わる点などは、本作の駆け引きにおいて最大の特徴になると思います。もちろん、立ち回りだけではなく、フランスパン製の格闘ゲームならではの“難易度の高い、相手の拘束時間長めのコンボ”などもありますので、コンボマニアも十分楽しめるハズです。
また、本作のもう1つの魅力は、その世界観。日常の中の非日常、異能力バトル……いい意味で“王道のラノベ”や“和製ジュブナイル”みたいなノリが展開するストーリーと、それを彩るキャラクターたちが、とにかくカッコイイ&カワイイ!! バックストーリーやセリフの1つ1つが“中二病”を刺激するどころか、全身くすぐられまくりな状態です。PS3版では、アーケードにはいなかった“ナナセ”と“ビャクヤ”の新キャラ2人も追加されているので、それを楽しみしていたシリーズファンの方も多いのではないでしょうか。
家庭用ならではの“トレーニングモード”や“ネットワーク対戦”なども完備されてますので、「気にはなっていたけどゲームセンターだとちょっと……」としり込みしていたアナタも、この夏が《偽誕者(インヴァース)》としてデビューのチャンスですよ!(ライター:袋こ~じ)
(C) FRENCH-BREAD / ARC SYSTEM WORKS
データ