2014年9月20日(土)
千葉・幕張メッセにて開催されている東京ゲームショウ2014内にあるバンダイナムコブースにて、11月20日に発売されるWii U/3DS用ゲームソフト『藤子・F・不二雄キャラクターズ 大集合! SFドタバタパーティー!!』のスペシャルイベント“すこし・ふしぎな ドタバタステージ!!”が開催された。
ステージにはバンダイナムコゲームスの塚中健介プロデューサーと伊藤翔平プロデューサーが登壇。今年は藤子・F・不二雄先生の生誕80周年ということで、映画『STAND BY ME ドラえもん』の公開を始め、幅広いプロジェクトが展開されているが、本作もアニバーサリーイヤーだからこそ実現したスペシャルな企画なのだとか。
両プロデューサーはゲームの内容についても詳細に解説していく。プレイヤーは原作の世界観を踏襲したマップをサイコロで移動していく“ドタバタステージ”と、個性的な“ミニゲーム”を繰り返していく。最大4人まで遊ぶことが可能で、最終的な勝敗はゲーム内で集めた“Fポイント”や“仲間”によって総合的に判断されるという。
ミニゲームはジャイアン役のプレイヤーのシビれる歌声を、残りの三名のプレイヤーが必死にかわす“響け!ジャイアン!リサイタル!”など、原作ファンならニヤリとする個性的なものばかり。既定のターン数が経過すると、ファイナルゲーム“ミニドラえもんウォッシュ大作戦”に突入するが、こちらは一発逆転要素が狙える内容とのこと。
ゲームは、ストーリー部分にも力が入っているようで「スペシャルな掛け合いを用意しています」(伊藤プロデューサー)、「(キャラクターによって)対決するCPUキャラも変わってきます」(塚中プロデューサー)とさまざまな要素を盛り込んでいるようだ。一人でも存分に作品の世界観を堪能できるというのは原作ファンにとってうれしい要素だろう。
さらにステージでは、『超合体SFロボット 藤子・F・不二雄キャラクターズ』とのコラボレーションも発表! こちらは6名のキャラクターや作品に縁のあるグッズ(タイムマシンやカブラペンなど)をロボット化したスペシャルな超合金で、さらにこれらのロボットは合体して一つの巨大なロボットに変形が可能。こちらはバンダイコレクターズ事業部の寺野彰氏が登壇し、ステージ上で実際に合体のギミックを披露してくれた。
ちなみに、こちらのSFロボットは“とある条件”を満たせばゲーム内にも登場するとのサプライズ情報も! 詳細な条件は現時点では明かされなかったが、寺野氏によると「超合金を購入していただければうれしいですが、(購入が)条件ではありません(笑)」という。
寺野氏に代わって次にステージに登場したのは、オープニング曲『Happy Parade』を担当したピコピコ系ミュージシャンのヒゲドライバー氏。「文字の上にキャラクターが並んでいるロゴをイメージして作った」というだけあって、ポップでかわいらしいイメージが全面に出た構成に。伊藤プロデューサーも「楽しそうなイメージがここまで出ているのはないんじゃないかと!」と太鼓判を押していた。
最後に両プロデューサーからは「小さいお子さんから大人の方まで楽しめる内容になっています」(伊藤プロデューサー)、「子供のころから大好きだった作品に関われてうれしい。開発一同、その気持ちで怒涛の追い込みを掛けている最中です!」(塚中プロデューサー)とのメッセージが! 本作の発売は約2カ月後。藤子・F・不二雄先生の原作そのままに老若男女問わず楽しめる仕上がりが期待できそうだ。
(C)Fujiko-Pro
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.
データ