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2014年9月19日(金)

『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』ステージで新システム“共同推理”の実機プレイが初公開!【TGS2014】

文:千駄木和弘

 TGS2014となる9月18日、カプコンブースにて2014年発売予定の『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』スペシャルステージが開催された。

『大逆転裁判』

 本タイトルは『逆転裁判』シリーズの新プロジェクト。舞台は19世紀末のロンドン、逆転魂の祖先、成歩堂龍ノ介(なるほどう りゅうのすけ)と、元祖名探偵シャーロック・ホームズが出会うというストーリー。TGS2014では専用コーナー“『大逆転裁判』特別シアター”を設け、世界観と最新情報をムービーとして楽しめる。

 スペシャルステージでは小嶋慎太郎プロデューサーと巧舟ディレクターが登壇。はじめに登場キャラクターの紹介を行なった。

『大逆転裁判』
▲小嶋慎太郎プロデューサー(左)と巧舟ディレクター(右)がステージに登壇
『大逆転裁判』
▲成歩堂龍ノ介は「初めはまだ弁護士ではなく学生なんですよ、ある事件がキッカケで弁護士を目指します」(巧氏)
『大逆転裁判』
▲探偵助手の御琴羽寿沙都は「ミコトバ スサト、スサトって言いにくいですね(笑)」(巧氏)
『大逆転裁判』
▲登場キャラクターの1人、シャーロック・ホームズ。

 シャーロック・ホームズについて巧氏は「今回の企画を考えたキッカケがシャーロック・ホームズの作品を作りたかったことがありました」と語る。それに対して小嶋氏はゲーム中の同キャラクターについて「天才なんですが、だいぶ面白い推理をしてしまう方です(笑)」とコメントした。

『大逆転裁判』
▲シャーロック・ホームズとともにいる少女、アイリス・ワトソン。

 ワトソンについて巧氏は「実はホームズの小説は彼女が書いている設定の少女です」と説明。「ワトソンなのに女の子ということで話題になりましたね」とは小嶋氏。

 『大逆転裁判』では新システムの”共同推理”が新たに採用されている。今回、事件を推理するのは名探偵ホームズ。だが、ホームズは「真実の向こう側まで推理してしまう」(巧氏)という素晴らしい(?) 推理力を持つ。そこで龍ノ介がホームズの推理をツッコムことで、ホームズが出した推理の矛盾点を洗い出して事件解決に導いていくというシステムだ。

 実際にホームズの推理がどこまで向こう側まで行ってしまうのか、龍之介のツッコミはどうやるのかなどを、巧プロデューサーが開発中の実機を使って解説した。実機でのプレーは撮影NGだったため写真はないが、ホームズの天才すぎる推理や高笑いなど、新システムやキャラクターの特徴が大きくでたテストプレーだった。

『大逆転裁判』
▲テストプレー中の巧ディレクター。プレー中の画面は残念ながら非公開。

 最後にお二人から「逆転裁判を作ってからだいぶ経ちますが、新しものを是非見てもらいたい。チーム一同がんばっています」(巧氏)、「シリーズの新しいプロジェクトとしてキャラクターも新しくなりました。名探偵ホームズと弁護士の龍之介という2キャラが組むという“化学反応”が面白いものになっています。新しい情報も出していきますので楽しみにしてください」(小嶋氏)とメッセージを伝えてステージを締めた。

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