2014年8月5日(火)
セガは、12月11日に発売するPS3用ソフト『シャイニング・レゾナンス』から、楽曲の情報やさらなる主要キャラクター、“聖印歌(ルーンソング)”のシステムなどを公開した。
本作は、これまでの『シャイニング』シリーズに携わってきたスタッフが総力を結集して制作するファンタジーRPG。人と竜の2つの姿を持つユーマ・イルバーンを主人公に、失われた竜の力を巡る戦いが繰り広げられる。歌と音楽を活用した新システムによる、バンド演奏のような感覚のバトルシステムが特徴的だ。
キャラクターが唄う楽曲やBGMなど、本作に使用される音楽はElements Gardenが担当。藤田淳平さんを中心としてメンバーが総力をあげて挑み、壮大なサウンドでさまざまなシーンを彩る。“楽器で戦う”という本作のテーマにあわせて曲ごとにメイン楽器を変えたり、民族楽器を取り入れたりと、本作ならではのアプローチで製作が進められている。
【クラス】騎士【武器】龍牙槍 フェングルート【主要魔法】氷雪系魔法
「お前が竜の力を制御できずに暴走したなら、この私が殺す。
それが我が使命なのだから」
古の力を守護するエルフの国・ウェルラント王国の騎士団長。キリカの実の兄で、エルフ族の軍を率いて前線で戦う、歴戦の“竜奏騎士(ドラグナー)”。氷の精霊魔法を駆使した闘技を使い、一族の巫女であるキリカを常に見守る。
ユーマという存在が妹と世界にとって危険かどうかを見極めようとし、場合によってはユーマの命を断つことも厭わない様子をみせる。アグナムとは旧知の仲であり悪友。クールな知性派で、常に沈着冷静な判断ができる参謀役として頼りになるが、キリカを大事にしすぎるあまり兄バカとなる一面もある。
キリカは魔法の歌“聖印歌(ルーンソング)”を唄うことで竜の魂に眠る大自然の力を呼び覚まし、大きな力を発揮する。その際、衣装が歌に合わせたものへと変化する。
●聖印歌の種類
春詠歌“初音うららかに”
夏詠歌“日輪の煌き”
秋詠歌“微笑みのなる樹”
冬詠歌“雪華の雫”
etc...
▲普段は青と白を基調とした衣装をまとうキリカだが、秋の聖印歌である“微笑みのなる樹”を唄うと赤い“紅葉の羽衣”へと衣装が代わる。この衣装では、移動速度などが上昇する。 |
▲竜奏騎士たちの演奏に乗せて、キリカが聖印歌を唄う。戦闘中に聖印歌を唄うと、その戦闘の間は変化した衣装のままとなる。 |
主人公・ユーマのもう1つの姿である“煌竜 プログレス体”。この姿になると絶大な力を行使できるが、制御の限界を超えると暴走状態に陥ってしまう。暴走したプログレス体は敵味方の区別なく襲い掛かるので、パーティが全滅してしまう危険性もある。
しかし、“聖印の歌巫女(ディーヴァ・マギカ)”であるキリカが竜奏騎士の奏でる音色とともに唄う聖印歌には、荒れ狂うドラゴンの心を鎮めてユーマの心を取り戻す効果がある。
本作には“天象”という天候変化の要素が存在する。天候に応じてモンスターの生態系や採取可能なアイテムが変化するので、目的を達するには天候に気を使う必要があるだろう。
▲晴れた日の草原にはカラフルな鳥のモンスターが出現するが、雨の日はリザードマンが徘徊している。 |
▲街で天象について研究しているステラに話しかければ、現在の天気について教えてもらえる。 |
フィールドの各所には存在する“探索ポイント”は、調べると植物や鉱物、生物のおとしものなどさまざまなアイテムを入手できる。探索を済ませても、時間が経過すると再度探索できるようになる。
▲草原で光っている探索ポイント。街の人々には、ここでしか入手できないアイテムを欲している人もいるようだ。 |
▲フィールド上では、宝箱を見つけることもある。こちらは天象に関係なく、1度だけアイテムを入手できる。 |
(C)SEGA
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