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2014年9月5日(金)

事前登録中の『ことこと』を先行レビュー! 今までありそうでなかった“ことば”を武器にして戦う新感覚パズルRPG

文:ひろっち

 フィールズが2014年秋に配信を予定していることば発見RPG『ことこと-ラセツとコトダマの国-』。和風なデザインで、日本にあるさまざまなことばを使ってバトルが展開する新感覚のパズルを、配信に先駆けてプレイさせていただけたので、そのレビューをお届けいたします!

『ことこと』

 現在、事前登録を受付中の本作。事前登録者数が5万人を突破し、うれいい追加特典が発表された。登録すると、式神“リンタ”とコンティニューやガチャに使える“勾玉”50個の他、プレイヤーキャラクターの“中華屋ミンミン”をもらえます。式神とは、バトルでプレイヤーを手助けしてくれる頼もしい存在。このリンタは事前登録でしか手に入らない限定式神なので、これから本作をプレイしたいと考えている方は、今のうちに登録してゲットしましょう! さらに、Twitterでツイートすると抽選で510名にiTunesカードやGoogle Playカードが当たるキャンペーンも実施中です。こちらも要チェック!

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■『ことこと-ラセツとコトダマの国-』3つのオススメポイント

1:語彙力を試されるパズル感覚のことばバトル!
2:ことば入力による発見。「えっ、この単語、こんな漢字なんだ!?」と知識もアップ!
3:魅力的なキャラクターによる冒険譚!

『ことこと』
▲本作の最大の特徴は文字パネルから“ことば”を見つけ、入力するバトル。特定のことばを入力することで奥義が炸裂!
『ことこと』 『ことこと』
▲文字入力による発見も醍醐味。“じんましん”と入力したら“蕁麻疹”との文字が! こんな漢字、そらでは書けないです……。▲元気で天真爛漫な主人公・ラセツが魅力的。いい意味でのおバカキャラで、彼に振り回される仲間たちの様子が楽しい!

■閃きと知識でことばを探すパズル感覚のバトル!

 日々、メールやTwitterなどで文字に接している我々にとって、ことばは身近なもの。そんなことばに対しての閃きと知識を試されるRPGが、今回紹介する『ことこと-ラセツとコトダマの国-』です。言魂師の能力を秘めた主人公・ラセツが、仲間や式神とともに、コトノハの国で冒険するというストーリー。お姫様にライバルの登場など、王道の冒険活劇は素直にワクワクさせられますが、本作のユニークな点はやっぱりコレ。ことばを使ったバトルでしょう!

 本作のバトルは、画面に表示される文字パネルからことばを見つけ出し、タップ入力することで敵を攻撃するというもの。文字を多く入力すると攻撃力が上昇するため、長いことばを見つけなくちゃ、とことば探しに躍起になってしまいます。まさに試されるは、己の閃きと語彙力! それだけに、素早く5文字のことばを見つけられた時の喜びはひとしお! もちろんその結果、敵を一気に殲滅できるのですから、これがまた爽快きわまりないのです!

『ことこと』 『ことこと』
▲色つきの文字を含めてことばを完成させると、色ごとの特殊効果が発動。緑は体力回復、紫は変化ゲージの増量と、どのタイミングで発動させるか戦略性も問われます。なかなか奥深いですね。▲召喚ゲージを満タンにするとおともの式神が変化。強力な攻撃で敵に大ダメージを与えてくれます。
『ことこと』
▲決められた時間内に連続で文字入力するとコンボが発生。ド派手な演出によるコンボ攻撃で、敵をなぎ倒すさまは痛快!

 ちなみに、ことばを書くことを稼業にしている筆者は、バトル中に5文字のことばを見つけられないと、なぜか負けた気分になりました。とりあえず3文字ぐらいの単語ですましちゃうと、「ちくしょー、次はちゃんと長いことばを見つけてやる!」と、ついつい熱くなっちゃうんですよね。う~ん、こりゃ国語に自信がある人ほどはまっちゃうかも!?

『ことこと』 『ことこと』
▲語彙力に自信がなくてもご安心。強敵が出てきても、キャラ、武器、式神といったユニットをレベルアップさせれば対処できますよ。ユニットはそれぞれにレベルが設定されているので、どう成長させるかも考えどころです。

■キャラクターたちの掛け合いも見逃せない!

 行方不明の母を探すラセツが、ヒロインのムラサキと出会い、言魂師の世界に飛び込んでいく。これが本作の大まかなストーリーですが、このラセツの性格も本作のポイント。思い立ったが吉日、後先考えずに猪突猛進。そんな彼が主人公のせいか、物語のテンポも速い速い。明朗快活、うじうじ悩まない主人公っていいですよね。かつて親しんだ少年マンガのようで、いい大人の筆者には懐かしさも感じられました。

 もちろん、進んでトラブルに飛び込んじゃうラセツだからこそ、彼に振り回されてしまうまわりのキャラクターたちも輝くというもの。特にラセツのお目付け役になるジローは、生真面目なため苦労が絶えず、ラセツのせいでいつも貧乏くじを引くことに……。そんなジローの不憫さも見どころです。

『ことこと』 『ことこと』
▲女性陣からの扱いもかなりぞんざいなジロー。方向音痴だったりと、へたれな部分が多いけど、なんだか憎めないキャラクターです。

■お気に入りのキャラクターを紹介!

 上で紹介したジローももちろん好きなのですが、筆者のお気に入りは式神のツクモ。普段の狐姿もかわいいですが、このキャラクターの説明文を読むとさらにときめいちゃいます。一人称が“わらわ”!? そうです、見た目はかわいらしいツクモが「わらわは~」なんて喋っているのです。想像してください。ギャップにグッときませんか!? しない? おかしいですね、筆者の耳にはツクモの舌足らずな声まで聞こえてきますというのに……。しかもです! ツクモは成長すると妖艶な美女になるに違いないのです(勝手な思い込み) ああ、妄想がどんどん膨らみます……。

『ことこと』 『ことこと』
▲式神効果により、文字パネルの真ん中が“つくも”だらけに……。若干、というかけっこう使いづらいけどそこは愛でカバー!

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※画面は開発中のものです。
(C)Fields/Futurescope

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