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2014年8月31日(日)

【速報】『戦国大戦』が“関ヶ原の戦い”に突入! 「首置いてけ」の島津豊久や「倍プッシュだ」な真田幸村も参戦する最新バージョンが発表

文:電撃オンライン

 セガは、アーケードゲーム『戦国大戦』の新バージョン“1600 関ヶ原 序の布石、葵打つ”を発表した。

『戦国大戦』

 この発表は、本日8月31日に開催された“JAPAN GAMER’S LIVE”内の“第ニ回 戦国大戦 公式全国大会 天覇への道 全国決勝大会”にて行われたもの。新バージョンでは、石田三成と徳川家康を主役として、関ヶ原の戦いをモチーフにした戦いが描かれるという。

『戦国大戦』 『戦国大戦』

■新バージョンにおける大幅な仕様変更

 前バージョンから大きく年代を変えるが、現行の武家はすべて継承。さらに、全勢力へ新カードが追加されるという。

 また、新武家として真田家が追加される。敵に発見されている味方部隊が少ないほど武力が向上する上に、乱戦中でも攻城ゲージを上昇させられる“寡烈”という特技を持った真田幸村をはじめ、真田家には今までにない個性を持った武将が多く登場する模様だ。

 大きな変更の1つが、大筒に関連するもの。新バージョンにおいて、大筒は新要素の“やぐら”などとともに“拠点”として定義されており、“普請(ふしん)”というコマンドによって任意の位置へ建設できる。また、“拠点”は解体および再建設が可能となっており、“大筒を解体して、やぐらに建て替える”といった行為もできるようだ。

 大筒が初期配置でなくなったマップは、最初の時点において更地となっている。プレイヤーは、家宝を持たせた武将の初期出撃位置として、最初の“拠点”の建設位置を指定する。また、ゲーム内のタイムカウントが50を切ると、“戦刻変化”が発生。日が暮れる演出が挿入されるとともに、もう1つの“拠点”を配置できるようになる。

 さらに、大筒は敵陣に近い位置へ置するほど威力が上昇するようになった。威力の上昇度は、大筒に付随して表示される“+”の数によって確認できる。今回のデモプレイの中では“++”までの強化を見られたが、上限は不明だ。

 なお、今回紹介したバージョンはあくまで開発中のものであり、製品版では異なる仕様になる可能性もある。

 戦闘以外の新要素として、期間限定の“勢力戦”が存在する。これは各勢力のプレイヤーたちが獲得した戦果の総量に応じて、その後に得られる報酬が変化するもの。各プレイヤーが所属する勢力はルーレットによって決定され、任意には選べない。ただし、ルーレットを目押しで止めることは可能だという。

 対人戦におけるマッチングは、ランクに応じたリーグ制となる。なお、現在のランキングは今バージョンで終了。次バージョンではコンバートされた新たなランキングでスタートすることになる。

 追加カードについて、一部キャラクターボイスの担当が五十嵐裕美さんであると発表され、あわせて弓矢を構えた女性のイラストが公開された。イラストに含まれた六文銭の旗印からは真田家の人物だと察せられるが、何者だろうか? なお弓矢の女性以外にも、少年など5体ほどのキャラクターを演じているらしい。また、石田三成のボイスは緑川光さん、徳川家康のボイスは銀河万丈さんが担当する。

 追加カードはその他、真島ヒロさんによる長宗我部元親、原哲夫さんによる黒田官兵衛、鈴木央さんによる竹林院、イラストコンテスト入賞者・末冨正直さんによる真田幸村、ゆでたまごさんによる丹羽長秀が明かされた。さらに、イベント最後のサプライズとして、歩鳥さんによるお梶の方(声:水樹奈々)、天獅子悦也さんによる黒田官兵衛(声:緑川光)、福本伸行さんによる真田幸村(声:杉田智和)、平野耕太さんによる島津豊久(声:中村悠一)も発表された。

『戦国大戦』 『戦国大戦』
『戦国大戦』 『戦国大戦』

 人気漫画家陣とのコラボレーションカードは、カード性能はもちろんながら、ゲーム中のセリフなども気になるところだ。

 この新バージョンのロケテストは、明後日9月2日から実施されるとのこと。実施店舗などは発表されなかったが、参加を希望する人は公式サイト公式Twitterをまめにチェックして、最新情報を入手してほしい。

■ドラマCD『戦国大戦 島津四兄弟 ~その熱き魂と誇り~』

 豪華声優陣出演による『戦国大戦』のドラマCDが、10月23日に3,500円(税込)にて発売される。このパッケージには、リアルカード化された宴カードが同梱されるとのこと。リアルカード化は試験的なもののようだが、プレイヤーからの要望が多ければ、今後もリアルカード化が行われる可能性はあるという。

■賞金制大会の開催他

 その他、『戦国大戦』の賞金制大会開催が発表された。これについては、別途掲載の記事を参照してほしい。また、元『大戦』シリーズ広報である西嶋さんが『大戦』シリーズ広報へ復帰することなどが語られたが、割愛する。


 次期バージョンで多くの新要素が追加され、大きな変革が予想される『戦国大戦』。現行プレイヤーへ影響が大きいのはもちろん、非プレイヤーにとっても参入のいいきっかけとなるだろう。

(C)SEGA

データ

▼『戦国大戦 1600 関ヶ原 序の布石、葵打つ』
■メーカー:セガ
■対応機種:AC
■ジャンル:SLG
■稼働開始日:未定

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