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2014年9月26日(金)

『FFエクスプローラーズ』はソロプレイも安心! 仲間モンスターの他、魔法少女みたいな風水士やモフモフ毛皮の魔獣使いなどの新ジョブが判明

文:えまぬえる

 スクウェア・エニックスが12月18日に発売する3DS用ソフト『FINAL FANTASY EXPLORERS(ファイナルファンタジーエクスプローラーズ)』。その最新情報とあわせて、電撃オンライン独自の分析や考察を交えた記事をお届けする。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 本作は通信機能を使った最大4人のオンラインマルチプレイも可能なアクションRPG。“ジョブシステム”や“召喚獣”といった“『FF』らしさ”と、ジョブの組み合わせや役割分担が重要となる“マルチプレイの醍醐味”を合わせた新しい試みが話題を呼んでいる。

 最新情報では、前回の記事でその存在が判明したレジェンドキャラとして、新たに3名のキャラクターが公開に。さらに、新ジョブ、新召喚獣、新システムの存在も明かされた。これらの最新情報について、『FF』シリーズが好きな記事担当による独自の考察を交えた記事をお届けしよう。


■システム:レジェンドキャラやモンスターがエクスプローラーズの冒険を手助け

 新たなレジェンドキャラの登場の他、仲間として冒険につれていけるモンスターを生成する“モンスター研究所”など、新システムを紹介していく。

●レジェンドキャラ:ティナ、スコール、ライトニングがアモステラでも大活躍

 レジェンドキャラとは、撃破した召喚獣の力を借りる“トランス”というシステムの1つで、一定時間プレイヤーが歴代『FF』シリーズのキャラクターに変身できるというもの。前回紹介したクラウドに加え、ティナ、スコール、ライトニングの登場が明らかとなった。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲『FF6』よりティナ・ブランフォード。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲生まれながらにして、魔導の力を持った悲運の少女。幼い頃より、その力を悪しき帝国に利用されてきた。仲間たちの手により救出され、洗脳から解き放たれた彼女は、迫りくる世界の終焉に立ち向かっていく……。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲『FF8』よりスコール・レオンハート。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲パラムガーデンの生徒で、特殊部隊SeeDに所属する傭兵。謎の少女リノアとの出会いをきっかけに、彼は世界を股にかけた戦いに身を投じることとなる。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲『FF13』よりライトニング。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲聖府軍の元軍人で、“光速”の異名を持つ剣士。妹を救うべく向かった先で、人類を敵に回す宿命を背負わされるが、その運命にあらがい、己の運命と葛藤しながら使命に立ち向かっていった。

◆えまぬえるの考察:3名とも剣を持ったキャラクターだが、その戦闘方法の差別化が気になるところ。以前に放送された公式生放送によると、その時に装備中の武器をそのまま使えるようで、クラウドが弓で戦う場面もあった。

 ちなみに、レジェンドキャラクターはまだまだ登場するとのこと。主人公格はもちろんのこと、『FF4』のカインや『FF13』のスノウのように、パーティキャラの登場にも期待したいところだ。


●モンスター研究所:モンスターを生成してパーティプレイ!

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 モンスター研究所は、モンスターから入手した“魂石”からモンスターを生成できる施設。生成したモンスターは、パーティに編成して一緒に冒険することが可能だ。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲モンスターを倒すと、まれに“魂石”という光球状のアイテムをドロップすることがある。入手したら、リベルタスにある“モンスター研究所”に持っていこう。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲生成したモンスターは、仲間モンスターとしてパーティに編成できる。仲間モンスターは、プレイヤーのジョブと同様に攻撃タイプや防御タイプといった性質で分かれているようだ。また、仲間モンスターに素材にした“魂石”を合成することで、そのモンスターのレベルを上げることもできる。

◆えまぬえるの考察:歴代シリーズでは獣使いや魔獣使いといったジョブでないとモンスターを仲間にすることはできなかったが、今作ではすべてのジョブで可能になっているとのこと。複数のモンスターを連れていけるので、1人で遊ぶソロプレイの時は特に重宝する存在となるだろう。

 “魂石”の入手確率がどれほどのものかは不明だが、すべてのモンスターを仲間にするといった遊び方も楽しそうだ。


●クリスタルドライブ:召喚獣の力を借りた必殺技

 前回の記事で紹介した、召喚獣の力を借りて使用する特殊技の名前が“クリスタルドライブ”であることが判明。その発動条件は明らかになっていないが、広範囲にダメージを与える攻撃であることは間違いない。今回は、ラムウとシヴァのクリスタルドライブを紹介しよう。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』 『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲ラムウのクリスタルドライブと思われる技。右手を掲げて雷の力を蓄え、前方広範囲に雷属性の攻撃を放っている。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』 『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲シヴァのクリスタルドライブだろうか。左手から強烈な凍気が放たれている。

◆えまぬえるの考察:前回の記事で紹介したイフリートのクリスタルドライブの名前が“地獄の火炎”であったことから、“裁きの雷”と“ダイアモンドダスト”ではないかと予想される。歴代シリーズではいずれも強力な技だっただけに、使用できるタイミングやコストなどが気になるところだ。


■ジョブ:アタッカーやバッファーなど新たに4つのジョブが登場

 プレイヤーの分身となるキャラクターが選べるジョブ。今回は暗黒騎士、竜騎士、魔獣使い、風水士の登場が明らかとなった。


●暗黒騎士:自らの生命力を攻撃力に変えるハイリスクハイリターンのアタッカー

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 抜群の攻撃力を誇る鎌と斧をメイン武器とする暗黒騎士。攻撃の振りが遅いというリスクがあるが、その一撃の重さは全ジョブでもトップクラスだ。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲メイン武器の1つである鎌を操る暗黒騎士。力強い一撃が敵を切り伏せる。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲こちらは斧。鎌と斧のアビリティは共通になっている模様。モーションが大きい分、ダメージ量と攻撃範囲に優れている。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲暗黒:暗黒騎士を象徴するアビリティ。体力を消費してダメージを与えるという仕組みも、従来のシリーズから踏襲されている。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲バーサーク:防御力を低下させ、捨て身状態となるかわりに、攻撃力を上昇させる。また、バーサーク中は一部のアビリティが強化されるようだ。

◆えまぬえるの考察:パラディンとは対の存在とも言える暗黒騎士。アビリティのリスクが高いだけに使いこなすには熟練を要するだろう。また、『FF11』では敵の能力を吸収して自分の能力に上乗せする“アブゾ”系の魔法が使えたが、本作では登場するのだろうか。

【ナンバリングタイトルにおける暗黒騎士】
・『FF1』:登場しない。
・『FF2』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF3』:暗黒剣を使う魔剣士が登場(水のクリスタルの入手後になれる)。
・『FF4』:主人公であるセシルの初期ジョブ。
・『FF5』:登場しない。
・『FF6』:登場しない。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しないが、ディアボロスやグラシャラボラスなどで習得できるコマンドアビリティとして“暗黒”が登場。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF10』:『FF10-2』に登場するダークナイトが“暗黒”を使える。
・『FF11』:エクストラジョブの1つとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しないが、インターナショナル版では獅子宮のゾディアックジョブであるナイトが“暗黒”を使える。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:登場しない。


●竜騎士:大空の覇者たる華麗な戦いを見せるアタッカー

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 槍による攻撃と“ジャンプ”を使用した華麗な戦いでおなじみのジョブ。本作の竜騎士は、その機動力とリーチを生かした中距離からの攻撃に優れている。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲メイン武器はもちろん槍。直線的な攻撃方法が多いので、敵をロックオンしながら戦うことがポイントになっていく。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲ジャンプ:竜騎士の代名詞とも言えるアビリティ。空高く舞い上がり、上空からターゲットに目掛けて猛スピードで落下しつつ攻撃を放つ。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲ブリューナク:光の槍を生成し、敵にめがけて投げつけるアビリティ。ターゲットをロックオンしておけば命中率がアップする。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲スプラッシュ:バックステップを踏むと同時に前方へ光弾を飛ばすという、回避と攻撃が一体化したアビリティ。

◆えまぬえるの考察:“攻撃を回避しながら戦う”という、『FF』ファンが竜騎士に持つイメージをそのまま体言したような印象を受ける本作の竜騎士。歴代シリーズでは槍以外にも突剣を装備できたが、はたして? また、ジャンプに並ぶ代表的なアビリティ“竜剣”の存在も気になるところだ。

 余談だが、『ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ -月の帰還-』では、カインが竜騎士からクラスチェンジをして聖竜騎士になる。聖騎士同様、白魔法も使えるジョブだった。

【ナンバリングタイトルにおける竜騎士】
・『FF1』:登場しない。
・『FF2』:リチャードが最後の竜騎士として登場。
・『FF3』:水のクリスタルを入手後になれるジョブ。
・『FF4』:セシルのライバルであるカインのジョブとして登場。
・『FF5』:水のクリスタルを入手後になれるジョブ。
・『FF6』:ジョブとしては登場しないが、“たたかう”を“ジャンプ”に変えるアクセサリ“竜騎士の靴”が存在する。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しないが、シドはジャンプを使用する。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しないが、フレイアはジャンプを使用する。
・『FF10』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF11』:エクストラジョブの1つとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:槍術士からジョブチェンジができる。


●魔獣使い:斧を武器に戦うパワーファイター

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 羊のようなモコモコした外見の装備が印象的なジョブ。斧をメイン武器として戦い、HPを吸収する“パワーブラッド”など変則的なアビリティを持つアタッカーだ。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲メイン武器は斧。攻撃力は高いが、モーションが遅いという特徴がある。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲トマホーク:斧の形をしたエネルギーを飛ばす遠距離攻撃アビリティ。飛行タイプのモンスターには特に有効だ。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲カラミティ:地面をこすり上げるようにして斧を振り上げ、サークル状にエネルギーの渦を発生させる技。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲パワーブラッド:モンスターに攻撃をヒットさせて、HPを吸収するアビリティ。

◆えまぬえるの考察:歴代シリーズでは、モンスターを操り、その力を借りて戦うというイメージの魔獣使い。しかし、本作ではすべてのジョブで仲間モンスターを同行できてしまう。例えば、モンスターを仲間にしやすいであるとか、仲間モンスターの性能を発揮できるといった他ジョブとの差別化があるのだろうか?

【ナンバリングタイトルにおける魔獣使い】
・『FF1』:登場しない。
・『FF2』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF3』:登場しない。
・『FF4』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF5』:火のクリスタルを入手後になれるジョブ。
・『FF6』:ジョブとしては登場しないが、リルムの“スケッチ”を“あやつる”に変える武器“団長のヒゲ”が存在する。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF10』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF11』:登場しないが、似た能力を持つ獣使いがエクストラジョブとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:登場しない。


●風水士:設置型のアビリティが多い、一風変わったバッファー

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 ベルを片手に戦うジョブ。“落とし穴”や“ファイアマイン”をはじめとした設置型のアビリティが多く、それぞれに敵の弱体や味方の強化効果が付与されている。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲落とし穴:風水士固有のアビリティ。自分の足元に設置し、それに敵が触れると発動してストップ状態となる。足止めに役立つが、一定時間で消えてしまう。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲ルーンストライク:攻撃系のアビリティで、ヒットすると自身の魔力が上昇する。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲レデュース:支援系のアビリティ。足元にサークル状の陣を展開し、その範囲内で使用した状態異常の効果をアップさせる。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲ファイアマイン:設置型のアビリティ。設置位置に敵が侵入すると爆発を起こし、ダメージとともに火傷効果を付与させる。

◆えまぬえるの考察:“ちけい”を使った『FF5』までの風水士と、スフィアによる特殊効果があるフィールドを展開する『FF11』の風水士のちょうど中間という印象。設置型のアビリティが多いだけに、敵や味方の動きを先読みすることが重要になりそうだ。

 『FF5』では落とし穴を回避したり、ダメージ床を無効にしたりと、仕掛けを回避するアビリティがあった。本作でもそういったアビリティがあると便利そうだ。

 個人的には、大きな帽子や背中のリボンがチャーミング♪ ファンタジー系というより、かわいい系の魔法少女のようなデザインとなっており、外見的にも人気が出そうなジョブとなっている。

【ナンバリングタイトルにおける風水士】
・『FF1』:登場しない。
・『FF2』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF3』:水のクリスタルを入手後になれるジョブ。
・『FF4』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF5』:火のクリスタルを入手後になれるジョブ。
・『FF6』:ジョブとしては登場しないが、モグの“おどり”は自然の力を借りた属性攻撃を繰り出せる。
・『FF7』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF8』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF9』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF10』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF11』:エクストラジョブとして登場。
・『FF12』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF13』:ジョブの概念が存在しない。
・『FF14』:登場しない。


■フィールド:アモステラの全体像と、新たに2つのフィールドの存在が判明

 エクスプローラーたちの冒険の舞台となるアモステラ。その全体像がついに明らかになった。召喚獣の支配下となっているフィールドとあわせて紹介していこう。


●アモステラ全体図

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲中央に巨大なクリスタルがそびえ立つ広大な島。これまでの情報で公開した場所も見えるが、まだまだ未開の地も多そうだ。

◆えまぬえるの考察:北には氷山、南には火山が存在。クリスタルの影響からなのか、アモステラにはさまざまな気候風土が入り混じっていて、その環境の厳しさがうかがい知れる。


●アルハ湿原:侵入する者の命を削る危険な毒沼湿地帯

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 入ると毒状態となる毒沼が多いフィールド。安全な場所より毒沼の割合が多い一方で、モンスターは毒の影響を受けずに徘徊している。エクスプローラーたちはつねに不利な状態を強いられるだろう。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』 『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲人がやっと通れるほどの細い道。その両脇には危険な毒沼……。この毒沼地帯で戦うためには、とある魔法が有効になるとのことだが?

◆えまぬえるの考察:状態異常と隣り合わせのフィールドということで、白魔道士は必須になるはず。また、歴代シリーズにおいては魔法の“レビテト”がダメージ床の効果を無効化できたが、本作でもそれは可能だろうか?


●ジャメニル山:竜王が住まう危険な山岳地帯

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲竜王“バハムート”の住処であるジャメニル山。このあたりは道中に現れるモンスターも、より強力なものになる。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』 『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲雪がうっすらと積もった危険な山岳地帯。通路をふさぐかのような巨大なモンスターの姿もあり、回避しながら進むことは難しそうだ。

◆えまぬえるの考察:『FF3』ではカナーンの山、『FF5』では北の山と、バハムートの住処だったフィールドのイメージを引き継いだ形か。構造的には、前回の記事で紹介したディルアント雷道と近い印象を受けるが、ジャメニル山特有の仕掛けなどがあるか気になるところだ。


■召喚獣:おなじみと初登場、2体の召喚獣が公開

 アモステラの自然を守るため、エクスプローラーたちに立ちはだかる召喚獣。今回明らかになったのはシリーズでおなじみのバハムートと、初登場となるドリュアスだ。


●バハムート:アモステラの空を統べる竜王

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 『FF』シリーズにおいて、最強クラスの召喚獣バハムートが本作にも登場。行動範囲が地上と空中にわたり、さまざまな種類の攻撃パターンを持つ強敵だ。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』 『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲雪に覆われたジャメニル山の頂がバハムートのテリトリー。その咆哮は立ち向かうものを震え上がらせる。

 上空からは滑空による突進や、各属性に対応したブレスで攻撃。地上に降りても歩行によって引き起こされる地響きによる攻撃や、尻尾での強烈な薙ぎ払いをしてくる。さらに、バハムートの代名詞ともいえる“メガフレア”も健在だ。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲氷や炎など、各種属性が付与されたブレスによって空中から攻撃してくる。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲着地の際には、周囲にダメージを与える大きな衝撃が発生。地上・空中においても死角がない最強クラスの敵となる。

◆えまぬえるの考察:両肩や翼、尻尾にクリスタル状の突起物が見られる本作のバハムート。部位破壊の概念があるので、これらの突起物はきっと破壊できるはず。ともあれ、近距離攻撃と遠距離攻撃ができるバランスのいい編成のパーティでないと攻略は難しそうだ。


●ドリュアス:さまざまな状態異常を操る猛毒の妖花

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 本作で初登場となる、花の姿をした召喚獣。その毒々しい見た目と同様に、毒・暗闇・麻痺などの状態異常を引き起こす攻撃を仕掛けてくる。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』 『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲胞子がただよう怪しい森の最奥にいるドリュアス。毒をまきちらし、地中からはい出てくる。

 ドリュアスの本体は、一定時間が経過すると地中に潜り、エリアのどこかに出現。場所を特定しづらいので、長期戦は必至だ。

 また、本体とは別に2本の触手を使って攻撃を仕掛けてくる。触手は遠隔魔法による攻撃をしてくるため、場所を特定して素早く倒さないと危険。

 さらに、毒の花を植え付ける行動を取ることもあり、これを放置し続けるとモルボルが誕生して襲い掛かってくる。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲地面に潜って逃げる際には、地震による広範囲攻撃“アースクエイク”を引き起こすことも。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲植え付けられた毒の花は、シリーズ屈指の難敵モルボルに成長。こうなる前に、早めに花を破壊しておきたい。

◆えまぬえるの考察:女性のような姿をしているものの、シヴァやガルーダとは違って醜い姿をしたドリュアス。まるでモルボルを擬人化したような、毒々しいデザインの召喚獣だ。

 本体を狙うだけでなく、触手への対処が必要なことからも、パーティでの密なコミュケーションは必要不可欠となるだろう。また、あらゆる状態異常を引き起こすことから、白魔道士の編成はもちろん、状態異常を抑止する装備も用意したいところだ。


【おまけ】キービジュアルの気になる箇所を徹底分析

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』

 限定版にも使われている、天野喜孝氏が描くキービジュアル。このイラストを見て、気になった箇所をクローズアップしていこう。

 ここでは、キービジュアルの大半を占める召喚獣に注目。すでに公開されているバハムート、イフリート、シヴァ、ラムウの他に、シリーズではおなじみの召喚獣たちがいることがわかる。

『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲バハムートの右脇には、フェニックスに似たシルエットが。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲馬にまたがった騎士。やはりオーディンなのだろうか?
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲暗黒騎士らしき人物のすぐ後ろには、リヴァイアサンにも見える巨大な竜が見受けられる。
『ファイナルファンタジーエクスプローラーズ』
▲黒魔道士の近くには、“みんなのうらみ”でおなじみのトンベリの姿も。

(C)2014 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
イラストレーション:(C)2014 天野喜孝
イメージイラスト:板鼻 利幸(TOSHIYUKI ITAHANA)
召喚獣イラスト:小林 元(GEN KOBAYASHI)

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