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2014年9月1日(月)

宮野真守さん・日野聡さん・福山潤さんなど『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』に出演する声優陣8名のコメントが公開!

文:喜一

 コーエーテクモゲームスは、9月25日に発売するPSP用ソフト『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』について、出演声優陣からのコメントを公開した。

 公開されたコメントは、『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』にて攻略対象キャラクターとなる、冥加玲士役の日野聡氏、天宮静役の宮野真守氏、七海宗介役の増田ゆき氏、氷渡貴史役の三浦祥朗氏、如月響也役の福山潤氏に加え、特典となる“函館天音編”に登場する、ソラ役のKENN 氏、トーノ役の前野智昭氏、ニア役の佐藤朱氏、以上の出演声優陣からインタビューを行ったもの。

 出演声優陣のコメントは、それぞれ演じているキャラクターの魅力や注目のポイントなどについてのコメントとなっている。

■出演声優陣コメント紹介

●冥加玲士役:日野聡氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

日野:今回は天音にかなでちゃんがやってくるということで、今まで描かれてこなかった天音学園の生徒たちの姿などが今回のシリーズで見えてきた部分もあり、とても楽しい収録でした。

――ご自身の演じられた“冥加玲士”の魅力を教えてください。共通点はありますか?

日野:よく噛んで味わっていくと彼の旨味が分かってくる感じですかね。すぐには彼の魅力は伝わりづらいと思うのですが、じっくり付き合っていくと、ただ不器用なだけの男だなというのがお分かりいただけると思います。(笑)なかなか自分の本心を吐露できない部分があるので、一見すごく怖いイメージが強いですが、かなでちゃんのようにグイグイ接していくと、「やかましい」などと言いつつも意外と応える人なんだなと思いました。あの威圧的なオーラをかいくぐって中に突撃していくと、彼の良さが分かるのではないかと思います。スルメのような感じですね。噛めば噛むほどみたいな。(笑) 結構可愛気があるんですよね。意外と天然な部分もあったり。かなでちゃんや天宮のようにマイペースでくるタイプなどは知らず知らずに受け入れてしまってるところがあるかもしれないですね。

 共通点はゼロだと思います。似ていると言われたことはないですね。(笑)

――『金色のコルダ3』で冥加を演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?

日野:音楽だけではなく、意外とコーヒーの好みや食など生活面でもこだわりが強いなと思いました。あと、前作以上に冥加のチョイスする言葉が武士になっていましたね。(笑)なかなか「さもしい」とか「そも」とか言わないですよね。ただ、怖い部分じゃないところが今回は見える気がします。シナリオを進めていただけると分かると思いますが、厳しいことを言っていても意外と仲間思いのところもありますね。

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もし日野様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

日野:至誠館おもしろそうです。天音はキツそうですね。(笑)部活のノリが楽しそうです。至誠館は縦よりも横で絆が強い気がするので。 僕はずっと道場で剣道をやっていたので、剣道部に入っているかもしれません。それか、火積に会いたくて吹奏楽部に入るかもしれませんね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願い致します。

日野:今回は天音学園編ということで、かなでちゃんが天音に転入してきたことにより、今まで皆さんの中でなかなか見えてこなかったであろう天音学園のメンバーの普段の私生活が垣間見えてきて、かつ冥加部長に関しては彼の可愛らしい部分もかなり見られますよ。なかなか濃いメンバーが揃っている学校ですが、ゲームをプレイしていただけると、天音の良さを深くじっくりと堪能していただけるのではないかと思います。


●天宮静役:宮野真守氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

宮野:久しぶりにコルダの世界をたっぷり演じられて嬉しかったですし、今回の天音学園編で天宮くんのことをより深く感じることができて、とても有意義でした。

――ご自身の演じられた“天宮静”の魅力を教えてください。共通点はありますか?

宮野:天宮くんはもともと育った環境のせいもあり、恋を知らないという問題を抱えていて、そのせいで自分の音楽も上手くいかない……というところからスタートします。そんな中、かなでちゃんと出会い、彼自身も驚くような感情に出会い、彼の表情がどんどん豊かになり、人間味が増していきます。そういう“心の成長”が彼の魅力だと思います。

 天宮くんは自分とは違う人生を歩んでいる人なので、共通点というよりも、演じていて彼なりの考え方や感じかたなど、たくさんの想いをもらいました。

――『金色のコルダ3』で天宮を演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?

宮野:天音学園にスポットが当たることで、より深く天宮自身の日常が描かれています。仲間に対しての姿だったり、主人公に対しての思いなど、“以外と仲間に対して穏やかな表情見せたりするんだ”とか、“意外とイジワルだったりコミカルな部分があるんだ”など、今まで見られなかった一面が見られると思うので、“変わった”というよりは、天宮くんの“新しい”面が見られると思います。

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もし宮野様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

宮野:以前仕事で訪れたのですが、沖縄のゆったりとした空気感が好きなので、沖縄に住んでみたいですね。そこで初めて飲んだコーヒー割りの泡盛がすごく飲みやすくておいしかったので、泡盛のコーヒー割りまみれになってみたいですね。(笑)

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願い致します。

宮野:このコルダ10周年に、こうして新しいストーリーでゲームを作ることができて、また、そこに僕が居られることがとても嬉しいです。たくさんの思い出や思い入れがつまっているこの作品を、こうして続けることができて嬉しく思います。

 それは、やはり10年間ずっと応援してくれたファンのみなさんがいるからこそ続けられていることだと思うので、メッセージとしてはやはり「ありがとう」の想いでいっぱいです。応援してくださっているみなさんに面白いと思っていただけるよう、ぼくたちも精一杯収録しましたので、発売を楽しみにしていてください。また、この先11年12年と、みなさんといっしょに歩んでいけたら僕らも嬉しいので、これからも応援よろしくお願いします!


●七海宗介役:増田ゆき氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

増田:“長いデートが終わったなあ”という感じです。(笑)2ヶ月くらい毎週のようにスタジオに通い、デートを重ねていたので、“わたしは何をやっているんだろう”って思ったりもしました。(笑)その状況が面白くなってしまうくらい、甘いセリフをたくさんささやかせていただきました。長かったような気もしますが、今日で終わってしまうと思うと寂しい気もしますね。“まだまだ行っていないデートの場所あるんじゃない?”という欲が出てきます。(笑)全体を通して、とても楽しい時間を過ごすことができました。

――ご自身の演じられた「七海宗介」の魅力を教えてください。ご自身との共通点はありますか?

増田:泣き顔ですかね。まず登場シーンから泣いているので、“男子が泣くってどうなの?”と女子としては思いますが、とても綺麗な泣き顔なので、みなさん許してくださるのかな、と。(笑)そこを頼りないと思う方もいらっしゃるでしょうし、“あら可愛い!守ってあげたい”と思ってくださるお姉さまもいらっしゃると思いますので、そこでコロッと騙されてくれたらいいなと思います。(笑)七海は、『コルダ3』の中では一番ピュアだと思います。

 七海との共通点としては、後ろ向きなところがとても似ていますね。小さなことでウジウジしてしまうので、「俺なんて全然ダメです」というセリフを言いながら、“本当わたしダメなんだよね……”と思いながら演じていました。(笑)『コルダ無印』のときの天羽ちゃんのときはカラッとして前向きだったのですが、わたしは七海タイプですね。小日向先輩に褒められるとテンションが上がってしまうような単純な部分も似ています。(笑)

――『金色のコルダ3』で七海を演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?

増田:『金色のコルダ3』を演じてた時は“七海は天音学園にいていいのかな”と思うくらい、割とフラットなキャラだと感じていましたが、今回の『天音学園編』を演じてみて“七海はやっぱり天音のキャラだったんだな”と思えるようなシナリオでした。

 “この子やっぱり変わってたんだな”、“七海は天音学園に入って正解だったな”と思えるシーンが結構ありました。部長をはじめ個性の強い先輩ばかりなので、深く仲間に入れたような気がして嬉しかったです。そこをみなさんに楽しんでいただけたらいいなあ。意外と男らしいシーンも増えたかな? と思います。

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もし増田様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

増田:普通の高校生がいいので星奏学院がいいかなあ。一番普通な感じがしますし、天音学園はいるだけでドキドキしてしまうので。(笑)ただ、文化祭だったら至誠館は楽しそうですね、熱そうで。(笑)文化祭は各校に遊びに行きたいですね! 各校でカラーが違うので楽しそうです。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

増田:天音学園編ということで、とにかく今回はたくさんしゃべらせていただきました。「ぜひ俺といろんなところへデートに行ってください。嫌じゃなければ・・!」やっぱ後ろ向きになっちゃった(笑)よろしくお願いします!


●氷渡貴史役:三浦祥朗氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

三浦:今回、氷渡がみなさまのお力のおかげで攻略対象キャラになり、セリフをたくさんしゃべることができて嬉しく思います。以前録ったお話とはまったく違う内容だったので、普通に楽しく演じせていただきました。

――ご自身の演じられた“氷渡貴史”の魅力を教えてください。共通点はありますか?

三浦:前回だとみなさん印象に残っているのは“人さらい”だと思います。(笑)今回は“わかりやすくツンデレ”ですので、割りと人間らしさのあるキャラクターだと思いますね。あと、実は目の下のクマってメイクなんですよ。ぼく自身、天然のクマだと思っていたのですが。なぜそのメイクをしているかというのもゲームのセリフで出てきますので、どんどん彼の人間らしさが垣間見える部分に注目していただければと思います。

 共通点は若干暗いところですかね。よく友達に「お前リアクション薄いな」と言われますし。(笑)実は似ていない部分のほうが多くて、彼は意外に練習を人一倍頑張っているんですよ。真面目に取り組む姿勢がぼくとはまったく違うので、いいなと思いますね。(笑)

――『金色のコルダ3』で氷渡を演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?

三浦:先ほど分かりやすく“ツンデレ”と言いましたが、氷渡くんは女の人への接し方が分からないせいか、デレるにしても照れすぎなので“照れデレ”なんですよ。(笑)新しく恋愛対象になったからこそ見られる姿なのかな、と思いますね。

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もし三浦様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

三浦:学校だったら、ぼくはフワフワしているので、至誠館に行って性格をビシッと鍛え直したいです。国なら、イケメンが一番少なくて美女が多い国に行きたいと思います。……いや、こういうことを言うからぼくはダメなんですね。おとなしく至誠館に転入します。(笑)至誠館に入ったら、音楽は苦手ですが吹奏楽部に入ってチェロをやってみたいですね。あれ、吹奏楽部ってチェロあるんですかね? なければチューバで。(笑)

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願い致します。

三浦:みなさんが氷渡を応援してくださったおかげで、このように恋愛できるキャラクターになりました。(笑)本当に有難うございます。今まで『コルダ』にいなかったようなキャラクターである氷渡が、どれだけ恋愛対象として変わっていくかという部分を、是非プレイして楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いします!


●如月響也役:福山潤氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

福山:とてもいいテンポで収録をさせていただきました。最初の『金色のコルダ3』が出てからかなり時間が経ったあとで本作の収録をやらせていただいたのですが、響也というキャラクターの新しい面も見えて、バラエティに富んだ面白い収録でした。

――ご自身の演じられた「如月響也」の魅力を教えてください。共通点はありますか?

福山:よくも悪くも『コルダ3』のなかで一番“普通”というところですね。まともです。(笑)本人は悪ぶったり、律や冥加、氷渡たちにもすごく反発しますが、彼らに比べたらすごくまともです。豚骨ラーメンばかり食べていると塩ラーメンが大変おいしく感じるような感じですね。(笑)

 響也との共通項としては、恋愛面で“仲良くなって友達関係を築いてしまうと、その関係が居心地よくなってしまって先に進めない。先に進んだら終わる”というところですかね。学生時代はそうでした。だからぼくは友達からの恋愛というのはあり得ないと思っています。(笑)

――『金色のコルダ3』で響也を演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?

福山:『コルダ3』だと、響也自身が星奏学院に嫌々入って、音楽や律など自分が見たくないものと向き合うというシーンが多かったのですが、今回の『天音学園』では、それよりもかなでを支える立場になっています。それと同時に自分のマイナス部分や弱い部分との向き合い方も変わってきていて、本来持っている響也の立ち位置をまた違った角度で見られたのが、今までと大きく違う部分でしたね。かなり男らしい部分や、今までの響也のなかでは一番地に足が着いているところが見られると思います。(笑)

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もし福山様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

福山:ドバイですね。いや~、ドバイいいですね。ぼくはロストジェネレーションなので、バブルを経験してみたいです。(笑)豪遊したいとかではなく、ドバイの表や裏が見てみたいんです!

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願い致します。

福山:『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』を、とうとうプレイしていただく日が近くなってまいりました! 今までの『コルダ』シリーズの中でも、かなりエンターテインメントに富んだ作品になっていると思います。“まさか彼らにこんな一面が!”とか、“神秘のベールに包まれた修羅の国がまさかこんな国だったとは!”というような天音学園の内部が見られます。(笑)あと、やっぱり冥加の味が濃くて……。それらを堪能していただきつつ、胃にもたれ始めたら響也に戻っていただければと! “やっぱりラーメンは塩だね”と実感していただけると思います。(笑)ぜひ余すところなくプレイしていただいて、『コルダ3』の世界の広がりを感じてください!


●ソラ役:KENN氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

KENN:この特別編では、ソラくんがやっと恋愛対象になりました。ソラとトーノは、今までみなさんの前に謎の人物として出てきていましたが、今回やっとその謎なあたりが明らかになります。ぼくも、今作を通じてソラというキャラクターをより深く知れました。深いお話で胸がギュッとなる部分もあり、録り終わってみて、すごく充実した気持ちです。

――ご自身の演じられた“ソラ”の魅力を教えてください。共通点はありますか?

KENN:本当はとっても素直な少年であるところですね。過去にいろいろあって今のソラがいる訳ですが、その彼が閉じこもっているカラをガンガン壊してくれるのがかなでちゃんで。はじめは、“演奏も上手で顔立ちも整っているのに、なんでこんなに冷たい人なんだろう?”というところから入ると思いますが、そのギャップや、冷たくなっていった理由を知ったときに、彼が大事な存在に変わるのかなと思います。

 ぼくとソラとの共通点はないんじゃないかな。ソラは表向きでは合理的で、効率的な子なんですよ。暑かったらどこにも行きたくない、という感じですし。似てない部分を探したほうが早い気がします。(笑)損得のみで動くところなども似ていないですね。ただ、本当のソラは、いいことも悪いことも含めて思ったことをスッと出すタイプだと思うのですが、ぼくも感情が表に出やすいので、しいて言えばその部分は似ていると思います。あと、ソラは意外と食べることが好きで、その部分も似ていますね。お話の中で出てきた食べ物でぼくが気になったのは“ピカタ”と“ヴァレーニキ”ですね!

――今回『AnotherSky』シリーズの購入特典として、ソラがいよいよ攻略対象キャラクターとして登場します。演じるに当たっての意気込みを教えてください。

KENN:いままでコンビニ店員としてだけでは分からなかったソラとのお話となりますが、今回の彼とのルートでは胸がギュッとなるシーンもあったりします。かなでちゃんとどうやって近づいていくのか、どういう風にソラの心が解けて、素直な普通の青年になっていくのかというところを大切に、表現させて頂きました。ソラは、あまり感情を出さない無気力なキャラクターなので、“あまり感情を入れないように”とディレクションを受けたりしました。ちょっとずつ近付いていく心の“距離感”を感じてもらえたら嬉しいです。

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もしKENN様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

KENN:ロシアに行ってみたいです。ピロシキ、ウォッカ、寒いなどのイメージがパッと浮かびますが。一回行って住んでみたらイメージが変わるんだろうなと思います。そこでレストランとかで働いてみたいですね。もともと接客業も食べることも好きですし、その国の食べ物に触れたいなと思ったらそれが一番手っ取り早い気がします。(笑)

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

KENN:本シリーズから『コルダ』に出させていただいて光栄です。以前、とあるイベントのコラボレーション企画で、内田夕夜さんと伊藤健太郎さんと3人で『コルダ』の朗読劇をやらせていただいたのですが、まさかこのような形で本編に出られることになるとは夢にも思っていなかったので、とても嬉しいです。『コルダ』のキャストさんたちは優しい人ばかりなので、自分もこれから先輩方と一緒に作品を盛り上げていけたらいいなと思います。ぜひぜひ発売を楽しみにしていてください!


●トーノ役:前野智昭氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

前野:これまで、トーノとして『AnotherSky』シリーズを通して出演させていただいていましたが、3本目となる本作で一番セリフをしゃべらせていただいて、これでようやくトーノというキャラクターが完成したかなと実感しています。

――ご自身の演じられた“トーノ」の魅力を教えてください。共通点はありますか?

前野:言えないことが多いので難しくはありますが、包容力があるところかな、と思います。子供っぽいところもありますが、最後には主人公を包み込める包容力があるので、魅力はそこかなと思いますね。

 共通点は、コーヒーやラテが好きなところですかね。トーノはすごくコーヒーやラテを淹れるのが上手なんですよ。ぼくは、淹れるのはそんなに得意ではないですが、毎日飲んでいるので。性格面はあまり似ていないですね。トーノは大人な感じですが、ぼくはいくつになっても大人になりきれない大人なので。(笑)

――『神南』『至誠館』でトーノを演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか? また、今作で攻略対象キャラクターになっての意気込みを教えてください。

前野:トーノは、音楽にも文学にも精通した博識なキャラクターで、それはシリーズ通して変わらないですね。文献の説明や音楽の説明をするシーンなども今後の展開があればおのずと増えていくのかなと思うので、ぼくも少しずつ音楽のジャンルなどに詳しくなっていかなくてはいけないなと思いました。あと、“トーノとラブラブしたい!”と思ってくださっている方にとっては、もしかしたら斬新な展開が待ち受けているかもしれません。 きっとみなさんの記憶に残るキャラクターだと思いますので、楽しみにしていただけたらと嬉しいです。

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もし前野様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

前野:ぼくは海外で生活したことがないので、もし引っ越しが可能ならばいろんな国で生活してみたいですね。ヨーロッパとか行ってみたいです。サッカーも好きなので、強豪国に行ってみたいですね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

前野:『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』、とても濃厚なボリュームになっております。キャラクターも、ソラやトーノなど、キャラクター同士の関係性もおもしろく、また個人個人のルートも楽しめる作品になっていると思います。従来のコルダファンの方にも、新しく『コルダ』をプレイされる方にも、楽しんでいただける作品になっていますので、ぜひ楽しみにお待ちください!


●ニア役:佐藤朱氏

『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』

――アフレコを終えてのご感想をお願いします。

佐藤:夏休みの宿題が終わったような達成感がありますね。(笑)ボリュームもすごくて、初代『コルダ』のときよりもたくさんしゃべった気がします。

――ご自身の演じられた“ニア”の魅力を教えてください。共通点はありますか?

佐藤:まず話し方に特徴があるのですが、『金色のコルダ3』が出た時から、“なぜこのような特殊な話し方になったのだろう”というところからキャラクター作りが始まりました。今回、双子の兄(支倉宇宙)がでてくることで世界が広がり、今までよりも主人公とニアの距離感が近い存在になりました。それにより、ニアの内面がもっと見えるようになったかな、と思います。

 共通点としては、ニアが主人公であるかなでちゃんを楽しみに見ているように、人が楽しそうだったり、頑張っている姿をそばから見ているような部分は似ているかもしれませんね。

――『金色のコルダ3』でニアを演じた時と、今回演じた時で、キャラクターに新たな発見などはみられましたか?

佐藤:横浜天音学園編と函館天音学園編とで、キャラクターの見え方が違っています。函館天音学園編をやることで、ニアの家族構成が判明したり、いろいろな驚きがありました。今まで見えていなかったニアの新たな一面が見えてくるので、楽しんでいただけたらと思います。

――今回の『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』では、主人公が“もし別の学校に転入していたら”というifストーリーになっていますが、もし佐藤様が引っ越せるとしたら、どこに行ってみたいですか? そして、そこで何をしていると思いますか?

佐藤:コルダの中だったら至誠館高校に入りたいと思いますね。私がまだ経験したことのない青春を謳歌できそうな気がします。私は楽器に才能がなさそうなので……応援団に入りたいです!いっしょにハチマキをしてエールを送りたいですね。

――最後に、読者・ファンの方々へ一言メッセージをお願いいたします。

佐藤:ついにニアにも攻略ルートができました。収録している途中で「ふふっ」と微笑んでしまったくらい、“攻略されてるな、デートしてるな”という感じになっています。ニアルートは『金色のコルダ3 AnotherSky』シリーズ3本と『金色のコルダ3フルボイス Special』を持っていると攻略できるようになるので、できればそこから見返していただきつつ、新しい世界を楽しんでいただければと思います。

イラスト/呉由姫
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